Andy Timmons Coming in Hot with the ATZ300 Signature Ibanez | NAMM 2025
2025/01/28にYoutubeにアップロードされたアンディのインタビューを翻訳しました。
Americanmusicalという楽器店がインタビューしています。
内容は・・・
・新しいシグネチュアーモデルATZ300の特徴について
・Ibanezとの関係性について
・今後の活動について
・ニューアルバムの詳細
について語っています。
「こんにちは、こんにちは。ギターを持ってる私は…えーと皆さん、ここアナハイム・コンベンション・センターのものすごく大きな音の中から、AMSのアンディ・ティモンズとライアン・デイ(デイシー)です。」
「“カカフォナス(騒々しい)”って感じですよね。本当にカカフォナス。なんか“カカポニス”? まるで昔のNAMMみたいじゃないですか?」
「ええ、本当に昔のNAMMっぽいですよ。人も多いしノイズもすごい。でもそれがいいんですよね。たくさんの“いいね”がある感じ。仲のいい友達もたくさんいますよね?」
「そうですね、僕たち二人ともそう思ってますよ。こういうイベントの魅力って、まさにそこにあるんですよ。」
「ここには、自分たちが知っていたり一緒に仕事をしたりしてきたプレイヤーや、メーカーの人たちがたくさん集まっていますからね。本当にみんなが一堂に会して、愛にあふれています。」
「本当に愛がたくさんありますよね。さっきジョシュと話していたんですが、アイバニーズはアーティストをすごく大切にしてくれるんですよ。それもお世辞じゃなくて、“いやそれじゃない、こうしたいんだ”と僕が言うと“いいよ、やろう”って言ってくれるような密接な関係があって、その結果がこうしたギターに反映されているわけです。」
「それは本当に素晴らしいことですよ。僕がアイバニーズと仕事を始めたのは1991年でした。ずいぶん昔ですよね。当時彼らは、“あなたにとって究極のギターは何ですか? それを作りたい”と言ってくれた。でも僕自身は何が欲しいのか全然わからなくて。文字通り“弦は6本でいい”とか、そのくらいしか言えなかったんですよ。“ブラウンが好きだし、アイバニーズが好き”みたいな(笑)。そこから3年かかって、最終的に今のAT100になったんです。その最初のプロトタイプは今も弾いていますが、もう31年モノですよ。いやあ、時が経ちましたね。」
「あのギターは本当にハードに使い込まれてきたし、何度もそうしてきましたよ。もう何十回も! 僕の人生の半分はあれを弾いているんです。61歳のうち、ですからね。そう、61…計算は得意じゃないけど(笑)、そういうわけです。」
「さて、この“新しい子”について話しましょうか。新モデルですね。美しいですよね。ちょっとAZシリーズっぽい雰囲気があるんですか?」
「AZファミリーに近い感じですが、実際にはAT300をベースにしています。あれは僕が2000年代初頭、2004年か2005年頃にアイバニーズから出していたマホガニーボディのシグネチャーモデルなんです。今はもう生産中止で希少ですけどね。で、このモデルはその時のインレイを使いながら、マホガニーのボディにしているんです。当時はピックアップをボディに直接マウントしていて、あのヘヴィなロックの“ドスッ”という感じを出していました。でも今回はピックガードにピックアップを取り付けて、AT100とAT300の中間的なキャラクターに仕上げています。強力なロックサウンドが出せる上に、とても多彩なんですよ。」
「そこがポイントですよね。アンディの演奏はすごく多彩で、音に非常に独特のアタック感やアーティキュレーションがあるんですが、それが無いと嫌でしょう? そういう意味で、このギターを手に入れてどうですか?」
「そうですね、これは少しパンチが増して中域がもう少し前に出るような感じがあって、普段のAT100とはまた違った嬉しい要素があります。メイプルネックも大好きなんですが、ローズウッドは独特の温かみを加えてくれますし、マホガニーもやっぱり特別な響きがあるんですよ。」
「“ギターは1本じゃ足りない”って言い訳にもなりますね。そうそう、“ねえ、ダーリン”って(笑)。うちのモニカにもそう言っといてください。まあ彼女はとても理解があって、我慢強い妻なので助かります。」
「まあ、あなたも成功してるわけですし、28年間“いいわよ”って言ってくれるなんて、すごくありがたいですよね。そうなんです、本当に感謝しています。どうやって許されているのか分かりませんが(笑)。アビー・ロードにも行かせてくれたし。“ありがとう、親愛なる人よ”って感じで。いやあ、本当にラッキーでした。」
「では、2025年に向けて何か面白い企みはありますか? 皆がワクワクできるようなものは? いや、特に“企み”ってわけじゃないんですが、今話した僕の共同プロデューサーのジョシュ・スミスと一緒に、2月14日に新しいアルバムを出します。昨日マスタリングが終わったばかりで…2月14日は祝日ですよね、一部の人には(笑)。とにかく発売日は2月14日で、本当に誇りに思っています。ジョシュはスタジオでもアレンジのアイデアが素晴らしくて、一緒にやっていて楽しいし、それにギターの腕は僕をいつでもボコボコにできるくらい上手い(笑)。とにかく“やばい奴”で、めちゃくちゃ大好きですね。もっといろんなことを彼とやっていけたらいいなと思ってます。あと僕のバンド“ATB”は2月にイタリアでツアーをして、その後3月に東南アジアでツアーがあります。おお、アメリカでもやれたらいいんですけどね。」
「AMSがツアーに呼んでくれればやりますよ(笑)。え? ロバート・キーリーがいないと? いやいや、彼は必要ですよ。すごくいい人なんです。ダニー・ブラックもそう。さっきウロウロしてるのを見かけましたけど、どこに行ったのかな。」
「彼、“行かない”って言ってたのに、嘘つきですね(笑)。あなたを避けてるのかも。ところで、そのアルバムにはどんな期待をすればいいですか? 前作と違う方向性なんですか、それとも多彩な感じ?」
「前にジョシュがプロデュースしたアルバムは、ファンキーなブルースやロック寄りな感じでしたが、今回はもう少しストレートにロック色が強いですね。初期のルーツに少し戻った感じかな。でも、皆さんが好んでくれるようなメロディックなバラードも何曲か入っています。“アンディがどれだけヤバい奴か忘れてる人もいる”みたいな(笑)。」
「本当ですよ。皆忘れてるのかな。あなたはすごく気さくでリリカルな演奏をするし、曲に合ったプレイをするけれど、本気を出すとものすごい速弾きをかますじゃないですか。」
「ええ、そういう激しいプレイを楽しみにしてる人たちが喜ぶような場面もいくつか用意していますよ。あれはやっぱり演奏していて楽しいですからね。ほどほどの量でちょっとしたシュレッドも盛り込んでます。とにかく、聴いた人がどう呼ぶにしても、楽しんでもらえたら嬉しいですね。」
「バレンタインデーに何を大切な人に贈ろうか悩んでいるなら、このアルバムは絶好のプレゼントですよ。ずっと楽しめるように願ってます。本当に素敵だと思うんです。」
「そして、こんなギターが気になる人は、ぜひamericanmusical.comでアンディのお気に入りギターをチェックしてみてください。僕も好きですよ。彼もそこに載ってるかもしれませんし(笑)。電話番号なんかもあるかも…“深夜でもガンガンかけてくれ”ってボブ・ユークリ風にね(笑)。では、(BGMが流れる)」
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