2025/03/08にYoutubeにアップロードされた
アンディのインタビュー動画をAIを使って翻訳しました。
Andy Timmons 2025 In-Depth Interview – New Album: Recovery (Track By Track)
ロブ・ガーランドの詳しいプロフィールは、本ページの下部に記載してあります。
イギリス出身のギタリストで、ヴァイやサトリアーニと共演したり、G.I.Tでギター講師などを務めています。
※※インタビューはここから
ロブ 00:00
これは「Real World Guitar」のロブ・ガーランドです。今日は、アンディ・ティモンズとのインタビューを共有できることを楽しみにしています。
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ご視聴ありがとうございます。
アンディ 00:16
ガーランディア、僕の相棒よ。
ロブ 00:18
僕の小さなセットアップと君の壮大な壁に囲まれて、なんだか貧弱に感じるよ。
アンディ 00:24
これはただのグリーンスクリーンだから、それだけさ。本物を見たことあるだろ?
ロブ 00:28
君がその前で演奏している動画を見たよ。本当に美しいね。ずっと眺めていられるよ。
アンディ 00:35
僕はちょっとした…まあ、今やコレクターというより、もうホーダー(物を溜め込む人)かもしれないな。この部屋の残りの部分を見たらわかるよ。
人生にはいろんなものが舞い込んでくるものでさ。ガレージセールでも開かなきゃいけないかもしれないけどね。
ロブ 00:48
アルバムを何度も聴いたよ。本当に素晴らしいね。おめでとう。
アンディ 00:52
ありがとう。
ロブ 00:54
それでね、曲ごとの感想を言っていきながら話を進めようと思うんだ。そこから何か話が広がっていけば、それはそれで楽しいしね。
アンディ 01:00
いいね、一緒に話せて嬉しいよ。会えてよかった。
ロブ 01:03
本当にありがとう。うん、君に会えて嬉しいよ。
さて、この動画を見ている皆さんのために説明すると、アンディが言ったように、僕たちは10年前くらいにTrueFireのアーティストディナーで出会ったんだ。NAMMショーの後だったね。
TrueFireのコースを作っている人たちが集まる場で、まるで学生みたいに大笑いしていたのを覚えているよ。
アンディ 01:28
今さら大人になる必要なんてないよね、そう思わない?
ロブ 01:31
それで僕たちは、深夜にデニーズにも行ったんだよね。僕がそのことをよく覚えているのは、実はそれまでデニーズに行ったことがなかったからなんだ。
アンディ 01:40
ああ、なるほどね。それなら僕が覚えていないのも納得だよ。うん、そういうことか。
ロブ 01:45
あの時、強烈に印象に残ったのは「Moons Over My Hammy(デニーズのサンドイッチ)」でね。あれは史上最高のネーミングなんじゃないかって思ったよ。どうかな?
アンディ 01:55
僕もデニーズで忘れられない朝食を食べたことがあるんだ。たぶん同じアナハイムのホテル近くのデニーズだったと思う。
そのとき一緒にいたのが、The Pedal ShowとGigRigのダニエル・スタインハート、それにデヴィン・タウンゼンドでね。あの二人と一緒にいた時ほど笑い転げたことはないよ。
もう、ただただバカみたいにふざけて、めちゃくちゃ面白くてさ。でも、それこそがミュージシャン同士でつるむことの醍醐味なんだよね。
僕たちはキャリアのことを真剣に考えながらも、どこかで子供の心を持ち続けていて、純粋にバカなことを楽しめる部分があるんだ。
それがとても大事なことなんだよ。自分と共鳴できる人たちと出会って、同じ感覚を共有できるっていうのは本当に素晴らしいことなんだ。
そういう人たちといると、ただの自分でいられるし、ちゃんとしなきゃとか、堅苦しく考えなくてもいいんだよね。
ロブ 02:44
うん、確かにミュージシャンにはそういうことがよくある気がする。
ある意味、このライフスタイルの中でいろんなことに対処するための、精神を保つ方法なんじゃないかって思うよ。
アンディ 02:53
そうそう、音楽自体がまさにそういうもので、僕たちはみんな、それを通じていろんなことに対処してきたんだよね。
それで今思い浮かんだのが、マイク・スターンなんだ。彼は僕にとっての偉大なヒーローの一人で、かなり親しくさせてもらっているんだけど、彼の性格にはすごく子供っぽい一面があるんだ。
それがまた本当に美しくてね。でも、彼ほど深い人間はいないとも思う。彼と話をすれば、そのことがよく分かるよ。
そして、その個性がそのまま音楽にも反映されているんだよね。すごく深いのに、同時にとても軽やかでもある。
彼の魂や根本的な性格が、音楽にそのまま表れているんだ。
結局のところ、全部が対処法なんだよね。これは決して”偽り”というわけじゃないんだけど、僕は人が作り上げた偽りの仮面には敏感なんだ。
ただ、時にはそういう柔らかい雰囲気を演出することで、自分自身の心を落ち着かせたり、周囲の人たちをリラックスさせたりすることができるんじゃないかって思うんだ。分かるかな?
ロブ 03:52
うん、僕もそう思うよ。それに、ミュージシャンってよく冗談を言うよね。僕たちもそうだし、君もマイクの前で冗談を飛ばすことがあるじゃないか。
でも、ひとたび最初の音を鳴らした瞬間、完全に別のモードに切り替わるんだよね。
そう、それで最後の音を弾き終えたら、また楽しい雰囲気に戻るわけさ。”Jollity”(陽気さ)っていうのかな、今はそんな言い方をするのかな?
アンディ 04:11
「ロブと一緒にJollity」か…でも、それこそ素晴らしい生き方だと思うよ。だって、笑うことって魂にとって最高のことだからね。
物事を軽やかに保つことが、どれだけ大事なことか。
でも同時に、「よし、今はやるべきことに集中しよう」っていう瞬間もあるんだよね。
だからこそ、このバランスが本当に素晴らしいんだと思う。
ロブ 04:34
前作ではブルースに挑戦していたよね。それで、今回はもう少しソウルフルなR&Bの要素が強くなっていると感じたんだ。
でも、ちょっとロック寄りでもあるよね。もちろん、いろんなカラーがあるけど、その点についてはどう思う?
アンディ 04:49
いや、それはすごく的確な分析だと思うよ。どちらも意図的にそうしたわけじゃないんだけど、その時々で「これがしっくりくるな」と思った方向に進んでいった感じなんだ。
前作もそうだったけど、今回のアルバムもジョシュ・スミスと一緒に制作したんだ。今回は共同プロデュースという形になったね。
ジョシュは僕にとってお気に入りのプレイヤーの一人なんだけど、彼のギターは「最近のモダンなプレイヤー」として本当に素晴らしい。
最初に彼を見かけたのは、例の「ベイクド・ポテト」(※有名なジャズ・クラブ)の動画だったと思う。とにかく素晴らしいプレイをするんだけど、僕は特に彼のバンドのリズムセクションが好きだったんだ。
あるとき、TrueFireの企画で、彼が「In the Jam」というシリーズをやっていてね。彼のバンドの演奏にソロを乗せられるバックトラックを作って、みんながそれに合わせてプレイできるというものだった。
それで彼がTrueFireのライブチャットをしているときに僕もログインして、バックトラックに合わせて弾きながら彼の話を聞いていたんだけど、「このバンド、めちゃくちゃ気持ちいいな」って思ったんだよね。
それで、どうやって彼の連絡先を手に入れたのか覚えてないけど、とにかく彼に連絡を取ったんだ。「君のファンなんだよ、ずっとチェックしてるよ」ってね。
そしたら彼が「ちょうどLAに新しいスタジオを作ったばかりなんだ、レコーディングに来なよ!」って言ってくれたんだ。
まぁ、よくあるじゃない?「今度一緒にやろうよ」みたいな社交辞令。でもジョシュはそういう適当なことを言うタイプじゃないって、すぐに分かったんだ。
それで僕は「これはすごいチャンスかもしれない」と思ったんだけど、今回は自分のバンドでやるんじゃなくて、ジョシュに完全にプロデュースを任せたかったんだ。
僕の普段の環境に不満があるわけじゃないけど、違う人と一緒にやることで音楽に新しい要素が生まれるのが好きなんだよね。
だから、ジョシュと話して「よし、やろう」ってなったときに、彼が「じゃあ僕のバンドを使おう」と言ったんだ。彼がプレイヤーを集めて、彼のスタジオで録音する。僕はただアーティストとして行って、演奏するだけ。それがすごく新鮮だったんだよ。
それで曲を書き始めたんだけど、ジョシュのおかげで久しぶりに古いテレキャスターを引っ張り出して、「よし、ファンキーなリフを弾こう」ってなったんだ。
そこから、アース・ウィンド&ファイアみたいなリフが自然と生まれてきたんだよね。
ロブ 06:48
ああ、そうそう、なるほどね。
アンディ 06:49
それでね、シュギー(※Shuggie Otis)風の曲のいくつかに、そういう要素を取り入れたんだ。
というのも、その世界観に少し踏み込んでみたかったし、ジョシュが選んだバンドなら完璧にハマるだろうって分かっていたからね。
だから、前作はそういう方向性で進んでいったんだけど、その後また「もう一枚アルバムを作ろう」って話になったんだ。
それがどういう経緯で決まったかはまた別の話なんだけどね。
でも今回は「ただ自分が書きたいものを書こう」って思ったんだ。
前作の延長線上にありつつ、もっと自分らしいものにしたかった。それで、同じメンバーと一緒にやるけど、より自然な形で自分の音楽を表現することにしたんだよ。
だから、新しいアルバムでは「誰かのスタイルに寄せる」ということを意識するんじゃなくて、自分の直感や本能に従うことを優先したんだ。
それでいて、あの素晴らしいメンバーの持つテイストを取り入れる形になったんだよね。
ロブ 07:39
そうだよね。それに、トラヴィス・カールトンが参加しているんだよね?
アンディ 07:41
ああ、もう最高だよ、トラヴィス。
ロブ 07:44
彼はモンスター級のプレイヤーだよね?
アンディ 07:45
そうなんだよ。トラヴィスの直感は本当に素晴らしい。
彼が「Why Must It Be So」のベースラインを弾いているのを聴いてみてよ。
もう、メロディアスで完璧なフレージングなんだ。まさに”その瞬間にぴったりの音”を奏でてるんだよね。
それにラマー・カーターのドラムも本当に素晴らしいし、ダレン・ジョンソンも絶妙なバランスでプレイしてくれている。
ロブ 08:00
彼の演奏って控えめだけど、本当に…
アンディ 08:03
そうなんだよ!実は明日ライブ配信をやる予定でね、それに向けて”自分抜き”の音源をマスタリングしているんだ。
それで、僕のパートを抜いた状態でアルバムを聴き直してみたんだけど、驚くほど素晴らしかったよ!
冗談抜きで、このメンバーの演奏がめちゃくちゃ良いんだよ。
改めて聴くと、彼らの繊細なプレイや直感的なアプローチが本当に美しい。しかも、これ全部たった2日で録ったんだよ。
ロブ 08:29
すごいよね。アルバムを聴くと、まるで長年一緒に演奏してきたバンドみたいに感じるよ。
アンディ 08:34
そうなんだよね。それもそのはずで、あのメンバーたちはこれまでに何度も一緒にレコーディングしてきたんだ。
そして、ジョシュと彼らの関係性もすごく大きいんだよ。ジョシュが僕のプロデューサーとして最高なのは、彼が彼らのことを本当によく知っていることなんだ。
彼はメンバーそれぞれと長年一緒にやってきているから、ほんの数ワードだけで伝えたいことがすぐに通じるんだよね。
彼が「こういう感じでやろう」ってちょっと言うだけで、みんな即座に彼が求めているものを理解して、それを形にしてくれるんだ。
ジョシュのアレンジのセンスや、短時間で曲を完成させる手腕は本当に素晴らしいよ。
彼自身、これまでたくさんのアルバムを作ってきた経験があるし、最近ではボナマッサと一緒に年間何枚もアルバムをプロデュースしている。
それはブルースやブルース・ロックの世界にとって、本当に貴重なことだと思うよ。
ロブ 09:20
ジョシュがプロデュースしてくれることで、ある意味、自分へのプレッシャーが少し軽くなったりはしない?
僕自身、ミュージシャンに「ここはこうして、ああして」って細かく指示を出すとき、やっぱり責任を感じるし、ある種のプレッシャーがあるんだよね。
もちろん、君たちは演奏する側として全力を尽くさなきゃいけないわけだけど、ジョシュが関わることで、そのプレッシャーが少し和らぐような感覚はある?
アンディ 09:43
うん、それはすごく的確な指摘だね。
ただ、実際にレコーディングの部屋に入る時点で、僕自身はすでにデモをかなりしっかり作り込んでいるんだ。
僕はドラムも少し叩けるし、プログラムもできるから、ある程度具体的なイメージは持って臨むんだけど、そこにメンバーが加わり、さらにジョシュがアレンジを調整してくれることで、最終的な形はもっと素晴らしいものになるんだ。
それが、今回のアルバムが完全なソロ作品じゃないことの魅力でもあるんだよね。
もちろん、僕一人で全部やることもできるけど、アンディ・ティモンズ・バンドとして作ることで、全く違う価値が生まれるんだ。
僕のベーシストであるマイク・デインとは長年一緒にやってきたけど、僕たちが最終的に「これが最高の形だ」と決めたものは、どちらか一人でやるよりも遥かに良いものになっている。
ジョシュと彼のチームと一緒に作るときも、それと同じなんだよね。
そして、もう一人重要なメンバーとして、今回のレコーディングのエンジニアを担当したアラン・ハーツがいて…
ロブ 10:36
スコット・アンダーソンのためにもドラムを叩いてたよね?
アンディ 10:39
そうなんだよね。ミュージシャンとしても素晴らしいし、それに彼は今回のレコーディングでエンジニアとミキシングも担当してくれたんだ。
だから、これまで話に出たどのメンバーと同じくらい重要な役割を果たしてくれたよ。
まぁ、プロダクションってそういうものだよね。
ロブ 10:53
今回のアルバムのサウンドは本当にクリアで鮮明だね。すごく際立ってる。
ミキシングにはどれくらい関わったの?
アンディ 11:00
「Electric Truth」を作ったときは、LAのスタジオにジョシュとアランがいて、彼らがミックスを仕上げて、それを僕に送ってくれたんだ。
僕はそこにフィードバックを出す形だったね。
でも、今回はアランがナッシュビルに引っ越してしまったから、一緒の部屋にいることはできなかった。
とはいえ、今はインターネットを使えばすぐにトラックをやり取りできるからね。
「ここをもう少しこうしてほしい」って指摘すると、それがすぐに修正される。
もしスタジオで直接やっていれば、「ここはこう? それともこう?」って、よりスピーディにできるんだけど、そういうやり方をするには予算の問題もあるしね。
でも結局のところ、僕はアランに「君の直感を信じてるから、やるべきことをやってくれ」と伝えてたんだ。
その上で僕が意見を出して、最終的により良いものに仕上げていく。
もちろん、僕自身もミキシングはできるけど、本当に素晴らしいプロフェッショナルが周りにいるなら、その人たちに任せるのが一番だと思うんだ。
全部を100%自分でコントロールしたくなる気持ちも分かるし、僕も過去にはそういう作り方をしていたこともあるよ。
でも、年齢を重ねたり、経験を積んだりするうちに、「もっと力を抜いて、流れに任せるべきだな」と思うようになったんだ。
ある程度は物事が自然に起こるのを受け入れることも大切なんだよね。
ロブ 12:14
その”悟り”が僕のところにも来るのを待ってるよ(笑)。
でも、僕の場合は、夜中の2時に目が覚めて「スネアの音量を2dB上げなきゃ!」って考えちゃうんだよね。
アンディ 12:22
それは絶対に変わらないよね(笑)。そうそう、その通りだよ。
僕なんて、一時期「Cold Subframe Timmons」って呼ばれてたくらいでね。デジタル環境だと、ほんのわずかなズレも全部聞こえちゃうから、
「これが完璧じゃないとダメだ!」みたいな感じになっちゃって。
それにチューニングもすごく気になるしね。でも、ある程度は手放すことも大事なんだよ。
ただし、クオリティを犠牲にしない範囲で、っていうのがポイントだけどね。
ロブ 12:48
そのバランスが素晴らしいよね。だからこそ、今回のアルバムのプロダクションは本当に素晴らしい仕上がりになってると思う。
アンディ 12:52
ありがとう、ありがとう!
ロブ 12:54
それに、すごく温かみのあるサウンドだよね。
アンディ 12:57
それはアランのおかげだよ。僕も自分なりにベストを尽くして、ギタートラックは自分のスタジオで録音したんだけど、
アランは本当に耳が良くて、どうやって適切に録音すればいいのかをよく知っているんだ。
それに、”やりすぎない”ことの重要性も理解している人だからね。
ロブ 13:14
アルバム全体に、音の空間的な余裕をすごく感じるよね。詰め込みすぎてないというか。
アンディ 13:18
そうなんだよ、そこが美しいんだ。じゃあ、トラックごとに見ていこうか。
ロブ 13:22
「Elegy for Jeff」についてだけど、君のYouTubeチャンネルのコメントで「ジェフって誰?」って聞いてる人がいたのが面白かったよ。
アンディ 13:29
ああ、それね(笑)。彼らは本気で聞いてたのか、それとも冗談だったのか分からないけど…いや、本気だったのかな?
ロブ 13:34
どっちなんだろうね?
アンディ 13:36
彼らはきっと気になっていたんだと思うよ(笑)。まあ、今はもう分かってくれてるといいんだけど。
ロブ 13:41
とにかく、ジェフ・ベックのカタログを全部聴いてほしいよね!
アンディ 13:45
本当にそう願うよ(笑)。まあ、こうなることは予想してたけどね。
ロブ 13:48
でも、この曲の最初の3音を聴いた時点で、もう完全に「ジェフ・ベック・インスパイア」なメロディだって分かるよね。
3つ目の音が鳴った瞬間にはもう疑いようがないっていうか。
アンディ 14:01
そう言ってもらえて嬉しいよ。それがまさに狙いだったからね。
ロブ 14:06
それに、このアルバム全体に、ジェフ・ベックっぽいエッセンスがちりばめられている気がするよ。
ワーミーバーのビブラートだったり、ちょっとしたハンマリングだったり、そういう細かい要素がね。
この曲の美しいクリーントーンのメロディについて、ちょっと聞きたいんだけど、
まず第一に、君はジェフ・ベックと実際に会ったことはある? もしくは、一緒に演奏したことは?
アンディ 14:29
一緒に演奏したことはないけど、会ったことはあるよ。僕、ストーカーみたいなものでさ(笑)。
最初に会ったのは1999年。それから4、5回は会う機会があったかな。
バンドのメンバーと知り合いだったり、何かしらの繋がりがあったおかげで会えたんだけど、
正直なところ、彼は僕のことを覚えていなかったと思うし、僕の演奏を知っていたとも思えないな。
ただ、僕がサイモン・フィリップスのバンドでプレイしていたとき、サイモンが彼に僕のことを話してくれたことは知ってるよ。
実は、その電話のやり取りを直接聞いていたんだ。
僕の最初のツアーで、シェパーズ・ブッシュ・エンパイア(※ロンドンの有名なライブハウス)で演奏する予定だったんだよね。
そのとき、サイモンがジェフに電話をかけて、「今夜のギグに来ないか?」って誘ったんだ。
僕は電話の向こうのジェフの声は聞こえなかったんだけど、サイモンが「ジェフが最初に聞いた質問は、『ギターは誰が弾くの?』だったよ」って言っててさ(笑)。
それで、サイモンが「アンディ・ティモンズっていうギタリストが弾いてるよ」って答えたんだけど、もちろん彼は来なかったよ(笑)。
でも、その「ギターは誰が弾くんだ?」っていうのが、ジェフの最初の質問だったのが面白かったな。
でもね、彼は本当に謙虚で素晴らしい紳士だったよ。いつも気さくで、僕も伝えたいことをちゃんと伝えられたしね。
「Wired」のアルバムにサインをもらったこともあるし、次に会ったときはヤードバーズのレコードにサインしてもらったんだ。
僕、大のヤードバーズファンだからね。何度か彼に会いに行ったし、ちょっと話す機会もあったけど、彼はいつも優しくて、いい時間を過ごせたよ。
ロブ 15:45
それって本当に素晴らしい話だね。
僕ね、ジェフのライブを5、6回観たことがあるんだけど、そのたびにものすごく感情が揺さぶられたんだ。
何度か、本当に涙が出るくらい感動したよ。
アンディ 16:00
分かるよ、それ。僕も全く同じ気持ちだった。
ロブ 16:05
彼の演奏って、純粋に心に響くんだよね。
それに、ジェフの演奏を見ているときって、「今どのスケールを弾いているんだろう?」とか、そんなことは一切考えないんだよ。
そんな次元を超えていて、ただただ”純粋な感情”なんだ。
アンディ 16:16
そう、それこそがジェフの演奏のすごいところなんだよ。彼の心と魂の間には一切の壁がない。
ちょっと陳腐な言い方かもしれないけど、本当にそう感じるんだ。
彼はギターを完全に操る技術を持っていて、弾きながら全てを同時にコントロールして、自分の伝えたいことをそのまま音にできるんだよね。
僕が初めて彼を見たのは1999年だったけど、そのときすでに強烈な衝撃を受けたよ。
そして、それ以降に観たライブも全部そうだった。
特に最初のライブを観たときは、「ああ、これがジェフ・ベックの凄さなんだな」って、本当に腑に落ちた瞬間だったよ。
それまでも彼のレコーディングは聴いていたけど、例えば「Where Were You」なんかは素晴らしい曲ではあるけど、
実際に生で感じるあの感情の波のようなものとは、やっぱり違うんだよね。
ロブ 17:00
彼の音楽は、後年になるにつれて、より感情的な方向に傾いていったよね?
アンディ 17:02
そうだね。「Emotion & Commotion」のアルバムは、その集大成だったように感じるよ。
それまでの僕は、彼のライブを観た後でさえ、「あの感動はレコーディングでは再現できないのかもしれない」と思っていたんだ。
あれは単に、その場にいることで感じる”エネルギー”のようなものなのかもしれないってね。
でも、「Emotion & Commotion」がリリースされたとき、「ああ、ついにこれだ!」って思ったんだ。
そして彼は、その方向性をさらに追求し続けたよね。
彼のキャリアの素晴らしいところは、一度も過去の成功に甘んじることがなかったことだと思う。
常に新しいものを求め、決して同じことを繰り返さず、常に進化し続けた。
だからこそ、僕はあまり”ベックっぽさ”を多用しすぎるのは避けたいと思ってるんだ。
もちろん、ちょっとしたジェフ・ベック風のフレーズを入れるのはいいと思うけど、やりすぎると「ああ、もう十分」ってなってしまうこともあるしね(笑)。
でも、彼の音楽への哲学や、楽器とのつながりを深め続けるその姿勢には、心から敬意を抱いているよ。
彼のギターは、まるで”神とのホットライン”みたいだった。
彼は宇宙と繋がっているかのようなプレイをしていたし、それがあの魔法のような演奏につながっていたんだと思う。
だからこそ、僕たちも刺激を受けて、努力し続けよう、練習を続けよう、進化し続けようって思えるんだよね。
ロブ 18:16
うん、それに彼の音楽的な”落ち着きのなさ”もすごく好きだったよ。
僕にとって最も過小評価されているアルバムの一つは「Jeff」なんだ。
いわゆる”テクノ3部作”の3作目にあたる作品だけど、あのアルバムにはすごくリリカルで美しいプレイが詰まってるんだよね。
それに、ちょっとしたカオスが混ざり合っている感じもたまらない。
アンディ 18:31
あのアルバムの曲にはどんなのがあったっけ?「Nadia」は入ってた?
ロブ 18:33
いや、「Nadia」はその前のアルバム「Who Else!」に入ってるよ。
「Jeff」は、その”テクノ3部作”の3作目で、「You Had It Coming」がその中間にあるんだよね。
「Jeff」の最後の曲に「My Thing」があって、それから「Porcupine」っていう、めちゃくちゃ良い曲もある。
アルバム全体にいろんなムードが詰まっていて、途中にはロカビリー調の曲も入っていたりするし、
本当にバラエティ豊かなんだよね。
アンディ 18:54
クリフ・ギャロップのファンだったよね?
ロブ
ああ、そうだね。
アンディ
じゃあ、もう一回ちゃんと聴き直してみるよ。
一応聴いたことはあると思うんだけど、他のアルバムほどじっくり時間をかけて聴いていないかもしれないからね。
まだまだ発見がありそうだな。
ロブ 19:05
彼のフレーズを譜面に起こして練習したことはある? それとも、自然に吸収していった感じ?
アンディ 19:09
ただ聴いていただけだよ。彼のリックをちゃんと学んだことはないんだ。
もちろん、いくつかの曲は演奏したことがあるよ。昔、僕のトリオで「Come Dancing」をやったことがあったけど、
正直なところ、ちゃんと学んだというよりは、自分流にアレンジした”なんちゃってバージョン”だったね(笑)。
同じように「’Cause We’ve Ended as Lovers」も、すごく美しいコード進行だから演奏するのは楽しいけど、
あえて”ジェフっぽく”しすぎることはしていないんだよね。
でも、必要なときにちゃんとリスペクトを込めるっていうのは大切にしてるよ。
ロブ 19:40
ちょっと変な話かもしれないけど、僕には昔からそういう特定のアーティストに対する感覚があってね。
ジェフ・ベックもそうだし、ジョニ・ミッチェルなんかもそうなんだけど、
彼らの演奏を「完全にコピーして学ぼう」とは思わないんだ。
それよりも、ただのファンとして純粋に楽しみたいっていう気持ちのほうが強い。
でも、ずっと聴いていると、自然とそのエッセンスが染み込んでいくよね。
アンディ 19:58
そう、それがポイントなんだよね。
ソングライターでも、即興演奏する人でも、プロデューサーでも、音楽を作る人間ってみんな、
自分が愛してきた音楽の集合体みたいなものなんだ。
それが意識的であれ無意識的であれ、自分の音楽に影響を与えている。
だから、特別に研究したわけではなくても、
何度も何度も聴いた音楽の要素が、自分のプレイに自然と現れてくるんだよね。
ロブ 20:30
本当にそう思うよ。
それに、君がさっき言ってた「ベックっぽさを取り入れすぎないようにする」っていう話もすごく大事だと思う。
僕がブルース・バンドでツアーをしていた頃、いろんなフェスに出たことがあるんだけど、
そういうフェスには必ず、4~5人くらいの”スティーヴィー・レイ・ヴォーンのクローン”みたいな人がいたんだよね。
もちろん、それ自体は悪いことじゃないし、彼らは心からそのスタイルを愛しているんだと思う。
でも、やっぱりある程度のところで、自分のヒーローから学ぶだけじゃなく、
他のジャンルや異なる音楽にも耳を傾ける必要があると思うんだよね。
そうしないと、結局”誰かのコピー”で終わってしまうからさ。
君もそう思わない?
アンディ 21:02
そうなんだよね。ジョシュ・スミスが自分のキャリアについて話してくれたことがあるんだけど、
彼も最初はスティーヴィー・レイ・ヴォーンそっくりに弾ける天才少年だったんだって。
彼が13歳か14歳くらいのとき、ブルース・フェスティバルに出演したんだけど、
自分の前に出た5組のアーティストが、まったく同じスタイルで演奏していたんだってさ。
それを見て、「これはマズい、もっと別の音楽を学ばなきゃ」って思ったらしい。
それで彼は、ダニー・ギャットンやエリック・ジョンソン、ロビン・フォードなんかを聴き始めたんだよね。
でも、スティーヴィー・レイ・ヴォーンって、まさに”完成されたスタイル”の象徴みたいな存在で、
彼のプレイにはアルバート・キングの影響がすごく強く出ているし、ジミ・ヘンドリックスの要素も濃い。
だけど、彼はそれを誰もやったことのない形で融合させたんだよ。
だからこそ、あれだけ多くの人が彼を真似したくなるんだよね。それ自体は当然のことだと思う。
でも、結局のところ、彼にはなれないんだよ。
コピーすることはできるけど、彼そのものにはなれない。
ただ、それをやることで喜びを感じるなら、それはそれでまったく問題ないし、むしろ素晴らしいことだと思うよ。
僕だってそうなりたいし、ずっと挑戦し続けてるけど、結局のところ、自分の音しか出せないんだよね(笑)。
ロブ 22:01
いや、それこそが理想の形だよ。それが大事なことなんだ。
アンディ 22:04
分かるよ。でも、やっぱり「こういうふうに弾けたらな」って思うことはあるよね(笑)。
マイク・スターンも言ってたけど、結局のところ、”自分の欠点”が自分らしさを作るんだよね。
ロブ 22:13
それ、すごく面白い考え方だよね。
僕は長年、音楽教育に関わってきたけど、君も同じようにたくさんの指導をしてきたよね。
その中で気づいたことがあるんだけど、僕たちが10代のころって、今みたいにインターネットもなかったし、
楽譜もほとんど手に入らなかったんだよね。
だから、レコードの針を何度も戻して、一生懸命耳コピするしかなかった。
当然のことながら、当時は完璧にコピーできていたわけじゃなくて、
どこか間違って覚えていた部分もあったと思うんだ。
でも、それが結果的に自分なりの解釈につながって、独自のスタイルになっていったんだよね。
だから、何年も経ってから実際にそのアーティストのプレイを見たとき、「あれ? こうやって弾いてたんだ!」って驚くこともあったよ。
アンディ 22:47
僕もまさにそれだったよ。とにかく、できる限りのことをするしかなかったんだよね。
ロブ 22:51
でも、それってすごく良いことだったとも思うんだ。
だって、そのおかげで、自分なりのやり方を見つけるしかなかったわけだからね。
もちろん、今の時代の音楽教育には素晴らしい面もたくさんあるんだけど、
その一方で、みんなが”完全なコピー”になってしまうリスクもあると思うんだ。
「こうすれば完璧に再現できる」っていう情報がすぐに手に入ることで、
“発見のプロセス”がなくなってしまうんじゃないかっていう懸念もあるよね。
アンディ 23:09
そう、それが大事なんだよね。結局のところ、”耳”こそがミュージシャンにとって最も重要なツールなんだ。
もちろん、僕たちは教育にも関わっているし、動画を作ったり、いろんなコンテンツを発信している。
それに今では、好きなプレイヤーの演奏をリアルタイムで見たり、録画された映像をチェックすることもできる。
でも、僕たちの時代は、”自分で掘り起こさなきゃいけなかった”んだよ。
つまり、それを”手に入れるまでの過程”があったんだ。
僕はね、耳で学ぶのと目で学ぶのとでは、音楽の吸収のされ方が全く違うと確信しているよ。
耳で学ぶことで、”聴いたものをすぐに演奏できる能力”が飛躍的に向上するんだ。
だから、僕も楽譜や映像を全く見ないわけじゃないけど、最初はできるだけ”耳だけで”トライするようにしてるんだよ。
結局のところ、音楽ってそういうものだからね。
“自分の内なる耳”で音を認識して、それをすぐに演奏に落とし込めるようにならなきゃいけないんだよ。
ロブ 23:59
そうだよね。それに、特にギターって、まったく同じ音程を複数の場所で弾くことができる楽器だから、
“どこで弾くか”っていう感覚に慣れることも大事だよね。
例えば、Dの音をD弦で弾くときと、他の弦で弾くときでは、フィーリングも違うし、サウンドも変わる。
その違いを理解することも、耳を鍛える一環だと思うな。
アンディ 24:14
僕が作曲するときも、フレーズを形にしていく段階でいろいろ試すんだよ。
「このフレーズはどの弦で弾くのが一番いいか?」とか、
「どうすれば最も自然にフレーズをつなげられるか?」って考えながらね。
それが必ずしも一番”弾きやすい方法”とは限らないんだけど、
そのプロセス自体がすごく重要なんだ。
例えば、B弦の3フレットで弾くDの音と、D弦の12フレットのD、
あるいはG弦の7フレットのDでは、それぞれ音色が全然違うんだよね。
だからこそ、どのポジションで弾くのがベストなのか、じっくり考える価値があるんだ。
ロブ 24:43
そのこだわりが、君の音楽にすごく表れてるよ。君のメロディセンスは本当に美しくて力強いからね。
アンディ
ありがとう。
ロブ
でも、明らかに分かるんだよ。君は”最適な音の置き方”を見つけているっていうのがね。
それに、君の演奏には”余白”があって、すごく洗練されてるんだ。
音の選び方がいつも素晴らしくて、どんなフレーズを弾いても最高に響くんだよね。
アンディ
ありがとう。本当に嬉しいよ。
アンディ 25:00
曲を作るとき、そして自分が何を弾くのか明確に分かっているときは、
すべての音に特定の意図を込めるんだ。
アーティキュレーション(音の表現)や、音の配置、トーンなど、
細かい部分をすべて調整して、最終的に”重みのある音”に仕上げようとするんだよね。
ロブ 25:16
間違いないね。それに「Recovery」なんかは、まさにそういうこだわりが感じられる曲だよね。
この曲のイントロがすごく好きなんだけど、あの最初のフレーズ、
まるで日本の琴(こと)みたいな音に聞こえるんだよね。
アンディ 25:28
ああ、あれはね、僕のJerry Jones Electric Sitarを使ってるんだよ。
これはすごく面白い楽器でね、13本の共鳴弦が付いていて、
チューニング用の小さなペグがあるから、琴みたいな響きも出せるんだ。
だから、あのメロディに合うようにチューニングして、
ちょっと東洋的な…ジョージ・ハリスンっぽいというか、インド音楽っぽいというか、
そんな”エスニックな味付け”を加えてみたんだよね。
曲の中で、何回かあのキラッとした響きを入れていて、
「ここだ!」っていう瞬間を見つけて、軽く”チーン”って鳴らしてるんだ(笑)。
ロブ 26:06
いや、それが本当に良いんだよ!ああいう小さなディテールがすごく楽しめるんだよね。
アンディ 26:11
ありがとう、嬉しいよ。
実は、この曲ってジェフ・ベックへのトリビュートなんだけど、
それがはっきり分かる「Elegy」とは別に、「Recovery」もまた、
彼にインスパイアされた曲なんだ。
「Recovery」は、ジェフの『Emotion & Commotion』に収録されている「Hammerhead」 という曲に影響を受けてるんだよね。
ロブ 26:27
それに、ソロの冒頭に入るワーミーバーのビブラートとか、
最後にスッと消えていくトレイル音とか…もう最高だよね!
アンディ 26:33
ちょっとだけ入れてるんだけど、やりすぎにならないように気をつけたよ(笑)。
ロブ
いや、全然そんなことないよ!
アンディ
ありがとう。でも、やっぱりジェフのエッセンスはそこに入ってるんだ。
だから「Elegy」と「Recovery」は、パート1とパート2みたいな感じで、
彼へのトリビュートになってるんだよね。
それが、この曲のインスピレーションになったんだ。
ロブ 26:47
僕はこの曲の、シタールのイントロから一気に広がっていく感じがすごく好きなんだよね。
そこからヴァース(Aメロ)に入って、さらにコーラスのメロディが出てくるんだけど、
君の曲にはいつも”すぐに耳に残る”コーラスメロディがあるんだ。
それがまるでアンセム(賛歌)みたいに響くんだよ。
特に、コーラスの後半部分でメロディが上がっていくところがあって、
これはちょっと突拍子もないかもしれないけど、
なんとなくレインボーやディープ・パープルを思い出したんだよね。
あのクラシカルなコード進行の上昇感があるから、そう感じたのかもしれない。
アンディ 27:20
君が「トランペットのようなラインだ」って言ったけど、なるほどね。
考えたことはなかったけど、確かにちょっと”ファンファーレ”っぽいかもしれないね。
ロブ 27:30
ディープ・パープルやレインボーには、そういう要素が結構あるよね。
だから、「おっ、これは面白いな」って思ったんだ。
アンディ 27:35
実際に影響を受けているかどうかは分からないけど、
でも、そういう無意識の影響っていうのは十分にあり得るよね。
音楽って、そんなふうに自然に形作られていくものだからさ。
ロブ 27:42
このアルバムって、どの曲もいろんなムードが混ざり合っているよね。
そして、この曲もまさにそういう曲の一つだと思うんだ。
ヴァース(Aメロ)はすごくエネルギッシュで、コード進行もメロディックで力強いし、
そこに、あの素晴らしいソロが入ってくる。
ありがとう! ぜひ、この曲がどうやって生まれたのか教えてほしいな。
アンディ 28:02
この曲はね、最初から「こういうグルーヴの曲を作ろう」って意識して作ったものなんだ。
普段の僕は、そういう作り方はあまりしないんだけど、
たぶんだけど、Logic(DAWソフト)でグルーヴを作って、そこにメロディを乗せていったんだと思う。
100%確信はないんだけどね(笑)。
でも、一つ覚えているのは、この曲をアンセミック(壮大で印象的なメロディ)にしたかったということ。
そして、”ポジティブな雰囲気”を持たせたかったんだ。
曲名が「Recovery(回復)」だから、それに合ったものにしたかったんだよね。
ただ、この曲がアルバムのタイトルになるとは思ってなかったんだ。
実は、もともとのアルバムタイトルは別のものを考えていてね。
最初のタイトル案は「Less Than, Greater Than(<, >)」だったんだよ。
数学の記号だけで表すっていうコンセプトだったんだけど、
これはジャケットデザイン的にも結構面白いものになったと思うんだよね。
ロブ
なるほど! ちなみに、次の曲は「Love Is…」だよね?
アンディ
そうそう。それで、「Love Gang」とか「ダブルV(W)」を「ダブル・ラブ」に見立てたりとか、
いろんなアイデアがあったんだけどね(笑)。
でも、最終的には「Recovery」がタイトル曲になったんだ。
結果的には、このアルバムの雰囲気をすごくよく表していると思うよ。
このアルバムには、「癒し」というテーマから生まれた曲がたくさん入っているからね。
ロブ
うん、確かに!
ロブ 29:09
じゃあ、「Recovery(回復)」という言葉は、君にとってどんな意味を持っているんだろう?
アンディ 29:13
それは、インストゥルメンタル音楽の持つ多面的な性質とすごく似ていると思うんだよね。
つまり、その言葉が何を意味するかは、聴く人それぞれに委ねられるということ。
「Recovery」と聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるのは”依存症の克服”だと思う。
そして、それは誰にとっても何らかの形で関わりのあるテーマなんじゃないかな。
僕自身も、それをさまざまな形で経験してきた。
アルコールや薬物の問題に直面したこともあるし、
広い意味では、スマートフォンやSNSの依存だって”依存症”の一種だと思う。
でも、僕にとっての「Recovery」という言葉の本質は”癒し”なんだよね。
人生って、ある意味ずっと”回復の連続”のようなものだと感じることがある。
SNSで見る”完璧そうに見える人生”の裏には、誰にでも浮き沈みがある。
僕自身、とても繊細な性格だから、いろんなことを深く感じすぎてしまうこともあるし、
人からのエネルギーをすごく強く受け取ってしまうこともある。
そうすると、心が重くなることもあるんだよね。
でも、そんなときに僕を支えてくれるのが音楽なんだ。
音楽は、僕にとって”表現する場所”であり、”感情を解放できる場所”であり、
同時に”自分を守ってくれる場所”でもあるんだよね。
僕にとって、ビートルズのカタログ全体が”安心毛布”みたいなものなんだ。
彼らの音楽と共に人生を過ごしてきたし、いつでもそこに戻ることができる。
それを聴けば、必ず喜びを感じられるし、心が安らぐんだ。
でも、音楽には”涙を誘うような体験”もあるよね。
例えば、君がジェフ・ベックの演奏を聴いたときのように。
あるいは、ブライアン・ウィルソンの最高傑作だったり、ショパンの「ノクターン」だったり…。
音楽は、僕たちに計り知れない影響を与えてくれるものなんだ。
この動画を観てくれている人も、きっと同じように感じていると思う。
ギターを愛していて、僕たちのような”オタクな音楽談義”を楽しんでくれているんだからね(笑)。
でも、それこそが僕たちの幸運なところだと思うんだ。
僕たちは音楽を愛し、ギターを愛し、それが人生にとってどれほど深い意味を持つかを知っている。
音楽はいつだって”回復の場所”であり、”癒しの手段”であり、
混乱した世界の中で”自分を取り戻す”ための手がかりになってくれる。
そして、僕たちは常に”本来の自分”に戻れる場所を探し続けているんだと思う。
だからこそ、音楽があって本当に良かったよね。
もし音楽のない人生を想像したら…そんなの考えられないよ!
ロブ 31:39
素晴らしいね。いや、ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけど、音楽って”すべて”なんだよね。
本当にそう思うよ。いつだってそこにあったし、ずっと僕たちと共にあったんだよね。
アンディ 31:50
僕たちにとってはそうだよね。
それに、人類の歴史の中でも、音楽はずっと存在し続けてきたし、
素晴らしい目的のために使われたこともあれば、そうでないこともあったと思う。
それは今の時代でも同じことだよね。
でも、本当に”芸術のために作られた音楽”には、計り知れない価値があると思うんだ。
だからこそ、僕がその一端を担えているというだけでも、すごく幸運なことだと感じるよ。
そして、自分の音楽が誰かにとって、僕が今まで聴いてきた素晴らしい音楽と同じような影響を与えられたら、
それこそが僕にとっての成功なんだ。
それに、今でもこうして音楽を続けられていること、
そして君も僕も、まだこうして活動できていて、
人々がそれを支え、フィードバックをくれること…それって本当に奇跡みたいなことだよね。
ロブ 32:40
本当にそう思うよ。
それに、君が”繊細さ”について話していたけど、
僕が共鳴してきたミュージシャンたちって、ギタリストに限らず、
やっぱりそういう感性を持った人が多いんだよね。
たまに、僕の演奏についてもそう言ってくれる人がいるよ。
(まぁ、お金を渡せば言ってくれるんだけどね(笑))
でも、本当に重要なのは、”演奏を通してその人自身が表現されている”ということなんだ。
君も以前、少し”不安”やそういったことについて話していたことがあったよね。
僕も同じような経験があるから、すごく分かるんだ。
そういうものすべてが音楽の中に溶け込んで、
プレイを通して表現されているんだと思う。
だからこそ、それが”誠実な音楽”として人々の心に響くんだよね。
そして、君の音楽が多くの人の心に響く理由のひとつは、
そこに”本当の感情”が込められているからだと思うんだ。
それを感じ取ることができるから、みんな君の演奏に惹かれるんだよ。
アンディ 33:28
うん、それはアーティストにとって究極の賛辞だと思うよ。
“自分自身が正直に反映されている”というのは、まさに理想的な形だからね。
それに、君の言う通り、僕たちは音楽を通じて本当に素晴らしいミュージシャンたちと出会うけど、
彼らのプレイには、間違いなくその人の個性が表れているよね。
それこそが、プレイヤーとしての成長の過程なんだと思う。
さっきジェフ・ベックの話をしたけど、最終的には”テクニック的な障壁”をなくして、
純粋な表現へと到達することが目標なんだ。
もちろん、ギターという楽器の特性上、テクニック的な難しさはいつまでも付きまとうけどね。
でも、それは時間とともに克服していけるものだし、最終的には”できるだけ素のまま”の自分を表現できることが理想なんだ。
僕も、できるだけ”余計な飾り”をなくして、自分の本質をそのまま音にしたいと思っているし、
それは音楽だけじゃなく、僕の生き方そのものでもあるんだ。
ロブ 34:23
その通りだね。そこには”分断”があってはいけないと思う。
「今からギタリストモードに切り替えます!」みたいなことじゃないんだよね。
(まぁ、スパンデックスの衣装を着るっていうのは…ちょっと考えものだけどね(笑))
でも、君の言う通り、日常の中でそうありたいと願うことが、
結果的にクリエイティブな活動にも自然と表れてくるんだと思う。
アンディ 34:44
僕も、音楽を教えながら、そのことをより実感するようになったんだよね。
「自分がどうやって音楽と向き合っているのか?」を伝えようとすると、
気づくんだよ。「ああ、自分は普段の生活でも、音楽の中でも、まったく同じふるまいをしているんだな」って。
僕は道を歩くときでも、どんな行動をとるかをすごく意識しているんだ。
だって、自分の行動は、必ず周囲の状況に影響を与えるからね。
でも、世の中には”自己中心的な考え方”で生きている人もいて、
そういう人たちは、他人のことなんて気にしないで行動する。
例えば、スマホを見ながら歩いていたり、ウインカーを出さずに車線変更したり…そういうの、あるよね?
(僕は、そういう人たちによく怒鳴っちゃうんだけど(笑))
そういえば、ポール・ギルバートがめちゃくちゃ面白い曲を書いててさ、
タイトルはここじゃ言えないけど、「ちゃんとウインカーを使え!」って内容の曲なんだよ(笑)。
もう、最高の曲だよ。
まぁ、そんな話はさておき、僕が言いたいのは、
音楽においても、”自分だけ”のことを考えるのは違うってことなんだ。
たとえば、僕の曲では、僕が”歌い手”みたいな役割を担っているから、
ギターもその役割に合わせて弾くことになる。
でも、もし他にボーカリストや別のプレイヤーがいる場合、
正しい選択は、ボリュームノブをゼロにすることかもしれない。
こういうことを意識できるかどうかって、意外と大事なポイントなんだよね。
でも、すべてを意識しすぎると、逆に”余計なエネルギー”を受け取ってしまうこともあるから、
そのバランスをどう取るかが難しいところではあるんだけどね。
でも結局のところ、これは僕の生き方そのものとリンクしているんだ。
どうやって世界の中で自分を機能させるか…音楽も、それと同じなんだよ。
ロブ 36:16
これはすごくいい学びのプロセスだと思うよ。
僕は長年トリオ編成で演奏してきたんだけど、その後キーボードプレイヤーと一緒に演奏するようになったときに、
「これは全く違うマインドセットが必要だな」と気づいたんだ。
アンディ
うん、間違いなくそうだよね。
ロブ
突然、”聴くこと”がものすごく大事になるんだよ。
これは音楽に限らず、人生でも同じことだけどね。
“聴く”ことって本当に大切なんだ。
アンディ 36:32
そうそう、”意識”っていうのはすごく重要だよね。
ロブ 36:38
君が言っていた「ビートルズの音楽に包まれる」という話だけど、
ちょっと心配なことがあるんだよね。
僕の娘は12歳なんだけど、僕のルールのひとつに「車の中ではディズニーの音楽は禁止」っていうのがあってさ(笑)。
だから、車では何でもかけるんだよ。フランク・ザッパでも、クラウデッド・ハウスでも、
とにかく何かしら”本物の音楽”を流して、常に耳に触れさせてきたんだ。
でも、娘や彼女の友達がSpotifyとかで聴いている音楽を見ると、ちょっと不安になるんだよね。
こう言うと”ただの年寄りの愚痴”みたいに聞こえるかもしれないけど、
彼らは僕たちとは違う方法で音楽を体験しているんだなって思うんだ。
でも、それをうまく伝えるのは本当に難しい。
「アルバムをちゃんと通して聴かなきゃダメだ!」なんて言ったって、
「じゃないと晩ごはん抜きね」なんてできるわけないしね(笑)。
でも、今の音楽の消費のされ方があまりにも違うことには、やっぱりちょっとした危機感を覚えるよ。
アンディ 37:31
分かるよ。でも、そこはもう”年寄りのコントロール外”って感じがするな(笑)。
だって、僕たちが彼らに「僕たちと同じ育ち方をしろ」なんて強制することはできないからね。
僕たちは運が良かったんだと思う。
でも、面白いなと思ったのが、以前ロサンゼルスの山火事救済のためのチャリティーイベントがあったときのことなんだ。
そこには、ものすごく素晴らしいアーティストがたくさん出演していて、
例えばNo Doubtが再結成して演奏したり、もちろんスティーヴィー・ワンダーもいたし、スティングもいたりして…。
ロブ 37:56
あのチャリティーイベントでのピンクのパフォーマンス、すごく感動したよ。
アンディ 37:59
そうなんだよね。ピンクもそうだし、レディー・ガガもそうだったし、もう一人の女性シンガーもそうだった。
彼女たちのような若い女性アーティストがパフォーマンスをして、
観客の大半が同じく若い女性たちだったんだけど、
そのアーティストと観客の繋がり方が本当に素晴らしかったんだよね。
みんなが全ての歌詞を知っていて、一緒に歌っていた。
僕たちが育ってきた環境とは違うかもしれないけど、
彼らは確実に”音楽を聴いている”んだって感じられて、すごく嬉しかったよ。
ビリー・アイリッシュもそうだし、あともう一人、
「Vampire」っていう曲を歌ってる若い女性アーティストがいたよね。
ロブ 38:35
ああ、そうそう…えっと、名前が…ああ、ど忘れしちゃった。
アンディ 38:41
ほら、こういうときに”記憶力のないおじさん”がバレるんだよな(笑)。
でも、彼女の名前はすごく有名で、すぐ思い出せるはずなんだけど…。
実際、僕は彼女の音楽が大好きなんだ。彼女は本当に素晴らしいアーティストだよ。
彼女たちは、すごく”心に響く”歌詞を書いていて、
リスナーとの強い繋がりを生み出しているんだよね。
確かに、今の時代の音楽はどんどん消費されて、
バックグラウンドミュージックみたいになりがちだけど、
でも、それでも彼らは”聴いている”んだよ。
僕たちの時代みたいに、アルバムのジャケットを眺めながらじっくり聴くことは少ないかもしれない。
でも、音楽は今でも彼らの人生を支え、意味を持っているんだ。
だから、僕たちはただ”違う形で音楽を受け取っている”ことを受け入れなきゃいけないんだよね。
ロブ 39:20
うん、それは本当に良い視点だね。
僕もこの前、娘と一緒にグラミー賞を観ていたんだけど、
彼女は流れる曲を全部知っていたんだよ。
それだけじゃなくて、ほとんどの歌詞まで覚えていて、一緒に歌っていた。
アンディ
ほら、やっぱりそうだろ?
ロブ
そうなんだよ。もちろん、歌詞の内容的に「おいおい…」って思う部分もあったけど(笑)。
でも、君の言う通り、ちゃんと”届いている”んだよね。
結局のところ、今の時代は”曲単位”で聴くスタイルになっただけなんだ。
だから、僕の考え方もアップデートしないといけないな。
彼らは”アルバム”じゃなくて”曲”を好きになるんだよね。
アンディ 39:46
そうそう、確かにそういう聴き方もあるよね。
それに、今年のグラミーでは新人賞にノミネートされたアーティスト全員がパフォーマンスしていたのも、すごく良かったなって思ったんだ。
みんなそれぞれ素晴らしい演奏をしていて、「これは新しいな!」って思ったよ。
もちろん、グラミーの全ての音楽が自分の好みに合うわけじゃないし、
好きじゃない曲もあるけど、今回に関しては「お、これはいいな!」と思えるものが多かったんだよね。
まぁ、結局のところ、音楽はアワードのためにあるわけじゃないし、
今の時代、全ジャンル、全ての分野で素晴らしい音楽がたくさん生まれている。
それが世界中のどこかに必ず存在していて、発見されるのを待っているんだ。
だから、結局は”どうやってそれを見つけるか”なんだよね。
あ、それからタイトルの話だけど、本当は「Love is Greater Than(愛はより偉大)」にしようと思ってたんだ。
まぁ、それが僕たちの願いでもあるんだけどね。
ロブ 40:26
なるほどね。
この曲、最初はすごく温かみがあって、迎え入れてくれるようなトーンで始まるよね。
それが”愛”の部分なのかなって思ったんだけど、どう?
それから、途中で入ってくるあのクールでアグレッシブなリフ、
ちょっとプログレっぽい感じのリフなんだけど、
あれが”憎しみ”の部分なのかな? どうなんだろう?
アンディ 40:43
うーん、そこまでは意識してなかったけど、確かに曲の中に”二面性”はあるね。
途中で大きな変化があるし、曲全体を通して、
両極端な感情が混ざり合っているのは確かだよ。
僕がこの曲を書いたとき、基本的には”完成形”に近い状態で仕上がっていたんだけど、
唯一、曲の中盤の長いセクションだけは、まだ自由な状態にしていたんだよね。
そこは「何が起こるか分からない、オープンなスペース」にしたかったから、
ソロのパートはその場の流れで決めるつもりだったんだ。
そしたらジョシュがすぐに僕の意図を察してくれて、
「Live and Let Die(007の主題歌)みたいなマッカートニー風のアプローチ」を取り入れてくれたんだよ。
それで、あの美しいメロトロンのストリングスが生まれたんだ。
キーボードを弾いてくれたのはダレン・ジョンソンで、
彼がメロトロン風のシンセであの部分を弾いてくれたんだよね。
ロブ 41:24
うん、確かにそうだね。
アンディ 41:26
だから、これは完全に意図的なアプローチなんだよ。
今ここで自分で白状しちゃってるけどね(笑)。
でも、ジョシュはこの曲の雰囲気をすぐに察してくれて、
彼のプロダクションのアイデアは本当に的確だったし、素晴らしかったよ。
すごく楽しい制作だったし、
あのヘヴィでダークな雰囲気をしっかり持たせることができたのが誇らしいね。
それに、最終的には曲の冒頭のメロディに戻るんだけど、
まったく違うグルーヴとハーモニーで再現されるんだよね。
その構成にはかなりこだわったから、
この曲のコンポジション(作曲・構成)には特に満足してるよ。
ロブ 41:54
そうだね。このアルバムの曲のほとんど、いや、もしかすると全部かもしれないけど、
ある種の”ポップな感覚”があるよね。
もちろん、ポップソングって意味ではないんだけど、
“テーマがあって、それを展開し、最後にまた戻ってくる”っていう構成がある。
さっき話してたこととも繋がるけど、
曲の終盤でテーマが再登場するような流れになっていて、
その計算された構成がすごくよく伝わってくるんだよね。
アンディ 42:13
うん、結局のところ、僕は”曲”が好きなんだよね。
それがすべての出発点なんだ。
ギターがどう絡むかとか、テクニカルな部分とかは二の次で、
まず”良い曲”であることが最優先なんだよ。
だって、”良い曲じゃなかったら、そもそも何のためにやってるんだ?”って話になるからね。
ギターソロは、もう世の中に十分すぎるくらいあるんだから(笑)。
ロブ 42:28
そうそう(笑)。
一時期、インストゥルメンタルのギター音楽が
メインストリームで人気になった”奇跡の瞬間”があったよね。
MTVでインストのギター曲のビデオが流れてて、
「えっ、何が起こってるんだ?!」って思ったことがあったよ。
アンディ 42:38
そうなんだよ。でも、そのとき流行っていた曲は、
ただのギターソロ曲じゃなくて、”記憶に残る曲”だったんだよね。
確かにリフ主体のヘヴィなロックもあったけど、
ジョー(サトリアーニ)の曲は、どれもメロディがしっかりしていた。
ロブ 42:45
メロディを低音で弾いて、それを繰り返して高音に持っていく…。
君の曲にも、そういう手法がよく使われてるよね。
アンディ 42:51
そうそう、まさにそれなんだよ。
ジョー(サトリアーニ)は”正しい考え方”を持っていたんだ。
つまり、「人々が求めているのは”良い曲”だ」ということ。
だから、「Surfing with the Alien」が出たときは、本当に衝撃を受けたよ。
「これだ! これが次の道だ!」ってね。
彼の影響は、僕のプレイにも、そして音楽に対する考え方にも大きく影響を与えているよ。
やっぱり”良い曲を書くこと”が何よりも大切なんだ。
ロブ 43:11
うん、間違いないね。
それと、この曲の中間部分だけど、すごくクールな”鋭角的なコードのカッティング”が入ってるよね。
その上にスライドギターを重ねていて、あのセクションがめちゃくちゃかっこいいんだよ。
それから、君のソロに入るところ。いやもう、本当にすごいよ。
めちゃくちゃ速いピッキングラインが飛び出してきて、めちゃくちゃクールなんだ。
それについてちょっと聞きたいんだけど、
これは僕自身のための質問でもあるんだけど(笑)、
例えば、ツアーに出ていないときとか、ライブ活動や配信をあまりやっていないときでも、
こういうテクニックって常にキープしてるものなの? それとも、やっぱり練習して維持する必要がある?
アンディ 43:49
いやいや、全然そんなことないよ(笑)。
僕はね、基本的に”毎日”ギターを弾くんだ。どんな状況でも、必ず練習する。
ツアーにあまり出ていない時期でも、パンデミックの間にはたくさんのライブ配信をやっていたしね。
でも、僕にとってのルーティンは、”朝起きてコーヒーを飲みながらギターを弾く”ことなんだ。
一日の最初に、必ず1時間くらいギターを弾くようにしてるよ。
ただ、実は朝の練習では、あのソロみたいな速弾きはほとんどやらないんだよね。
アルペジオ的なフレーズはたまにやるけど、あのフレーズは「ここではこれが必要だ」と思って入れたものなんだ。
それに、”テクニック的な面”で言えば、やっぱりある程度は練習しないと維持できない部分もあるね。
僕の朝の練習は、基本的にソングライティングが中心なんだ。
よくやるのは、ジャズのスタンダードを弾くこと。
リアルブック(ジャズの曲集)を開いて、クリーントーンで弾きながら、
メロディの耳を鍛えたり、ハーモニーをどう処理するかを考えたりしてるんだよね。
でも、実際には時間との兼ね合いもあるし、
「毎日30分は速弾きの練習をする」みたいなシステマティックなルーチンは、なかなか作れないんだよね。
もしそういう時間があれば、もっと速弾きのスキルを常にキープできるかもしれないけど、
現実的には、やりたいときにやる、って感じかな(笑)。
それでも、いざとなれば”あのギア(速弾きモード)”に入ることはできると思う。
…まぁ、たぶんね(笑)。
それに、あの曲の最後のフレーズだけど、
あのクロマチックな速いフレーズが入ってる部分、分かる?
あそこは、とにかく”攻めた感じで終わらせたかった”んだよね。
あのフレーズ自体は、僕にとっては弾きやすいんだけど、
その後に来る、イングヴェイっぽい高速のリック…あれが問題なんだ(笑)。
あれは、音の並び自体があまり”指の自然な動き”に沿ってないんだよね。
完全に”3ノート・パー・ストリング”(1弦あたり3音ずつ弾くテクニック)のフレーズなんだけど、
僕はそこまで得意なわけじゃない。
レコーディングのときはちゃんと弾けたけど、ライブでは…
まぁ、うまくいく日もあれば、ちょっと”微妙な感じ”になる日もある(笑)。
でも、あとの2つのフレーズはしっかり弾けるから、それでOKってことにしてるよ。
まぁ、自分の曲にちょっとした”挑戦要素”があるのは悪いことじゃないよね。
ロブ 45:45
でも、右手のピッキングに関しては、「必要なときには使える」って感覚なんだよね?
アンディ 45:50
まあ、ある程度はそうなんだけどね。
でも正直なところ、もしもっと定期的にちゃんと維持していたら、
今よりもっといい状態を保てるんだろうなとは思うよ。
それでも、まぁ、なんとかやれてるかな(笑)。
ただね、もう61歳だからさ…。
25歳のときに録音したフレーズと同じように弾こうとしても、
やっぱり筋肉や腱の状態は全然違うんだよね。
でも、それでも大丈夫。大切なのは”続けること”だからね。
それに、同じような年齢の人たちにアドバイスするとしたら、
僕はグルコサミンのサプリメントを摂るのをおすすめするよ。
実は、少し関節炎っぽい症状が出始めてたことがあって、
ギタリストにとってそれは本当に恐ろしいことなんだよね。
それで、ある人にこのサプリを勧められたんだけど、
普通にドラッグストアで買える一般的なグルコサミンなのに、
関節の調子がめちゃくちゃ良くなったんだよ!
これのおかげで、今も快適に弾けてるんだ。
ロブ 46:34
これ、もしかしてスポンサー案件じゃないよね?(笑)
アンディ 46:36
いやいや、いろんなブランドがあるけど、
本当に効果があるのは…”Andy Timmons Recovery” ってやつだよ(笑)。
ロブ 46:41
おお、それめちゃくちゃ響きがいいね!
アンディ 46:43
でしょ?(笑) ていうか、最近はミュージシャンのビタミンサプリとか出てるのかな?
ロブ 46:47
“あのハイキックを決めるためのビタミン”が必要だよね(笑)。
アンディ 46:51
それなら買うよ(笑)。もう、完全に乗っかるよ。
ロブ 46:53
いや、僕には到底無理だからね(笑)。
アンディ 46:54
そりゃそうだよな(笑)。じゃあ、俺がそのビタミンを試してみて報告するよ!
ロブ 47:02
ライブでの演奏についてなんだけど、ソロは毎回完全にコピーして弾いてるの? それとも即興も混ぜてるの?
アンディ 47:09
両方だね。
実は、この前話していたんだけど、「Resolution」のアルバムを作ったときが、僕にとって大きな転換点だったんだ。
というのも、バンドと一緒に録った基本トラックで即興したソロに全然満足できなかったんだよね。
時々、幸運にもバンドと一発で素晴らしいテイクが録れることもあるけど、
そうならなかった場合は、もう一度やり直すしかない。
でも、そのアルバムでは、”即興で気に入ったフレーズをそのまま覚えて、そこからさらに作り込む”というアプローチを試してみたんだ。
自分が本当に聴きたいものを作るためにね。
ただ…正直、これがめちゃくちゃ大変だった(笑)。
ものすごく時間がかかったし、すごく難しかったんだ。
僕は基本的に”自然にできること”を大事にするタイプだから、
こういう”頑張らないとできない作業”って、あまり得意じゃないんだよね(笑)。
でも、結果的にはすごくいい経験になった。
そのプロセスを経て、最終的にアルバムを作り終えたときには、
「これはまさに自分が弾きたかった音楽だ!」って思えたんだ。
「Resolution」はオーバーダブなしの一発録りのアルバムだったから、
ギター、ベース、ドラムだけのパフォーマンスで勝負しなきゃいけなかった。
だからこそ、トーンやノートの選び方もすべて完璧にする必要があったんだよね。
このアルバムが、僕にとって初めて”すべての音に明確な意図を持った作品”になったんだ。
録音する時点で、どの音を弾くか、どんなアーティキュレーションにするか、どこに置くかまで、
すべてが細かく計算されていたんだよ。
今はそこまで徹底することはないけど、
“ソロを作り込んで演奏する”ということに対しては、もう全く抵抗がなくなったね。
昔は「セッションプレイヤーやジャズミュージシャンみたいに、
毎回即興しなきゃいけない」っていう考えがあったんだけど、
今は、即興も作り込んだソロも、どちらも同じくらい価値があると思ってる。
ライブでは即興もするけど、ある曲ではソロが楽曲の一部として欠かせないものになっているんだ。
つまり、ソロそのものが”曲の中の小さなコンポジション”になっている感じだね。
もちろん、気分次第でそこから少し外れることもあるけど、
でもやっぱり両方のバランスが大事なんだ。
例えば、「Electric Gypsy」や「Cry for You」みたいな曲は、
毎回ソロが違うから、演奏するたびに新鮮な気持ちで弾けるんだよね。
でも、「Gone」のエンディング・ソロは、もう決まってるんだ。
あのソロには、はっきりした”ストーリーの流れ”があって、
それを変えてしまうと、曲全体のバランスが崩れちゃう。
だから、そういう部分はしっかり再現するようにしてるんだよ。
結局、すべては”バランス”なんだよね。
昔は、「ソロを作り込んでライブでそのまま弾くのはどうなんだろう?」 って迷っていたこともあったけど、
今はもうそんなこと気にしない。
だって、それが曲にとって最も適切な方法なら、それでいいじゃないかって思うからね。
ロブ 49:45
例えば、ジョージ・ハリスンのソロなんかもそうだよね。
僕は子どもの頃、クイーンの大ファンだったから、
ブライアン・メイのソロは特に影響を受けたよ。
彼のソロは、まさに”曲の中のもうひとつの曲”って感じじゃない?
アンディ
まさにその通りだね。
ロブ
それに、君のあの”イングヴェイ的なフレーズ”もそういう感じがあるよね。
あれはすごく特徴的で、君ならではの”決めフレーズ”になってる。
だから、君のライブを観に行ったら、絶対に聴きたい部分なんだよね。
アンディ 50:05
もちろん、それはちゃんとやるよ! 僕もあのセクションが大好きなんだ。
それに、即興で何か違うものを入れたとしても、
あれ以上に良いものができるとは思えないからね(笑)。
だから、毎回ちゃんと弾くようにしてるよ。
ロブ 50:14
だよね(笑)。でも、やっぱり”入り口となるフレーズ”があるのは大事だよね。
ちょっとしたモチーフとか、印象的なメロディがあって、
その間の部分は自由に遊べる、みたいな。
僕もそう思うんだけど、面白いことに、僕は普段Logicを使って録音してるんだけど、
その最大の落とし穴が、”誰もストップをかけてくれない”ってことなんだよ(笑)。
アンディ 50:36
それは…”ひとりで作業することの最大の問題”だよね(笑)。
ロブ 50:39
ほんとそうなんだよ(笑)。
で、最近気づいたんだけど、これちょっと神経質な話かもしれないけど、
もしソロを2〜3回録音して、そのまま2日間聴かずに放置すると、
その後に聴いたときに「お、これいいじゃん!」って思えることが結構あるんだよね。
それか、少なくとも「この部分をつなげよう」と思って編集できる。
君が言ってた”即興のフレーズを覚えて作り込む”っていうプロセスにも近いかな。
実は何度か自分のソロを譜面に起こしたことがあるんだけど、
これがまたすごく大変なんだよ(笑)。
アンディ 50:59
分かるよ、それ! だって、その瞬間に弾いてるときって、完全に”感覚的”にやってるからね。
ロブ 51:01
そうなんだよ。その場では何も考えずに弾いてるんだけど、
もしすぐに録音を聴き返したら、「ダメだ、削除!」ってなりがちなんだよね(笑)。
でも、いったん時間を置いてから聴くと、
まるで”他の誰かの演奏”を聴いているみたいな感覚になって、
意外と冷静に判断できるんだ。
アンディ 51:14
それ、すごくいいアドバイスだね。僕自身にも役立ちそうだよ。
やっぱり、最初のインスピレーションっていうのは、
余計なことを考える前だからこそ、最も強いものになりやすいんだよね。
でも、そこからどんどん”分析的な作曲モード”に入ると、
また別の視点が生まれてくる。
ロブ 51:31
そうそう。特にコード進行が複雑な曲とか、展開が多い曲だと、
やっぱり”考えざるを得ない”部分も出てくるよね。
アンディ 51:36
そうだね、状況によって最適なアプローチは変わるけど、
やっぱり最初の2〜3回のテイクで「これだ!」っていうのが録れたら最高だよね。
あの最初の反応の美しさって、もう二度と再現できないものだから。
ロブ 51:50
うん、それに、ライブで即興するときも、
僕は「これは一度きりの瞬間なんだ」って自分に言い聞かせるようにしてるんだよね。
これはその場にいる観客とバンドだけの特別な時間で、
一度演奏したら、それで終わり。
ただ…問題は、ベイクド・ポテト(有名なジャズクラブ)で演奏してるときに、
マイク・ランドウがふらっと入ってくる、みたいな状況だよ(笑)。
そんなとき、やっぱり意識しちゃうよね。
それで思ったんだけど、もしジェフ・ベックが君のライブを観に来てたらどうだった?
そういうこと、考えないようにするけど、でも頭の片隅にどうしてもよぎるじゃない?
僕はね、こういうのがちょっとした不安の原因になることがあってさ。
君はどうか分からないけど、僕は「自分はここにいるべき人間じゃないんじゃないか?」
っていう感覚を持つことがあるんだよね。
これは…たぶん、僕がイギリス南東部の小さな海沿いの町で育ったせいかもしれない。
なんというか、「お前はベイクド・ポテトでギターを弾くんじゃなくて、
店でポテトを揚げてるべきだろ」っていう感覚が、どこかにあるんだよ(笑)。
もちろん、今はだいぶマシになったけどね。
でも、演奏や録音をするときに、
本当に”最高のパフォーマンス”をするには、
やっぱり「自分の頭の中から抜け出す」ことが大事なんだよね。
結局、それが全てなんだと思う。
アンディ 52:50
そうそう、まさにそれだよね。
僕たち全員が目指しているのは、”できるだけ受動的な状態”になって、
物事が自然に流れるようにすることなんだ。
でも、そこに”厄介な脳”が邪魔をしてくるんだよ(笑)。
常に余計なことを考えてしまうからね。
だから、僕にとって最高の瞬間は、ステージ上で何も考えていないときなんだ。
よく「ステージで何を考えてるんですか?」って聞かれるけど、
理想は”何も考えていない”ことなんだよね。
ただ、その場で起こっていることに純粋に反応するだけ。
そこに思考の介入がないのがベストなんだ。
でも、どうしても脳内では「3つ前の音、ミスったぞ…」とか、
そういう内なる対話が起こってしまうこともある。
だから、できるだけそういう思考を排除して、
“瞑想状態”に近づくことが理想なんだよね。
僕自身、普段は瞑想なんてできないんだけど、
音楽の中ではそれが可能なんだ。
まぁ、毎回完璧にできるわけじゃないし、
ある意味、”バッティングの打率”みたいなもんだよね(笑)。
これは科学でもないし、生理学でもないし…
いや、なんなら”メンタロジー”(心の学問?)とでも呼ぼうか(笑)。
どんな状態であっても、できるだけ”脳の邪魔”を受けずに演奏すること。
それが究極の目標なんだよ。
ロブ 53:55
それって、さっき君が言ってた”人生を反映する”っていう話にも通じるよね。
例えば、スマホを見ながら歩いている人がいるじゃない?
あれと同じことが音楽の演奏中にも起こるんだよね。
まぁ、もしスマホも何もないのに下を向いて歩いてたら、それはそれでヤバいけど(笑)。
でも、実際のところ僕もやるんだよね、スマホ見ながら歩くの(笑)。
アンディ 54:10
いや、トイレットペーパー見ながら歩くならまだしも…(笑)。
ロブ 54:12
でもさ、もし街を歩いているときに、頭の中が何か別のことでいっぱいだったら、
目の前の美しい空を見逃してしまうかもしれないよね?
演奏もそれと同じで、”今ここ”に集中しないと、
本当に大事な瞬間を逃してしまうんだよ。
アンディ 54:22
そうそう、そういうことだよね。
僕も、たまに「あ、やっちゃったな」って思うことがあるんだよ。
例えば、ツアーでイタリアを移動してるときに、
バンの中でスマホを見てたら、ふと顔を上げたらアルプスが目の前に! …みたいな(笑)。
そういうときに、「ああ、これはちゃんと見ておかないとダメだな」って思うんだよね。
やっぱり、時々は意識的に自分を”今ここ”に戻さなきゃいけないよね。
ロブ 54:37
まさにそうだね。
じゃあ、「Where Did You Go?」について話そうか。
この曲って、最初がちょっとジャズっぽい雰囲気で始まるよね。
でも、その話に入る前にちょっと脱線するけど、
君がサイモン(・フィリップス)と一緒にやってた「Out of the Blue」のライブ盤がめちゃくちゃ好きなんだよね。
あと、「Another Lifetime」もすごくいいアルバムだった。
レイ・ラッセルも参加してたよね?
アンディ 55:00
そうそう、レイと一緒にライブで演奏したよ。
ロブ
それはすごいなぁ。僕、レイのプレイすごく好きなんだよね。
アンディ
うん、僕もレイの演奏は大好きだよ。
それに、ベースがアンソニー・ジャクソンだったからね。
もう、あの日は”最高の1日”だったよ(笑)。
ロブ 55:08
それに君は「Protocol」でも何枚かアルバムを作ってたよね?
それから、君のLAのライブに招待してくれて、
いい席を取ってくれたのも本当にありがたかったよ。
アンディ 55:18
ああ、また会えて嬉しかったよ。
ロブ 55:19
本当に素晴らしい時間だった。
それで、ちょっと聞きたかったんだけど、
そもそもどうやってサイモン・フィリップスと一緒に演奏するようになったの?
「Protocol」みたいなバンドの仕事と、自分のソロ活動の違い」について、君の考えを聞かせてくれないかな?
アンディ 55:32
サイモンと初めて会ったのは1993年のNAMMショーだったんだ。
そのとき、アイバニーズ(Ibanez)が主催したイベントがあって、
トム(※関係者)と一緒に行ったんだけど、実質的にはアイバニーズのイベントだったね。
そのイベントの名前は「Axe Attack(アックス・アタック)」で、
アイバニーズを代表するギタリストたちが勢揃いしてたんだ。
サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ、レブ・ビーチ、ポール・ギルバート、
アレックス・スコルニック、ショーン・レイン…みんな出てたよ。
で、イベントでは彼らの楽曲を演奏するためのハウスバンドが必要だったんだ。
それで、彼らがサイモン・フィリップスと、
当時ウェザー・リポートでベースを弾いていたジェラルド・ヴィーズリー、
そして僕に声をかけてくれたんだよね。
当時の僕は「デンジャー・デンジャー(Danger Danger)」でしか知られてなかったんだけど、
アイバニーズの人たちは僕のプレイを聴いていたんだ。
まだ僕の最初のソロアルバムはリリースされてなかったけど、
「Ear X-tacy」(※アンディのインスト作品)とか、
僕のインスト系のシュレッドギターの演奏を知っていたから、
「このイベントに合うギタリストだ」と思ってくれたんだよね。
で、サイモンがイベントに参加する条件として、
「自分のフュージョンの曲もセットリストに入れること」をリクエストしたんだ。
だから、僕は他のギタリストたちの楽曲を覚えるだけじゃなく、
サイモンの楽曲も演奏することになったんだよね。
当時、サイモンは「Protocol」というアルバムを出していて、
それが彼の最初のソロ作品だったんだけど、
その曲もセットリストに含まれていたんだ。
ロブ 56:45
ああ、あのアルバムって、確か全部サイモン自身が演奏してたよね?
アンディ 56:47
そうそう、あのアルバムは全部サイモン自身がプログラムして演奏してたんだよね。
だから、僕も事前にしっかり予習して、
ステージでは譜面を見ながらプレイしてたんだけど、
僕にとっては本当にいい経験になったんだ。
当時の僕は「デンジャー・デンジャー」のギタリストとしてしか知られてなかったけど、
そのイベントではアイバニーズのトップギタリストたちと並んで演奏して、
さらにサイモンのフュージョンの楽曲まで弾いたんだからね。
結果的に、すごくいい演奏ができて、大成功だったよ。
それから4年後、サイモンが「Symbiosis」っていうアルバムを作ったんだけど、
そこではレイ・ラッセルがギターを弾いてたんだ。
でも、レイがツアーに参加できなかったから、
サイモンが「そういえば、アンディっていういいギタリストがいたな」って思い出してくれたんだ。
それで、1997年の「Symbiosis」ツアーに参加することになったんだよね。
そこから僕とサイモンの関係が続いて、
「Out of the Blue Live」や、
アンソニー・ジャクソン、レイ・ラッセルと一緒に作った「Another Lifetime」、
さらに「Protocol」シリーズのレコーディングにも繋がっていった。
「Protocol 2」と「Protocol 3」では、
アーネスト・ティブス(ベース)とスティーヴ・ワインガート(キーボード)と一緒に
ツアーやレコーディングをしたんだけど、
これがまた本当に素晴らしいバンドだったんだよ。
サイモンからは音楽の仕事に対する姿勢をたくさん学んだよ。
彼はスタジオでの経験が本当に豊富だから、
一緒に仕事をすることで、ものすごく多くのことを吸収できたんだ。
僕たちは基本的にライブ感覚でレコーディングしていたんだよね。
もちろん、ソロを録り直したり、追加パートを入れたりすることもあったけど、
基本的には「1976年のように録る」っていうやり方だった。
つまり、「とにかくスタジオに入って、バンドで演奏して、しっかり録る」っていうスタイルね。
ロブ 58:06
それで、サイモンは君のパートを細かく決めていたの?
それとも自由にプレイすることができたの?
アンディ 58:11
いやいや、全然そんなことはないよ。
サイモンはすごく綿密なデモを作るタイプで、
ちゃんと譜面も用意してくれてたんだ。
彼はキーボードのギターパッチを使うのが得意だから、
デモの段階で「ここにこのラインを入れたい」っていうアイデアがしっかり作り込まれてたんだよね。
だから、もし彼が主要な作曲者だった場合、
ギターラインもすでにある程度決まっていた。
もちろん、即興の部分は完全にプレイヤーの自由だったよ。
でも、楽曲全体のビジョンはすごく明確に持っていたね。
それでも、「君らしさを出してほしい」とは言ってくれていたし、
僕もそれを楽しんでやっていたよ。
それに、彼の音楽は僕のスタイルとは完全に対極にあるものだったからこそ、
演奏するのが楽しかったんだよね。
リズムも普通の4/4拍子とかじゃなくて、変拍子が多いんだ。
11/16とか、13/8、15/16…そんな感じでね(笑)。
それに、コードの使い方もかなり独特なんだ。
彼はコードに「3度の音」を入れないことが多いんだよね。
僕の音楽って、”3度”がすごく重要な要素になってるんだけど、
サイモンはその”僕のスーパーパワー”を奪っちゃうんだよ(笑)。
だから、彼の曲の中には、いまだに「ここで何を弾けばいいんだ?」って思うものもある。
結局、考えすぎずに、”その場で感じたままに反応する”しかないんだよね。
でも、その”違和感”とか”不確かさ”が、逆に面白かったんだ。
とはいえ、彼の音楽には”ロック的なエッセンス”がちゃんとあったから、
僕はそのスタイルにすごくフィットできたと思うんだよね。
サイモン自身、ロックのバックグラウンドを持っているし、
でも、そこに大人のコードワークを入れていくんだよね(笑)。
だから、彼のバンドと僕のスタイルは、すごく相性が良かったんだ。
今でも「Protocol」のバンドは続いているけど、
今はメンバーも変わって、すごく違った雰囲気になってるよね。
今はアレックス(ギタリスト)が参加していて、
アーネスト(ベース)もまだ一緒にやってるけど、
管楽器のメンバーも増えて、よりジャズ寄りになってる感じかな。
でも、素晴らしいバンドだよ。
僕はサイモンのことが本当に大好きだし、今でも連絡を取ってるよ。
ちょっとしたプロジェクトで一緒に仕事をすることもあるしね。
それに、実はNAMMで彼と「また何か一緒にやろうか」って話してたんだよね。
まだ決まったことはないけど、また一緒にレコードを作りたいと思ってる。
どうなるか、楽しみにしててよ!
ロブ 1:00:08
いや、君があのバンドに加わったことで、すごく面白い化学反応が起きてたと思うよ。
君のプレイって典型的なジャズギタリストのアプローチとは違うんだけど、
ライブでは普段よりも”アウトサイド”(ちょっとジャズ寄りのフレーズ)を弾いていたよね?
アンディ 1:00:24
そうだね、たぶん無意識のうちに、
より”フュージョン的な感覚”に入り込んでたんだと思うよ。
ロブ 1:00:33
いいね。じゃあ、「Where Did You Go?」の話に戻ろうか。
この曲も本当に味わい深い音の選び方をしているよね。
それに、音の”間”の使い方がすごく際立っている。
メモを取ってたんだけど、
この曲のメロディの作り方がジョー・サトリアーニを彷彿とさせるんだよね。
(まぁ、さっきも彼の話は出たけどね。)
特に、メロディを違うオクターブで繰り返しながら、
少しずつニュアンスを変えていくアプローチが、すごく印象的だった。
それで、ここで質問なんだけど、
君の”メロディセンス”はどこから来ていると思う?
僕の予想では…やっぱり幼少期にビートルズの音楽に包まれていたことが大きいのかな?
それとも、別のところから影響を受けている部分もある?
アンディ 1:01:06
うん、それ(ビートルズの影響)は確かに大きな要素だけど、
結局のところ、僕が影響を受けたのはすべての音楽なんだよね。
ただ、ジョー・サトリアーニから直接メロディの影響を受けたかというと、
そういうわけではないんだ。
彼から学んだのは、テクニックに対する敬意と畏敬の念、
そして、ソングライティングの大切さなんだよね。
僕の最初のアルバムに入っている「Busta Soda」とか「Carpe Diem」は、
確かにサトリアーニっぽさが前面に出ていたと思う。
でも、それは必ずしも”メロディの影響”というわけではなくて、
むしろ音楽のエネルギーや方向性から影響を受けた感じだったね。
僕のメロディに関して言えば、やっぱりビートルズが基盤になっているのは確かだけど、
僕は60年代のポップス全般をとにかく聴き込んで育ったんだよね。
だから、ビートルズ以降は、バッドフィンガーやラズベリーズみたいなバンドにも惹かれていたし、
そういう音楽を経て、やがてジャズにも興味を持つようになったんだ。
そして最終的には、ショパンやロマン派のクラシック音楽にも惹かれるようになったんだよね。
でも、ジャズの影響は、僕のメロディの作り方にすごく大きな影響を与えていると思う。
ジャズって、コード進行の変化にどう対応するかがすごく重要な音楽じゃない?
それが、結果的にロックのプレイにもフィードバックされていったんだ。
例えば、Aマイナー → G → F っていう進行があったら、
普通ならAマイナー・ペンタトニックやアイオニアン・スケールでソロを弾くよね。
でも、僕はジャズをたくさん弾いた経験があるから、
単純にペンタトニックで流すんじゃなくて、
各コードに対してどの音を選ぶかをより意識するようになったんだよね。
だから、僕のソロや楽曲では、テンションと解決のバランスが重要になってくる。
つまり、コードトーンと非コードトーンの使い分けが、自然と表れてくるんだ。
もちろん、それを意識的にやっているわけじゃないんだけど、
耳が自然とその方向に向かっていくんだよね。
もし分析しようと思えば、「なぜここでCからBに動いたのか?」って説明もできるけど、
実際はそういう理論を考えながら弾いてるわけじゃなくて、
ただ”聴きたい音”を弾いているだけなんだよ。
で、それが結果的に”心地よい解決感”を生み出しているんだよね。
あとはもちろん、影響を受けたギターヒーローたちもたくさんいるよ。
例えば、エリック・ジョンソンも僕にとってはすごく大きな存在だね。
ロブ 1:03:17
エリック・ジョンソンみたいなギタリストって、
やっぱりメロディがすごく魅力的だよね。
でも、よくあるのが、「テクニック」や「スピード」ばかりに注目されてしまうこと。
スティーヴ・ヴァイやサトリアーニも、
確かに超絶技巧のプレイヤーだけど、
彼らの音楽には本当に素晴らしいメロディが詰まっているんだよね。
君のプレイにも、そういう要素がすごく感じられるよ。
それに、君はきっと「FのコードだからAを弾こう」とか、
そういう風に意識的に考えているわけじゃないんだよね。
でも、「メジャー3度の響きを聴きたい」という感覚が自然に働いているから、
結果的にそういう音選びになるんじゃないかな。
しかも、君のプレイって、ただ単に”その音を鳴らす”んじゃなくて、
例えばベンドを入れたり、スラーで滑らせたり、ベンドダウンさせたりして、
その音をより印象的に聴かせるアプローチをしているよね。
これって、ある意味ジェフ・ベックの手法にも通じるものがあると思う。
つまり、ただ音を鳴らすんじゃなくて、
「どうやってその音を際立たせるか?」を大事にしているってことだよね。
これは、もう君にとって考えるまでもなく自然にやっていることなんじゃないかな?
アンディ 1:04:07
うん、確かにそうだね。
でも、それこそが僕がすべての音で目指していることなんだよ。
「どうすれば、この音を一番面白くできるか?」ってね。
例えば、ラリー・カールトンもすごく参考にしているギタリストの一人なんだけど、
彼のプレイって、同じ音でも何通りものアプローチで表現するんだよね。
プリベンド(事前に弦を押し上げてから弾く)とか、
スライス(ピッキングの角度や弦の使い方)とか、
そういうテクニックを駆使して、音に表情をつけるんだ。
でも、これは一度意識して学んだら、
次第に”考えなくてもできるようになる”んだよね。
「もっと面白くしよう!」と思わなくても、
自然とそういう弾き方になっていく。
実は、僕がTrueFire(オンラインギターレッスンプラットフォーム)で
「The Melodic Muse」っていうコースを作ったとき、
この概念を説明するために「Auralect(オーレクト)」という言葉を考えたんだ。
これは、「耳の知性」みたいなもので、
「トーン、音楽、メロディ、ハーモニーなどの”聴覚的なライブラリー”が、
脳ではなく”耳の直感”として積み重なっていくこと」を指しているんだよね。
つまり、これは”知識(インテレクト)”じゃなくて、
“耳が自然に求めるもの”なんだ。
だから、僕たちの音楽には、
これまでに聴いてきた音楽のすべてが反映されている。
「なぜレノン&マッカートニーはあんなに素晴らしい曲を書けたのか?」
「ジェフ・ベックはどうやってあの音を生み出していたのか?」
彼は鳥の鳴き声を聴いたり、
ブルガリアン・クワイア(ブルガリアの伝統的な合唱音楽)からインスピレーションを得たり、
そのときどきの”ミューズ(音楽の女神)”に導かれていたんだと思う。
そして、その”オーレクト”に蓄積されたものを、
僕たちもまた自分の音楽に反映させていくんだよね。
ロブ 1:05:36
うん、それに君の言うジャズの影響っていうのも、すごく納得できるよ。
僕自身、毎日「Autumn Leaves(枯葉)」を弾きたいタイプではないんだけど(笑)、
でも、そういうリアルブック(ジャズのスタンダード曲集)の曲を学ぶ時間って、
僕にとってはすごく大きな発見の連続だったんだよね。
そういう曲を勉強すると、マッカートニーの作曲技法や、
それ以降の音楽とのつながりが、すごくよく見えてくるんだよ。
例えば、「ああ、こういう風にこのコードにたどり着くのか」とか、
「2つ前のコードから、こんなアプローチでつなげてるんだ」とかね。
それに、4度コード(IV)のメジャー/マイナーの使い分けなんかも、
ジャズを勉強するとすごくよく分かるよね。
アンディ 1:06:10
君が言った「毎日”Autumn Leaves”を弾きたいわけじゃない」っていう話、すごく共感するよ(笑)。
別に毎日ジャズのスタンダードを弾く必要はないんだけど、
でも、そのエッセンスを学ぶことはすごく大事なんだよね。
実は、この曲の話が出てきたのは、
昔ポール・ギルバートと一緒に演奏する機会が多かったときなんだ。
彼もある時点で、「あれ? アンディはただ速弾きしてるんじゃなくて、
コード進行をしっかり”ナビゲート”しながらプレイしてるな?」って気づいたみたいなんだよね。
それで、彼もそういうコードに対するアプローチを研究し始めたんだ。
でも彼は、「うーん…でもやっぱり俺、毎日”Autumn Leaves”は弾きたくないんだよな(笑)」
って言ってて、君とまったく同じことを言ってたんだよ(笑)。
それでも、彼のプレイを聴いていると、
明らかにコードへのアプローチが変化していったのが分かるんだ。
彼の演奏は、もうすでにロック界の超絶技巧ギタリストだったわけだけど、
そこにさらにハーモニーへの意識が加わって、
彼のプレイスタイルが驚くほど進化していったんだよね。
本当に面白いプロセスだったよ。
それに、ポール・ギルバートって、
ロック界の”ヴィルトゥオーゾ”(超絶技巧家)として、
ずっとトップに君臨し続けてる人じゃない?
で、これは忘れられないエピソードなんだけど、
僕があるイベントでジョー・サトリアーニと一緒に立ってたときのこと。
マイク・キーニーリーもいて、ポール・ギルバートもいて、
ポールが彼のソロパートを弾いてたんだけど…
ジョーが僕のほうを見て、「俺には絶対あれはできないよ」って言ったんだよ(笑)。
いや、あのジョー・サトリアーニが! だよ?
僕も、「うん、俺たち誰もできないよな(笑)」って思ったよね。
でも、それがまた素晴らしいことなんだよ。
ポール・ギルバートのすごいところって、
誰よりも”ギターオタク”であり続けていることなんだ。
彼は永遠のギターファンなんだけど、
同時に、誰よりも努力し続ける人でもあるんだよね。
彼は今でも新しいことに挑戦し続けていて、
ものすごい数の作品を生み出してるし、
本当に多くのことをやれる能力を持っている。
しかも、彼は聴覚の問題というハンデを抱えているのに、
それでも音楽を続けて、進化し続けているんだよ。
ロブ 1:07:44
そうだよね。最近の彼のプレイを聴くと、
スライドギターやボーカルのエミュレーションにすごく力を入れているのが分かるよね。
彼は、ギターを使って”歌うように弾く”方向に進んでるのが面白いよ。
アンディ 1:07:53
本当に素晴らしいことだよね。
ああやって意識的に進化し続ける姿って、やっぱりすごく感動するよ。
ジェフ・ベックもそうだったよね。
彼も常に新しいことに挑戦し続けていた。
僕も、ある意味では同じ気持ちなんだよ。
正直に言えば、これは完全に自己満足の部分もあると思う(笑)。
僕は自分の過去のプレイを聴くのが退屈になるんだよね。
だから、「新しい刺激を求めたい」「新しいものに挑戦したい」って、
常に思ってるんだ。
ロブ 1:08:14
分かるよ。
それに、僕がギターを始めた頃を振り返ると、
当時のギターの教え方って、あまり良くなかった気がするんだよね。
特にロックを弾いて育つと、スケールパターンの枠にはめられてしまうんだよ。
僕もそうだったけど、ケージド・システム(CAGED)やトライアド(三和音)を学ぶまでは、
コードの動きがリードプレイにどう影響するのか、ちゃんと理解できてなかったんだ。
でも、それを学んだことで、ギターの弾き方が大きく変わったんだよね。
リズムギターとリードギターっていう境界線がなくなって、
どちらも”一つのもの”としてプレイできるようになったんだ。
これはすごく大きな発見だった。
僕たちって、どうしてもスケールの形に囚われがちじゃない?
だからこそ、僕の耳には、
「これは3度の音だ」「これは9thの音だ」っていう感覚が
ちゃんとインプットされるまでに、すごく時間がかかったんだよね。
でも、それを意識的にトレーニングすることで、
長期的に見れば、めちゃくちゃ役に立つと思うんだ。
アンディ 1:09:00
すごくよく分かるよ。
僕も、最初は基本的なペンタトニックスケールしか知らなかったんだ。
でも、フロリダのマイアミ大学で音楽を学んだときに、
本格的なジャズギターの理論を学ぶ機会があったんだよね。
そのときに、モード(教会旋法)や、
スケールの使い方をより深く理解するようになったんだ。
それまでの僕は、ペンタトニックを横方向(水平)に展開することはやっていたけど、
そのときに初めてモードを理解し、
ギターのネック全体を”水平的に”見る方法を学んだんだ。
これは本当に大きな学びだったよ。
僕は、意識していなかったけど、実は視覚的に音を捉えていたみたいなんだよね。
君が言っていた「CAGED」の話も、まさにそれに通じる部分がある。
僕が弾いている音って、常に「その音がどのコードの一部なのか?」を
視覚的に捉えながらプレイしてるんだよ。
でも、これは自分で意識してやってるというより、
教えるようになってから気づいたことなんだよね。
授業やレッスンをしていると、
「ああ、僕は常にコードの形を頭の中に描いてるんだな」って気づいたんだ。
ロブ 1:09:42
教えることって、自分自身についてもすごく学べるよね。
「どうやったら一番分かりやすく説明できるんだろう?」って考えることで、
自分の理解も深まるし、すごくいい経験になると思う。
アンディ 1:09:49
そうなんだよね。
例えば、僕が生徒に教えるときにやる”水平的なアプローチ”のトレーニングがあるんだけど、
まず「このコード進行で自由に弾いてみて」と言うんだ。
で、その後に、「じゃあ今度は1本の弦だけを使って、1本の指で弾いてみよう」って課題を出すんだよ。
すると、本能的にメロディを作るしかなくなるから、
生徒たちの演奏が一瞬で変わるんだよね。
これが本当に驚くほど効果的なんだ。
ギターにはどうしても指の形(ポジション)や、筋肉の記憶に頼る部分があるから、
スケールやコードの”型”を覚えること自体はすごく大事なんだけど、
それだけだと「耳と直感でプレイする」感覚が育たないんだよね。
でも、本当にすごいプレイヤー、例えばジェフ・ベックや、
偉大なジャズギタリストたちの演奏って、
そういう「パターンに頼る」感じじゃなくて、
完全に”耳”から生まれてくるものじゃない?
だから、このトレーニングは、そういう感覚を養うのにすごく役立つんだよ。
ロブ 1:10:33
そうだね。
例えば、「コードが変わるたびに半音か全音だけで移動する」っていう課題をやると、
本当に本能的に”次の音を聴く力”が鍛えられるんだよね。
この練習って、まさに”直感”のトレーニングなんだ。
「次のコードがくる前に、その音を”聴ける”ようになる」っていうのが理想的だよね。
それにしても、この曲の中間部分のファンキーなオルガン、めちゃくちゃカッコいいよね。
アンディ
ああ、あれは良いアクセントになってるよね!
ロブ
それと、君のソロだけど、僕の中では「これはブルースだ!」って感じたよ。
もちろん、単なるブルースじゃなくて、フュージョン的な要素も入ってるし、
すごく”鋭さ”があるよね。
めちゃくちゃカッコいいソロだったよ!
アンディ 1:11:06
そうそう、それがまさにこの曲の成り立ちなんだよ。
このグルーヴは、僕が考えたリフなんだけど、
めちゃくちゃ鮮明に覚えてるんだ。
当時、デンジャー・デンジャーにいた1990年ごろに、
ニューヨークのクイーンズ(フラッシング)の地下室に住んでたんだけど、
そこでTascamの4トラック・レコーダーを使って作ったんだよ。
そのとき、ドラムマシンを使って、
「モード(旋法)の練習ができるようなバッキングトラックを作ろう」って思ったんだ。
それで、「Cメジャーはこんな感じ…ロクリアンならどうする?」みたいに、
各モードごとにトラックを作っていったんだよね。
で、数年前にその時のテープが出てきて、デジタルに変換したんだけど、
聴き返してみたら、「あれ? これ、カッコいいグルーヴじゃないか!」って思ってね(笑)。
それで、新しい楽曲のソロセクションとして使うことにしたんだ。
でも、ロクリアンモードで”クールなメロディ”を作るのって結構難しいんだよね。
そこがまた面白いチャレンジだったんだけど。
結局、このセクションはマイナー7♭5のアルペジオを中心に展開していく形になったんだ。
ロブ 1:12:00
そういえば、僕も生徒にモードを教えるときに、
「各モードを使った有名な曲を見つけてリストにする」ってことをやったんだよね。
でも、ロクリアンモードを使った曲がほとんど見つからなかったんだ(笑)。
唯一見つけたのが、墓掘り人をテーマにしたフォークソングでね。
めちゃくちゃ面白い曲だから、今度君に送るよ!
アンディ 1:12:19
はは、それは面白そうだね。
ロクリアンって、普通のトーナリティ(調性)としてはあまり使われないけど、
その分、不安定で幻想的な雰囲気を作り出せるんだよね。
ロブ 1:12:27
うん、それがまさにこの曲の雰囲気に生かされてるよね。
例えば、「Twin Brothers」のオープニングメロディもそうだけど、
ロックなトラックなのに、どこか”哀愁”があるんだよね。
それに、君がよくやるドラムとギターだけでブレイクを作るアレンジ、
あれがまた最高なんだよ。
あれを聴くと、ウェザー・リポートのウェイン・ショーターとピーター・アースキンを思い出すんだ。
すごくクールなアプローチだよね!
アンディ 1:12:47
あの曲は、ソロパートでかなりシュレッディ(速弾き)になってるよね(笑)。
ちょっと「Ear X-tacy」の頃を思い出しながら弾いた部分もあるよ。
でも、曲をアルバムに入れるかどうか、すごく悩んだんだよね。
「これはアルバムに合うのか?」って、ずっと考えてたんだけど…。
結局、アルバムをリリースしたら、
みんなが「この曲が一番好き!」って言ってくれたんだよね(笑)。
本当に分からないもんだよね。
僕としては「ちょっとストレートすぎるロック曲かな?」って思ってたんだけど、
でも最終的には、ちゃんとアルバムの中で意味を持つ曲になったと思うよ。
ロブ 1:13:16
本当にそうだよね。
このアルバムを聴いていて思ったんだけど、
昔よく聴いたアルバムのようなちょうどいい長さになっているよね。
曲ごとに違うムードがあるんだけど、
それぞれがしっかりまとまっていて、コンパクトに収まっている感じがするんだ。
それに、聴き終わるともう一度ループしたくなるアルバムなんだよね。
アンディ 1:13:31
それを言ってもらえるのは、すごく嬉しいよ。
今の時代はシングルを出すのが主流になってるけど、
僕はやっぱり”アルバムという作品”を作ることにこだわりたいんだよね。
さっき話に出たレディー・ガガやビリー・アイリッシュ、
そして…「Vampire」のあのアーティスト(まだ思い出せない(笑))。
彼らもちゃんとアルバムという形で音楽を作ってるじゃない?
僕も実際に彼らのアルバムを聴くし、良い作品がたくさん生まれていると思うんだ。
だから、僕にとってもこれは「ひとつの作品(ボディ・オブ・ワーク)」として考えているし、
今後もそういうやり方で音楽を作っていきたいと思ってるよ。
ロブ 1:13:56
君のファンの多くも、きっとそういう”アルバムとしての体験”を求めているんじゃないかな。
アンディ 1:14:00
そうであってほしいね。僕もそう願ってるよ。
ロブ 1:14:04
で、「Lost in This World」についてだけど、
この曲はちょっとダークな雰囲気があって、テーマがすごくカッコいいよね。
スラーやベンドを使ったフレーズが印象的だし、
特にこの曲ではプロダクションの素晴らしさが際立ってると思う。
ギターがすごく前に出ているんだけど、
その後ろにある豊かなサウンドスケープと絶妙に調和していて、
すごく映像的な曲になっているよね。
まるで、GPSもなく、ジャングルの中で迷っているような感覚になるんだよ(笑)。
でも、3分半くらいのところでムードが一気に変わるよね?
突然、「救助が来るぞ!」みたいな感じになる(笑)。
あの展開がすごくドラマチックで、すごく面白いと思ったよ!
アンディ 1:14:31
そうそう、この曲にはちょっとした楽観性と希望を込めたんだ。
実は、この曲は特定の人のために書いたものでもあってね。
その人は当時、ルーマニアで宣教師活動をしていたんだけど、
その経験にインスパイアされた部分もあるんだよね。
でも、同時にこれは僕自身のことでもあるんだ。
正直なところ、今の世界の状況を見ていると、
時々「自分は完全にアウトサイダーなんじゃないか」って感じることがあるんだよね。
きっと、多くの人も孤独感を感じる瞬間があると思う。
でも、その中にも希望の光はあるんだ。
だから、曲の終盤ではただ暗く終わるんじゃなくて、
ちゃんと”希望へと向かう流れ”を作りたかったんだよね。
ただの”絶望”で終わるんじゃなくて、
「ちゃんと光はあるんだよ」っていうメッセージを込めたかったんだ。
ロブ 1:15:06
うん、本当にそう感じたよ。
このアルバム全体を通して、ムードの変化がすごく巧みに作られているし、
そこには明らかに希望の要素があると思うんだ。
それに、君のプレイを通して、特にこのアルバムでは”喜び”をすごく感じるんだよね。
アンディ 1:15:18
ありがとう、そう言ってもらえて嬉しいよ。
ロブ 1:15:20
うん、すごく”喜び”が詰まっているアルバムだと思う。
で、次の曲「Doesn’t Mean Anything」なんだけど、
最初の質問は…「何が”意味を持たない”の?」ってことだね(笑)。
アンディ 1:15:27
ああ、それはね(笑)、この曲はもともと”レッド・ツェッペリン的なアプローチ”を試したかったんだ。
つまり、低音のクールなリフを中心にした曲にしたかったんだよね。
デモの段階では、僕がすべての楽器を演奏したんだけど、
個人的にシャッフル系のリズムを弾くのが好きなんだよ。
だから、すごくスウィンギーなノリになったんだ。
で、曲のタイトルなんだけど…
実は、「It Don’t Mean a Thing If It Ain’t Got That Swing」っていう有名なジャズのフレーズがあるじゃない?
本当は、それをもじったタイトルにしたかったんだけど、
「It Don’t Mean a Thing」とは直接つけられなくて(笑)。
それで、ちょっと遊び心を入れて、
「It Does Not Mean Anything」っていう、
まるでBBCのニュースみたいなタイトルにしたんだ(笑)。
「全く意味はありません」みたいな、ちょっとした皮肉も込めつつね(笑)。
この曲は、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリンのドラマー)の影響もあるけど、
同時にバディ・グレアムのジャズ的なフィールも取り入れてるんだ。
結局のところ、この曲は「ただ純粋に楽しい音楽を作るための曲」なんだよね。
だから、深い意味はないし、楽しむことが目的の曲なんだ。
で、そうそう、もう一つ言いたいことがあって…
ロブ 1:16:13
この曲のギターの音、本当に素晴らしいよね。
アンディ 1:16:16
ありがとう! それはね、GNI(エフェクター)を使ってるんだよ。
めちゃくちゃ良い音が出るんだ。
簡単に説明すると、オクタヴィア系の回路が入ってるんだよね。
これは、ジミ・ヘンドリックスが「Purple Haze」で使っていたようなサウンドを作れるやつ。
でも、普通のファズよりも少しマイルドな感じなんだよ。
ただ、ちょっとクセがあって、ある程度歪んだトーンの上にかけたほうが良いんだよね。
だから、僕はJHS AT Drive(自分のシグネチャードライブ)の前に
このオクタファズを入れてるんだ。
基本的に、リードトーンの設定は変えずに、
オクタファズを少し足すだけで、
フロントピックアップの太くてクールなトーンが作れるんだよね。
ロブ 1:16:47
そうなんだ! でも、音の輪郭がすごくはっきりしてるよね。
僕も似たようなエフェクターを試したことがあるけど、
オクタファズ系って、クリーントーンじゃないと音がぼやけることが多いじゃない?
でも、君のサウンドは、歪んでいても音の明瞭さがすごく際立ってるよね。
アンディ
そうなんだよ。エフェクターによっては、歪みと組み合わせたときに
うまく反応しないものもあるけど、この組み合わせはすごくバランスがいいんだよね。
ロブ
本当に素晴らしいトーンだよ。
それと、この曲で特に好きなのが、
コーラス部分のライドシンバルなんだよね。
ドラマーが、ちょっとオフビートな感じで叩いていて、
すごく独特なグルーヴを生み出してるよね。
アンディ 1:17:10
あれは最高だよね!
ラマー(ドラマー)は、本当に素晴らしいプレイヤーなんだ。
ロブ 1:17:14
それに、この曲にはさっき話してたメロディックなブレイクダウンがあるよね。
で、その部分で君がやってる、
「ベンドをさらにスラーで滑らせて、次のベンドにつなげるテクニック」…
あれ、どう呼んだらいいんだろう?(笑)
僕が初めてそのテクニックを聴いたのは、
たぶんラリー・カールトンだったと思うんだよね。
ちょっとオタクっぽい話になるけど、
彼が80年代のValley Artsのストラトを使ってた時期に、
このプレイをよくやってた気がするんだよ。
どう思う?
アンディ 1:17:37
そうそう、ラリー・カールトンはあのプレイをよくやってたよね。
でも、最初に彼があのスタイルを確立したのは、やっぱり「Room 335」の時だと思うんだ。
あのアルバムは、「ベンドの教科書」みたいなものだよね。
「どうやって1つ1つの音に心地よいニュアンスをつけるか?」
その完璧な見本になっているアルバムだと思うよ。
でも、その次のアルバムでは、Valley Artsのギターを使ってたんだよね。
あの時期の彼のサウンドもまた独特だったなぁ。
ロブ 1:17:56
そうそう、それで思い出したんだけど、
僕はジェフ・ベック経由でスティーヴ・ルカサーを知ったんだよ。
で、ルカサーもまた、ラリー・カールトンの影響を受けているよね。
それに、君のプレイにもそういう要素を感じるよ。
君も、ベンドを使ってフレーズに表情をつけるのがすごく上手いよね。
僕も自分のプレイの中で、ベンドを活用することが多いんだ。
だって、あれはもう単純に楽しいテクニックだからね(笑)。
アンディ 1:18:07
いや、本当にそうだよね。
で、今名前が挙がったプレイヤーの中で、
僕が最も影響を受けたのは間違いなくルカサーなんだよ。
これは本人にも直接言ってるんだけど、
彼からは本当に多くのことを学んだよ。
しかも、彼自身もラリー・カールトンから影響を受けてるから、
ある意味、音楽的な系譜(リニエージ)がそこにあると思うんだよね。
でも、ルカサーはただ影響を受けただけじゃなくて、
それを完全に彼自身のスタイルに昇華させたんだよ。
まるでスティーヴィー・レイ・ヴォーンがブルースを進化させたように、
ルカサーもまた、彼独自のタイム感とバイブでプレイしてるんだ。
そして、ジェフ・ポーカロとのロック感覚のロック…あれはもう神がかってるよね。
例えば、「White Sister」のエンディング・ソロなんて、
僕が思う「ギタリストとドラマーの究極のコンビネーション」だよ。
あのロックのグルーヴと、ジャズ的なハーモニーの融合…
本当に唯一無二のサウンドだよね。
ロブ 1:18:46
実はね、イギリスに「Night Network」っていう深夜番組があったんだけど、
そこでTOTOのパリ公演が放送されたことがあったんだよ。
それがジェフ・ポーカロの最後のライブの一つでね…。
アンディ
えっ…マジで!? それはすごい…。
ロブ
そうなんだよ。
で、そのとき、ルカサーが「Georgy Porgy」のソロを弾いたんだけど、
彼はアルバムバージョンのスライドソロじゃなくて、
完全にジャズ的なアプローチで弾いてたんだよね。
具体的には、4音のクロマチックラインを使ってたんだけど、
もう、それが人生を変えるような衝撃だったんだよ。
「これだ! 俺が欲しい音はこれだ!」って思ったんだ。
そこには、ジャズの洗練されたハーモニーがありながら、
同時にロックのエネルギーとトーンが共存していた。
もう、あの瞬間から自分が目指すべき音がハッキリしたんだよね。
アンディ 1:19:21
僕も同じ頃に、それを強く感じるようになったよ。
あのクロマチックなアプローチって、
当時のロックギタリストのほとんどがやってなかったんだよね。
でも、ちょうどその頃に、マイク・スターンがマイルス・デイヴィスと一緒に
「Saturday Night Live」に出てるのを観たんだ。
あの瞬間、僕もロブが言ってたような”啓示”を受けたんだよね。
マイク・スターンのプレイには、
ジミ・ヘンドリックス的なブルースのフィーリングがあった。
それに、彼のギターには独特の語彙(ボキャブラリー)があったんだ。
彼は、”最初のフュージョンギタリスト”ではないけど、
僕にとっては初めて「本物の」フュージョンギタリストに感じた人だった。
なぜなら、彼はジャズ畑のプレイヤーではなく、
完全にロックとブルースから来ていたギタリストだから。
普通、フュージョン系のギタリストって、
ジャズをベースにして、そこにロックの要素を加えていくことが多いけど、
マイク・スターンはその逆のアプローチだったんだよね。
だからこそ、彼のサウンドはものすごくリアルでオーセンティックに感じたんだ。
で、それってルカサーにも言えることなんだよね。
彼もまた、ロックのフィーリングを持ちつつ、
「ちょっと待てよ、これはなんだ? どうやったらこんなプレイができるんだ?」
って思わせるようなエッセンスを加えていた。
そこが、すごく魅力的なんだよ。
ロブ 1:20:11
なるほどね。
じゃあ、「Why Must It Be So Sad?」について話そうか。
この曲、明らかにビートルズの影響を受けた、
めちゃくちゃ美しい曲だよね。
コードトーンについても聞きたかったんだけど、
さっきの話でだいたい答えが出ちゃったかな(笑)。
あと、最初のベースラインがめちゃくちゃ強烈なんだけど、
これ、まるでポール・マッカートニーが弾いてるみたいなフレーズだよね?
あれは本当にすごい。
アンディ 1:20:28
あれはトラヴィス・カールトンが弾いてるんだけど、
彼がただフロアに座って曲を聴きながら、自然に弾いたフレーズなんだよ。
ロブ 1:20:34
でも、それが完璧にフィットしてるんだよね。
曲の雰囲気にぴったりハマってる。
アンディ 1:20:36
そうなんだよ! もう、完全にドンピシャのプレイだった。
このバンドのメンバーって、
曲を聴いた瞬間に「何をすべきか」を本能的に感じ取るんだよね。
彼らは、まさに”その場の空気を読む達人”なんだよ。
それこそが、彼らの才能なんだ。
何も言わなくても、ただ曲を感じて、
その場で最高のプレイをしてくれる。
本当に、すごいバンドだよ。
ロブ 1:20:49
「Something Good’s Gonna Come」、すごく良いボーカルだよね。
アンディ
ありがとう! そう言ってもらえるのは本当に嬉しいよ。
ロブ
いや、本当に良いよね。君も、こういうフィードバックは好きでしょ?(笑)
アンディ 1:21:01
まぁね(笑)。でも、実は僕、ちょこちょこボーカルもやってるんだよ。
ロブ
知ってるよ! 過去のアルバムにも何曲かあったよね。
アンディ
そうそう。実際、ボーカル曲もかなり書いてるんだよね。
だから、ボーカルアルバムをもう1〜2枚作りたいっていう気持ちは常にあるんだ。
で、この曲は、ずっと前から持っていた曲なんだけど、
なかなかしっくりくる形で完成させられなくて、ずっと温めてたんだよ。
歌詞が途中までしかできてなかったし、
バンドでレコーディングしたこともあったんだけど、
そのまま未完成のまま終わってしまったんだ。
で、その後、僕はスタン・リンチ(元トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのドラマー)と一緒に、
ジョン・クリストファー・デイヴィスというアーティストのアルバム制作を手伝っていたんだよね。
彼らのアルバムは「The Speaker Wars」っていうタイトルで最近リリースされたんだけど、
僕もいくつかの楽曲を共作したり、ギタートラックを録音したりしたんだ。
実は、最初は僕たちでバンドを組もうって話もあったんだけど、
結局、それは実現しなかったんだよね。
でも、スタンとのコラボはめちゃくちゃ勉強になったよ。
彼は、ドン・ヘンリー(イーグルス)やTOTOとも共作しているすごいソングライターで、
彼と一緒に作詞をすることで、歌詞の作り方を新たに学んだ感じがあるんだよね。
で、「Something Good’s Gonna Come」も、
スタンと一緒に歌詞を完成させることができたんだ。
それで、「もうこれは完成させるべき時だな」と思って、
ジョシュ(スミス)に提案したら、彼も「これは絶対やるべきだ!」って言ってくれて、
それでレコーディングしたんだよ。
だから、この曲はすごく誇りに思ってるし、
曲のパーツすべてが完璧にハマった感じがするんだよね。
で、この曲のギターなんだけど、実は…
このレコーディングの直前に、
ラリー・ディマルツィオの撮影をやっていたんだ。
それがちょうど「Recovery」のアルバムカバーの撮影になったセッションだったんだよね。
撮影は去年の10月か11月ごろだったんだけど、
「Something Good’s Gonna Come」だけ、まだ完成してなかったんだよ。
ボーカルとリズムトラックはすでに録ってたんだけど、
ギタートラックをまだ入れてなかったんだ。
で、そのとき僕はモンタナ州ボーズマンにいたんだけど、
そこに「Music Villa」っていう素晴らしいギターショップがあるんだ。
このショップはアメリカ全土でもトップクラスのギターショップのひとつで、
過去に何度かクリニック(ギターワークショップ)もやらせてもらってたんだよね。
で、せっかくボーズマンにいるし、観光も兼ねて奥さんと一緒に行こうってことになって、
「ついでにギグでもやろうかな?」って思ったんだ。
それで、ショップに連絡を取ってクリニックをやることにしたんだよね。
僕はそのとき、1週間ほどボーズマンに滞在していて、
その間にラリー・ディマルツィオの撮影とギタークリニックをやっていたんだけど、
ホテルからMusic Villaまでは歩いて行ける距離だったんだ。
で、ある日、ショップに立ち寄ったら、
「1959年のジャズマスターが入荷したばかり」って言われてね。
めちゃくちゃ状態が良かったんだけど、
逆に完璧すぎて、ちょっとピンとこなかったんだよ(笑)。
もしヴィンテージギターを買うなら、
実際に誰かが弾き込んで、歴史を感じられるようなものが欲しいって思ってたからね。
で、数日後にまたショップに行ったら、
今度は1963年のストラトキャスター(リフィニッシュ済み)があったんだよ!
もう、これは完全に運命だと思ったね(笑)。
リフィニッシュされていたとはいえ、ネックは最高のコンディションで、
価格もヴィンテージギターとしてはかなり手頃だったんだよね。
で、ショップと交渉して、「クリニックをやるから、ギターの価格をちょっと安くしてよ」って言ったんだ(笑)。
結果的に、めちゃくちゃ良いディールをゲットして、そのギターを持ち帰ることにしたんだよね。
で、そのギターこそが…
「Something Good’s Gonna Come」で弾いているギターなんだ!
ロブ 1:23:52
本当に素晴らしいサウンドだね。
アンディ 1:23:53
そうなんだよ。特にネックピックアップの音が、
すごくいい感じにハマったんだよね。
もう、これだけで買う価値があったよ!(笑)
だから、奥さんにも「ほら、この曲のために必要だったんだよ!」って(笑)。
ロブ 1:24:06
本当に素晴らしい曲だよ。
アンディ
ありがとう、そう言ってもらえて嬉しいよ。
ロブ
それに、君のボーカルだけど、ドニー・ヴィー(Donnie Vie)を思い出したよ。
知ってる?
アンディ 1:24:15
もちろん知ってるよ!
でも、結局のところ、これはすべてレノンの影響なんだよね(笑)。
ただ、僕もEnuff Z’Nuffが出てきたとき、めちゃくちゃ好きだったよ。
ドニー・ヴィーって、完全にジョン・レノンをリスペクトしてるし、
同時にエルヴィス・コステロの影響も感じられるよね。
で、実はその二人が僕の歌詞とボーカルに最も影響を与えたアーティストなんだ。
だから、君がそう感じてくれたのは、すごく嬉しいよ。
ロブ 1:24:34
それに、Jellyfishっぽさも感じたよね。
アンディ 1:24:36
ああ、分かるよ!
もうね、「ビートルズ的なもの」にはすべてアンテナを張ってるからね(笑)。
それに、彼らの中には、本当にビートルズのエッセンスを極めたアーティストもいるしね。
そういえば、この前ふと、「これはもしかしたら史上最高のアルバムのひとつかもしれない」
って思ったのが、The Knackのファーストアルバムなんだよ。
ロブ
おお、いいね!
アンディ
あのアルバムは本当に大好きだったよ。
「My Sharona」とか、もうずっと聴いてたよね。
ロブ 1:24:56
あのアルバム全体、ギタープレイもすごく良いよね。
僕のお気に入りの1枚だよ。
アンディ 1:25:00
「My Sharona」のギターソロは、史上最高のギターソロのひとつだと思うんだ。
それに、ポップソングとしては異例の長さだよね(笑)。
でも、このアルバムって、制作費がたったの1万3千ドルで、
しかも1週間くらいで録音されたらしいんだよね。
でも、もし当時のナックのライブ音源を聴いてみたら、
彼らはすでにアルバムと同じクオリティで演奏できていたんだよ。
今、iTunesにもその頃のライブ音源がいくつかあるけど、
あれを聴くと分かるよ。
アルバムにはほとんどオーバーダブがないんだ。
彼らはスタジオに入って、そのままライブ演奏を録っただけなんだよ。
ギターはレスポールとストラトを使っていて、
サウンドがもう完璧。
バンドの演奏も素晴らしいし、
曲自体がもう最高なんだよね。
もしパワーポップのファンなら、
このアルバムは絶対に聴くべきだと思うよ。
そういえば、最近たまたま見つけた動画で、
カート・コバーンがビートルズについて語っているのがあってさ。
気になってクリックしたんだけど、
「俺はビートルズが大好きなんだ」って話してて、
でも、「ホリーズやハーマンズ・ハーミッツはあまり好きじゃなかった」って言ってたんだよね(笑)。
でも、その後に「でもナックのファーストアルバムは最高だ!」って言って、
めちゃくちゃテンション上がってたんだよ(笑)。
ロブ 1:25:51
僕はね、ホリーズにも結構思い入れがあるんだよね。
両親がよく聴いてたからさ。
アンディ
いや、僕もホリーズ好きだよ!
アンディ 1:25:57
ああ、そうだよね!
実は数ヶ月前に、トム・ペティの「Buried Treasure」を毎日聴いてた時期があったんだよ。
僕は毎日4マイル(約6.5km)くらい散歩するんだけど、
そのときにヘッドホンをつけて音楽を聴くんだ。
XM Siriusのアプリでストリーミングしながらね。
で、そのときにホリーズの「Pay You Back with Interest」を聴いたんだけど、
彼の声のシャープな響きと、
グラハム(ナッシュ)や他のメンバーとのボーカルハーモニーの融合が
もう本当に唯一無二なんだよね。
「Carrie Ann」や「Bus Stop」もそうだけど、
ホリーズには素晴らしい曲がたくさんあるよね。
ロブ 1:26:28
さて、次の曲、「Almost Home」について話そうか。
この曲、クラシカルな影響が強く出てるよね。
ちょっとスティーヴ・モーズっぽい雰囲気もあるなって思ったよ。
アンディ 1:26:38
おお、それはすごい!
実は、昨日のインタビューでもまったく同じことを言われたんだよ(笑)。
で、君たちはデジタル版でアルバムを聴いてるから、
まだジャケットの裏面を見てないよね?
実は、アルバムの裏ジャケットには「Almost Home – Dedicated to Steve Morse」って書いてあるんだよ!
だから、まさにその通りなんだ。
このリフは、スティーヴの影響を受けてできたものなんだよね。
数年前に、彼のDixie Dregsのリユニオンツアーを観に行ったんだけど、
それがもう本当に素晴らしい夜でさ。
彼のプレイだけじゃなくて、作曲家としてのスティーヴ・モーズの美しさを再確認したんだ。
彼の音楽って、バロック的な要素とサザンロック的なエッセンスが混ざっていて、
その組み合わせがすごくユニークな作曲スタイルを生み出してるんだよね。
で、家に帰ったら、自然とこのリフとコード進行が出てきたんだ。
「これは、モーズっぽいフレーズだな」って思ったんだけど、
そこからどう展開させるかが分からなくて、ずっと寝かせてたんだよ。
それで、今回のアルバムに向けて曲をまとめる段階になって、
「よし、これを完成させよう」と思って仕上げたんだ。
実は、その後にアンディ・ウッド主催の「Woodshed Camp」に参加したとき、
スティーヴ・モーズとも一緒にいたんだよ。
そのときにはもうこの曲が完成してたんだけど、
「この曲を作ってるときに君に連絡して一緒に仕上げればよかったな」って思ったんだ。
でも、この曲は、単に「ギタリストとしてのスティーヴ・モーズ」へのトリビュートじゃなくて、
「作曲家としてのスティーヴ・モーズ」に敬意を表したものなんだよね。
だから、君がその雰囲気を感じ取ってくれたのは、本当に嬉しいよ!
ロブ 1:28:13
彼の音楽って、すごく高揚感があるよね。
特に彼がやってきたクライアントとのプロジェクトとかさ。
さて、最後の曲について話そうか。
その前に、今日は本当にありがとう!
ここまで時間を取ってくれて感謝してるよ。
アンディ 1:28:23
いやいや、こちらこそ!
それに、僕たちには最初からある種の”相性”があるからね。
ロブ 1:28:29
僕ね、6/8拍子の曲にはめちゃくちゃ弱いんだよ(笑)。
だから、この曲を聴いた瞬間に「もう、これ最高!」ってなったよ。
本当に美しい曲だよね。
それと、この曲で僕が特に好きな部分なんだけど…
もし誰かが聴きたいなら、1分あたりのヴァースの後半なんだ。
そこに、ちょっとした…
アンディ 1:28:48
“プッシュ”が入るところだよね?
そうそう、その前に”間(スペース)”があるからこそ、
あの部分がすごく際立つんだよね。
ロブ 1:28:57
まさにそれ!
この曲って、アルバム全体のエッセンスを凝縮してる気がするんだよね。
曲の洗練されたバランス感と、
ちょっとした遊び心のあるコードの使い方がすごく印象的なんだ。
それにしても、本当に素晴らしい作品だったよ!
…で、本当は機材の話も聞きたかったんだけど、
まぁ、それは他のインタビューでも話すだろうし、ここではやめとくよ(笑)。
アンディ 1:29:11
そうだね、機材の話をすると、
このレコーディングで使ったのはここにあるものがほとんどなんだよ。
アルバムの大部分は、Two Rock Lone Starか、
Suhr、それからMarshall ’68 Super Leadを使って録音してる。
このアンプも’68 Super Lead系のサウンドだから、
クリーントーンでも、ペダルプラットフォームとしても使えるんだよね。
で、僕のKeely Halo(デュアルエコー・シグネチャーペダル)は、
基本的に常にオンになってる。
メインのヘヴィなリードトーンには、
JHS AT Signature Driveを使ってるよ。
で、ネックピックアップ用のドライブサウンドには、
Mark III Driverを使ってるんだ。
これは、ブルースドライバーを大幅に改造したもので、
Keelyと共同開発したペダルなんだけど、
ジャーマニウムモードに設定して、JHSの前段に置いてるんだよね。
これを入れることで、ネックピックアップの低音をスッキリさせることができるんだ。
例えば、ブリッジピックアップでリードトーンを作った後に
ネックピックアップに切り替えると、音がこもりがちになるんだけど、
このセッティングをすると、低音の輪郭がしっかり出るようになるんだよ。
だから、このアルバムで使っているストラトのネックピックアップ系の音は、
すべてこのシグナルチェーンで作ってるんだ。
で、メインのアンプはAT-100なんだけど、
今この部屋には置いてないんだよね(笑)。
あと、ギターだけど、
新しいシグネチャーモデル「ATZ300」(マホガニーボディ)も使ってるよ。
特に「Between Brothers」や「Love is Greater Than Hate」では、
このギターを使って、よりロック寄りの「Resolution」っぽいトーンを作ってるんだ。
それから、いくつかのヴィンテージ・ストラトも使ってるよ。
例えば、
1963年のリフィニッシュ・ストラト → さっき話したやつだね。
「Lost in This World」では1960年製のハードテイル・ストラトを使用。
その他の曲では、1965年製のリフィニッシュ・ストラトも登場してるよ。
ということで、これが僕の機材セッティングの”ライトニング・ラウンド(即答)”だったよ!(笑)
ロブ 1:30:55
本当に”ライトニング・ラウンド”だったね!(笑)
でも、めちゃくちゃ分かりやすかったよ。
それに、君が言ってたネックピックアップの音作りのポイント、
すごく納得したよ。
アルバムを聴いてると、コードの中の1音1音がすごくクリアなんだよね。
それが、このセッティングのおかげだったんだな。
アンディ 1:31:03
ありがとう! 本当にありがとう!
ロブ 1:31:05
さて、そろそろお時間だね。
アンディ
ありがとう、ロブ!
ロブ
今度L.A.でライブやるときは、ぜひ教えてくれよ!
絶対観に行くから!
アンディ 1:31:10
もちろん!
また会って、一緒に時間を過ごせたら最高だね。
本当に今日はありがとう!
呼んでくれて嬉しかったよ、相棒!
ロブ 1:31:16
アルバムの完成、本当におめでとう!
またね!
アンディ 1:31:19
また連絡取ろう!
Rob
this is Rob Garland from Real World Guitar and today I’m excited to share my interview with Andy Timmons. Please like, subscribe to the channel and comment on the video as this will help me get more interviews in the future.
Thanks for watching.
Andy
I’m garlandia my buddy
Rob
Demasculated with my little measure here and your wall of
Andy
It’s just that I’m on a green screen. That’s just all. No, I’ve seen you.
Rob
videos where you play behind that. It is it is gorgeous. I mean I could look at that for a long time.
Andy
i’m a bit of a i guess i’m a hoarder at this point if you saw the rest of the room i mean it’s you know you got stuff that happens it comes in your orbit i don’t know i need i need to have a garage sale but uh i’ve been
Rob
listening to the album a lot. It’s fantastic. Congratulations. Thank you. I like to go sort of track by track observations and then maybe that will send us off on a tangent, which is fine.
Andy
and I’m happy to hang with you, man, it’s good to see you.
Rob
I really appreciate it. Yeah, it’s great to see you too.
So for people watching this, yeah, as Andy mentioned, we met at a Truefire artists dinner, it was about 10 years ago now, after a NAMM show. And, you know, and that was people that had been making Truefire courses all sort of came together for this thing. And I remember just a lot of giggling, very schoolboy like, and I thought, you know,
Andy
why grow up now you know right and then
Rob
And then we ended up in a late night Denny’s as well. The only reason I really remember that is because I’ve never been to a Denny’s before.
Andy
Oh, that that’s okay. So obviously, that’s why I’m not remembering because that’s Yeah, yeah, because
Rob
the thing that stuck with me from that was moons over my hammy, which I thought was possibly the best part of all time. I don’t know. Yeah. Well, yeah.
Andy
I had a very memorable breakfast at Denny’s, probably the same one in Anaheim near the hotels with Daniel Steinhardt of the pedal show and gig rig and Devin Townsend. I don’t think I’ve laughed that hard in my life with those two guys and we, it was just so, so incredibly just silly and funny and, but that’s the beauty of hanging out with other musicians because as serious as we take everything about what we do in our career stuff, there’s also this kind of, this part of us that somehow manages to retain our youth and our love of just silliness.
And it’s so important. And when you find people that you resonate with and have that common bond with it, it’s just a magical thing. You can just be your silly self and not be worried about them and proper and, you know. Absolutely, and I do think,
Rob
Um, it does seem like that happens with musicians a lot. I almost wonder if it’s a way of keeping sane when you have to deal with certain things in life, you know, with this lifestyle.
Andy
It’s it’s it’s a bit that the music is that for sure is how we all dealt with all the stuff we deal with But they’re always thinking about mike stern or a great hero Who i’ve got to know a good bit and there’s there’s elements of his personality that are very childlike Oh, yeah, they’re very so beautiful, but there’s not a deeper human being on the planet and you’ll have that come He’ll have that conversation with you, too Um, and it’s reflected in the music, you know, there’s this is it’s it’s deep as it gets And as light as it gets and and that’s a great reflection of his of his soul and his basic personality, you know But it is it’s all coping mechanisms, you know um It’s not it’s it’s not it’s not necessarily a facade i’m very sensitive to people putting on a facade But sometimes there’s there’s a very uh, sweet You know presentation that can that can kind of ease There are somebody’s own comfort level and maybe those around them, you know what I mean?
Yeah, I think so too and and often
Rob
It seems like a musician will be joking around, you know, and I know we do it, you know, you’re joking on the microphone. But the second you hit first, no, yes, you switch completely into that mode.
Right. And then and then after the last note, it’s back to some jollity again, jollity. Is that what it is now?
Andy
Jollity with Robin No, and what a beautiful way to live though because I mean good lord That humor is so good for the soul to laugh to to keep things light, you know And but yeah, but then we when it’s time. All right, we got we got these these other things We need to wrangle with and put out there.
So exactly it’s a wonderful dichotomy this
Rob
Conservation is yes after so they had a foray into blues in the last album. I think had a little bit more of a Kind of a soulful R&B kind of this.
Yeah, there’s a little bit more rock orientate Not you know, it has many colors, but would you agree with that?
Andy
No, that’s a great assessment because both things were necessarily purposeful, but just in the moment were kind of what felt right. So the last record, as the new record is, is produced and the new one co-produced with Josh Smith.
Yes. Who is just one of my favorite, I call him, recent modern player, but he’s not too shabby on the guitar. He’s all right on the guitar. Like everybody else, started seeing him in all these baked potato videos or whatever, and a great playing, but I always really loved the band he had too. He always had this great feeling rhythm section. And there was one thing, it was a True Fire thing where he had done one of these in the jam things where he created a bunch of backing tracks with your band and you solo over it, other people could play over it. And he was doing a live chat with the True Fire folks and I logged on and I’m playing along with the track while I’m checking out Josh talking and I’m like, this band feels great. So I think I reached out to him. I forget how I got his number, but I just reached out to Tom. Hey, I’m a fan. I’ve been checking you out. He’s like, oh man, I just finished my studio in LA, you should come out and record. And I was like, okay, you know how people are, hey man, let’s get together, let’s hang out. But with Josh, man, you can just tell he’s a no BS kind of guy. And I really thought, man, that would be amazing. But under the auspices of, it wouldn’t be my band. I wanted him to produce, I wanted him to choose the players. I wanted to extract myself from my normal working situation, not that I’m unhappy with it, but that I love what working with different people can bring out of your music. So when we made the agreement, I’m like, let’s do this, okay, yeah, I’ll use my band. Yeah, meaning Josh, I’ll bring in the players, come out to the studio, I’ll produce, great. I just got to be the artist and come out and play. So I wrote some tunes, but because of Josh, I got my old telly out, I’m like, all right, play some funky stuff. That’s where that earth, wind and fire kind of riffs come up.
Rob
Oh, yeah, yeah, yeah.
Andy
You know, and so some of those things in the Shuggie tune, so there were things that, you know, I wanted to step into that world a little bit because I knew the band that he would choose would be perfect for it. So that record had its little, you know, trajectory like that, but then as we agreed to do another record, which is another story, how that came about.
But I just thought, you know, I’m just going to write whatever I write, you know, and just have it be more my thing, but with that same group of players. Yeah. And so that’s what that that is the difference of the new record where I was less concerned with, you know, trying to be ish in somebody else’s world and have it try to be more my natural, you know, whatever my instincts were and then have it be with the, you know, with the flavor of that that group of people.
Rob
Yeah, and I think that you’ve got Travis Carlton, right? Oh, man, yeah, Travis. And Travis is a monster player, isn’t he?
Andy
Travis is among his instincts. Travis’s instincts are incredible.
Listen to his baseline on, uh, why must it be so, it’s just so beautifully melodic. Just the right thing at the right time. And Lamar’s drumming Lamar Carter, just fantastic. And Darren Johnson, just the right.
Rob
stuff is playing on the album it is subtle but it’s so it’s
Andy
Man, so I’m doing I’m doing a live stream tomorrow and I’m having to Matt mastering all the all the you know Music minus me track so I can play along and I’m listening. I’m listening to the record without me and it’s way better These guys sound incredible I’m really not kidding But it just it was beautiful to hear the subtleties and just the instincts that you know We did all those tracks in two days. Yeah, which is
Rob
amazing because it does sound like a well-traveled band when you hear it.
Andy
Well, to that effect, it kind of, you know, those, those guys have tracked a lot together and Josh’s relationship and the beauty of Josh producing with me is, you know, he knows these guys so well and they kind of have a shorthand of communication and he can just say, you know, a couple of keywords to each guy. And they know they instantly get where he, what he’s hoping that we’ll do.
And so it was, uh, you know, that, so Josh’s instincts are great as far as arrangement and how to flesh it out in a very quick time. I mean, he’s got so much experience now with all the records he’s done on his own, but, you know, he and Bono Mosler are producing so many records a year for other artists, which is a treasure for that genre and what they’re doing for the blues and blues rock world is just, just incredible, man. So, so he’s got,
Rob
Do you guys feel, in a way, when you go in there and Josh is producing, that it almost takes a little bit of the weight off of you? Like, because, I know certainly, like, if I’m giving the musicians one-on-one being very like, okay, do this, do that. You know, there’s a pressure to it in a way, and I feel like the way you’re describing it, it’s like, obviously, you still have to be on your game to play these songs and do it, but would you agree with that?
Andy
Yeah, that’s that’s a fair assessment though by the time we get to the point where i’m in the room with those guys I would have already I would have demoed things out a certain way I play I play a bit of drums and uh where I can program so there’ll be some fairly specific things I will I will I will hope to get but that being said what they bring and what josh might um Change or modify is brilliant and it just takes it and that’s the beauty of it not being a solo solo record where i’m doing Everything myself. It’ll be fine.
I can do that But the beauty of working with the andy timmons band, you know, my bass player mike dane copious is with me And what we finally agree on being great is way better than either one of us could do on our own And the same as you know being in a room with josh and his crew, uh, the the other important members alan hertz who uh, engineered the record and and
Rob
drums for Scott Anderson too, didn’t you?
Andy
So slouch as a musician, but then, you know, he was on, you know, both sessions as far as, you know, engineering and mixing. So just as important as everybody else we’ve mentioned here.
But yeah, it’s just, you know, production.
Rob
It’s really crisp on this record. Thank you really stands out. Do you involved in the mixing yourself?
Andy
Well, the thing is that when we did Electric Truth, it was just Josh and Alan in the studio in LA, and they would send me mixes and I’d have my input. But, you know, and so now Alan now lives in Nashville. So we couldn’t be in the room, but you know, it’s the beauty of sending the tracks over the internet.
Okay, we need to address this, address this. It would happen so quickly in the room, because I could go over and go, how about this? How about this? Yeah. You know, but, you know, you don’t always have the budget to do it that way. Sure. But again, I would always just tell Alan, just I trust your instincts. Do what you think it should be, and then let me have my input. And again, it’s usually gonna be a stronger thing than if I was the one at the faders, I can do it. But it’s just gonna, you know, you go, if you’re surrounded by people that are truly great at what they do, then let them do what they do. Right. It’s not always about control freak, I need it to be this way, 100%. I’ve done records like that, or I’ve been like that, more like that in the past. And it can be great, but also I guess maybe with wisdom and age, you start to realize, oh, I need to loosen that up a little bit and let things happen. Let things happen.
Rob
waiting for that wisdom to arrive because sometimes what happens is I wake up at two o’clock in the morning and I go I need two DB on that snare you know.
Andy
That’s never gonna change in that. Yes. Yes to all that.
I mean I got I got cold subframe Timmons for a while there because They have in a digital I could hear any if things weren’t like, you know, it’s it’s yeah So and in tuning of course, too is is it is a thing? So yeah, but yeah, it’s a sort of a certain amount of letting go without Sacrificing the quality, you know, but
Rob
a great example for that. Like I say, production sounds fantastic. Thank you man, thank you. Chris, it’s so warm sounding too. Yeah, well that sounds…
Andy
That’s Alan man, you know, I did my best to record my I recorded the guitar tracks here at my place But it’s really him having great ears and knowing how to record tracks properly and then knowing what not to overdo or over
Rob
does feel like there’s a lot of space in it as well. Yeah, how beautiful how beautiful like it’s crammed in, you know, let’s start going through the track.
So Elegy for Jeff, I love on your YouTube channel, somebody put who’s Jeff?
Andy
I think they were being honest and that not, I don’t think they were being, I don’t think they were being honest. No, no, no, I think they were being honest.
Rob
Which is which I think
Andy
they were they were they were concerned yeah i hope they right i hope they i hope they know now
Rob
go away and listen to the entire Jeff Beck catalog.
Andy
Let’s please hope so. That’s funny. I did see that coming.
Rob
three notes right but by note three it’s it’s a Jeff Beck inspired melon it’s like but but a third note there’s no doubt there’s no doubt that that’s
Andy
Well, thank you. That’s clearly the intention.
Rob
And actually I think there’s quite a few Jeff Beck touches throughout the album, you know, like whether it’s a whammy bar warble or a little hammer on, so there’s a few of those, but so you have this beautiful melodic clean tone with that melody.
My question on that track is first of all, did you ever meet or even play with Jeff?
Andy
Did not play but got to meet him. I’m a stalker. So I met him Uh first first time in 99, so maybe maybe four or five times. I got to meet him Um by the grace of knowing somebody in the band or having some kind of connection I don’t think he ever really remembered me or I don’t think he knew my playing I know I was mentioned to him by simon phillips when I was playing in simon’s band I was privy to a phone call.
We were my first tour with simon. We were going to play the shepherd bush empire Many times actually there you go Your neck of the woods there. So he calls jeff. I’m in the phone He’s on the phone with jeff back and he goes he goes Hey, you think you might want to uh come around to the gig tonight and the first question jeff would ask I couldn’t hear him He says who’s on guitar? Oh, it’s just this guy handy timmons, so, you know, blah blah blah He didn’t come to the gig of course, but that was funny. That was his first question. He was all guitar So but no every time I was around him, uh, she couldn’t have been a more humble gentleman You know just lovely guy got to tell him what we’d like to tell him And I had my wired album signed, you know And then later the next time a yard birds record, you know the big yard birdsman So I got to bug him a few times and hang a little bit and he was always always gracious We had a good time. Oh, that’s really really nice. Yeah
Rob
find, you know, it’s the strangest thing. I think I saw him live maybe five or six times and each time I was really overcome with emotion. Like I was literally in tears a couple of times.
I know it’s the same. There’s just something so pure about it. And the great thing is you’re never watching Jeff going, Oh, I wonder what scale he’s playing. It transcends all of that, right? It’s just it’s pure emotion, isn’t it? It’s a
Andy
emotion and somebody that there’s no barrier between him and his heart and his soul to sound too corny. No, no. And it’s just because of his command of the instrument and what he was able to do, manipulating everything at the same time to get it to say what he wanted to say. It truly is.
And that was me seeing him for the first time in 1999. Had that exact same effect and then of course every other time I saw him. But that particular first time was like, oh, I really get it now because the recordings at that point really, aside from maybe arguably, you know, where were you, there was elements of amazingness, but not that that particular emotion that we started to feel.
Rob
It kind of leant into that in later years, didn’t it?
Andy
Well, the emotion and commotion record I felt was the because up to that point I was even after having seen him live I was kind of convinced that maybe maybe it’s not possible to capture in recording what we felt It might be a proximity energy thing But when emotion of the motion came out, okay. No, there it is Now and yeah, but he just kind of kept pursuing it and that’s the beauty of the arc of his career was he just never You know rested on his laurels he always always pushed the envelope to keep reinventing and never repeating what he had done and What it’s so what it what a you know, I never want to be the guy doing too many Beck isms There’s guys out there that we was like, okay, that’s enough of that little hint every now and I think it’s cool but the the respect for you know, just his overall ethos and and Continuing to to develop that connection with the instrument to where it’s just this complete, you know What do you want to call you know hotline to God or whatever it is?
It’s just this thing connected to the universe that just can’t connect on such a magical way so yeah, that gives all of us the the inspiration to just keep trying keep practicing and keep evolving
Rob
Yeah, and I loved how restless he was musically as well. Like, for me, one of the most underrated albums is the one called Jeff, the third of the techno album, so to speak. That one has got some really lyrical, beautiful playing on it mixed in with a little chaos.
Andy
What are some of the songs on? There’s an audio on that one.
Rob
uh no nadi is on the one before that who else or uh the middle one you had it coming you had it coming that’s that’s another one that’s just the very last track on jeff and then there’s one called porcupine that’s just a maid there’s all okay lots of different moods on there and he’s got the the rockabilly track in the middle and just yeah a bunch of different stuff
Andy
Cliff, Cliff Gallop fan. Yeah. Yeah. I’ll go back and check that out.
Cause I know I’ve heard it, but maybe I haven’t given it all the time that I’ve given some of the other ones. So yeah, I know there’s treasures waiting.
Rob
Had you transcribed some of his stuff or was it more an osmosis thing for you?
Andy
It’s just the listening I didn’t I’ve never really learned his licks per se or or or I mean some songs I mean I played come dancing years ago in my trio or but bad Poorly learned versions. You’re just my my own take on here I’ve learned just enough to play the song same with you, you know, cuz we’ve ended as lovers It’s that’s a beautiful beautiful set of changes to play on so it is but I don’t try to to to overly Jeff it You know, but but paying paying the homage when it feels right
Rob
I sound funny but I had this thing with certain artists growing up and I still have it in a way where Jeff Beck’s one of them, Joni Mitchell’s another one, where I don’t actually want to learn exactly what they’re, you know, I don’t want to learn their stuff, I just want to enjoy it as a fan and you listen to that stuff so much, a bit steep in naturally, don’t you?
Andy
That’s the thing. As a songwriter, as an improviser, as anybody who’s producing music, it’s all this collection of stuff that we love that informs what we do, whether it’s overtly, if we’re conscious of it or not, it’s in there.
It’s who we are, but because of all these things that we’ve loved and we’ve taken in, whether we’ve studied them specifically or just by listening over and over and over, we can’t help but have elements of that in what we do.
Rob
Definitely. And I think you made a good point earlier about not wanting to take on too many Beckisms, because I know when I used to tour with the Blues Band and stuff, we’d do these festivals and there would be four or five SRV clones on these.
And you know, nothing wrong with that, they love it. But I think it becomes a point where you can take bits from your heroes, but you do have to kind of force yourself to take things from other areas and listen to different stuff. Don’t you think just to avoid that so you don’t end up you know.
Andy
That’s the thing and there’s the Josh Smith tells the great story of his own trajectory where you know He was he was the young prodigy and he could play just like Stevie and maybe he was 13 or 14 He’s on one of those blues festivals and the five acts playing before him. We’re doing the exact same thing He says I gotta I gotta learn some other stuff.
So that’s when he discovered Danny Gatton and you know, Eric Johnson and Robin for You know what I mean? It’s not be that but that’s and Stevie Ray is a shiny example where you hear Albert King Very strongly you hear Hendrix very strong very strongly But he put it together in such a way that nobody had ever done and therefore Spawning, you know so many people that want to imitate that and rightly so because it’s so powerful Yeah, but you can’t be him, you know You could be the imitation and if that’s the goal that gives you joy, then there’s zero wrong with that, you know I would love to be like that and I keep trying but I just come out sounding like me Unfortunately, no
Rob
No, that’s a good thing. That’s what you want. Well, you know what I mean. You know what I mean, just like you said.
Andy
we would love to be able to do, but, but yeah, it’s, you know, that’s the other thing that Stern had said, but sometimes it’s our shortcomings that just make us who we are, you know?
Rob
interesting sort of concept about that as well, having been a music educator for a long time, and I know you’ve done a whole bunch of that as well, is this idea that when we were teenagers, because there was no internet, there was very little written material really, and you know, you would literally be moving the needle back on the record. When you worked stuff out, you probably, not you, but one, probably learned it somewhat incorrectly, but found a way to make it work for you, like the years later, when you see these people, you go, oh, he’s playing.
Andy
That was me, too. You just had to do the best you can.
Rob
good comes from that, because it forces you to come up with your own way of doing things. And I think one of the downsides, even though, of course, you know, I’m in that industry, one of the downsides is, you know, you don’t want everybody just come out sounding the same, you know, right?
They all know exactly how it’s done. There’s no there’s not that discovery process, maybe.
Andy
Well, that’s that is the thing that it our ear is the most important tool as as a musician and if not Of course, we’re we’re involved in in teaching We have videos out and in all the stuff and you can see all your favorite players playing live now or you know recorded materials But yeah, we had to dig it out.
We had to earn it and I’m convinced that when we learn things orally versus visually, it’s internalized is completely different and it it Accelerates your immediate connection between what you’re hearing and what you’re able to play, you know So it’s not that I don’t consult the transcriptions and videos I’m not I’m enough for that to try first just with your ear man because that’s what this is all about You know, we have to you know We have to have that connection of the internal ear being able to recognize what it is We’re wanting to hear and having that immediate application, you know
Rob
Yeah, and I think for the guitar in particular, because we can play the same exact note, you know, the same registry in more than one place, there’s something to that getting used to how it feels different on the D string to have, you know, that kind of thing too.
Andy
When it comes to my writing and when I’m committing things, I’ll go through a lot of developmental things that are finding, what string is this going to sound best on? How can I connect this in the best way?
It’s sometimes not the most convenient, but that’s part of the process is recognizing such a different tone on the note D on the B string and the third fret versus the one on the 12th fret on the D string or the seventh fret on the G. You know, it’s…
Rob
you put into that comes through because your melodic sensibility is so beautiful and strong. Thank you.
But I mean, I think you can tell that that you’ve that you’ve found because you leave a lot of space and it’s so tasteful, but it always sounds so good. That’s right.
It’s so good.
Andy
Well, when things are composed, and I know what I’m going to play, there’s a very specific intention with each note, trying to get the right articulation and placement and tone and all these things that add up to it hopefully having some weight to it.
Rob
Definitely. Recovery, the type you can track on the album.
So I love the way it starts, and you have almost that, it almost sounds like one of those Japanese koto sounds, you know, that little line that goes…
Andy
Yeah, well that that actually is my my Jerry Jones electric sitar. Okay.
It’s like a cool like it’s got the third It’s got is it 13 like it’s got this series of sympathetic strings There’s a little tuning key so it is like the koto. Okay, but it’s you know, I so I just tuned it to that that melody That kind of you know Easterny George Harrison II Indian whatever whatever it is Just as a flavor then you can hear that same chime a few times throughout the track I would just find a nice little moment and give it a nice ching, you know
Rob
It’s just so good that you really enjoy those little moments like that.
Andy
Thank you, man. Thank you, and there’s there’s there’s there’s bits because that that song is actually so that the tribute to Jeb is really two tracks Elegy, which is overt, but recovery is very much Inspired by the track hammerhead.
That was another track on the emotion emotion commotion record
Rob
you’ve got the the whammy wall ball right at the start of the solo and then the little trail thing yeah it’s awesome
Andy
I mean a little bit and hopefully not too much.
Yeah, I don’t want to do overdo them But I but Jeff’s in there, you know So that was those that was kind of a one to part one and part two tribute to Jeff, you know Yeah, the inspiration
Rob
So I love the way the verse kind of erupts out of that intro with the sit down and then chorus melody. This is something that I find has always been in your music is is it sounds instantly recognizable the chorus melody like it’s anthemic right?
And there’s this little part in the second half of it where it kind of goes up and I don’t know if this is completely out of left field, but it reminds me a little bit of like rainbow or deep purple because it’s like a classical rise to it, which I know is kind of.
Andy
you saying it sounded like a trumpet line I had I had not thought of it but it is a bit of fanfare
Rob
in Deep Purple and certainly in Rainbow, you would hear that. So it’s like, oh, that’s kind of interesting.
Andy
Who knows if that had anything to do with it, but I it’s all it’s all possible, but that’s just how it happens
Rob
again this album each song has a lot of different moods in it right and this is an example of that where he starts the verse is driving and pushing the chords like super melodic and then you’ve got the really cool solo um so thank you can you talk about how this track kind of came about for you how how you yeah i think
Andy
I think it was one where I kind of purposely wanted to compose something with a groove like that. And that’s not normally how I compose, so I might have… I’m not 100% sure, but I might have just come up with a groove in Logic or something and wrote to that. But I don’t recall much else about the writing process, just knowing that I want something… I did want it to be a bit anthemic. I wanted it to have a positive outcome, so to speak, because it is this recovery and it is the title.
Yes. Though I didn’t know it was going to be the title track. The original title for the record, which I think would have been a good cover, is less than, greater than, but only using the math assignments. Oh, okay, yeah. Because the next track is Love is… Yes, yeah. I don’t know how you’re saying that. This is the Love Gang. It’s always… Double V for Double Love. But yeah, no, so… But yeah, Recovery Unit obviously being the title track. But I’m happy that it kind of does represent the vibe of the record. There’s a lot of music that was inspired by the notion of healing. Yeah.
Rob
And so what does the word recovery mean to you and as it pertains to you?
Andy
I say that it kind of mirrors the multiple dimensions of instrumental music, meaning that it can mean anything that you need it to mean to you. Because I mean, the most overt thing that comes to a lot of people’s minds when they say recovery, they think about addiction. And I think that’s something we all either are touched by or face personally and me in myriad of ways, because there’s been alcohol and substance issues. You can even call social media and your phone an addiction issue. But recovery is really it’s the overall meaning for me is healing, you know, and always kind of feeling like my life had been in just a, you know, recovery after another, just because of what life is, and it’s not all, you know, not all, you know, what you might perceive on social medias of people’s lives, it’s there’s all the ups and downs.
And I’m a highly sensitive person. So, you know, it’s not always easy to navigate when you feel things that deeply. And I take energy from people very deeply sometimes too. So it can there can be a heaviness to a lot of that. But music has always been that place for me to to be able to express and to feel and kind of have that protective place to be, you know, I always call that the entire Beatles catalog is like my security blanket. You know, I’ve just lived my life with that music and I can always go back there and it always brings me joy. It always makes me feel great. But there’s music that you also want to experience that’ll bring that tear be it be it what you experience with Jeff Beck or Brian Wilson’s greatest work or Chopin’s Nocturne. So there’s so many things that that music can do for us. And I think anybody here watching right now probably feels the same way because you love the guitar a lot. You’re listening to two very passionate geeky geeky types chatting chatting about the process. But that’s what we’re so fortunate to have that we have this thing that we love that the instrument the music and what it really means to our life is a very deep thing. And so music has always been that place to recover, to heal, to try to get back to some sense of whatever normalcy can be even considered at this point in the world. But it’s just that more a more natural state. And that’s something I think we’re always kind of chasing and trying to try to find. And thank goodness for music, man. Can’t imagine this crazy life without it, right?
Rob
well said I mean it’s not to be dramatic but it’s everything music you know really it really is it’s always it’s always kind of like it’s always been there you know like you say
Andy
And for us it has. And throughout the history of the world, certainly it’s been around a lot of humanity’s time and serving some very great purposes and maybe some not so great purposes. And that’s true to this day, but the truly great music that’s produced for the art’s sake, I think really has really great value. So to be a small participant in that and to to be able to put things out there in the world in hopes of it giving to others what I’ve gotten from so much other music is ultimately success for me.
It’s just incredible that I’m still able to do this. We’re still able to do this and that people still support and still care enough about it to want to give us that feedback. It’s incredible.
Rob
It is. And when you talk about, you know, being sensitive, and I think that the players that I was and not just guitar players, but the musicians I’ve always resonated with the most, and occasionally, people will say this about my playing if I pay them enough, but but is is that the personality of the person is coming through the instrument, you know, and and I think that’s such an important part of it.
And I think, you know, I know, before you’ve talked a little bit about sort of anxiety and things like that. And I’ve also dealt with some of that. And I think that it all gets rolled up and comes through the instrument. And I think there’s an honesty to that, that people respond to, you know, and when you say about putting it back out in the world, and I think one of the reasons why you’re playing resonates with so many people is that you can feel that.
Andy
Yeah. Well, that’s the ultimate compliment, I think, for any artist that it’s a true reflection of them. And I agree with you that there’s so many great musicians, specifically, that we get to know along the way. And man, their personality really does reflect how they play.
But that’s the trajectory of the player, just like we talked about with Jeb, just getting there to be less of an obstacle and letting that be pure expression instead of the technical struggle. That it will always be because it’s the guitar. But it’s all comes with time. And the more pure the person can be with the least amount of facade possible. And that’s what I aspire to do. But it’s how I live my life. I want to be that in the world. Somebody wants to be that.
Rob
Exactly. There shouldn’t be a division.
You’re not like, now I’m going to put on my guitar player track. It may be spandex, but it’s been quite snuggly, yeah. But that’s exactly true. I feel like the more one aspires to be that in daily life, the more that’s going to naturally show up in the creative arts as well.
Andy
It came to me the more I was teaching and trying to impart whatever I could about how I navigate music You know, it started becoming clear to me that I behave the same way in you know In music with musicians as I would walking down the street. I’m gonna be very aware of whatever action I take, you know Is gonna affect everything else, you know some people are very self centric and And can function that way in the world and you got to get out of their way when you’re walking on the street Cuz they’re not they have no No awareness of you whether they’re in your phone, you know, they’re not using their turn signal or whatever.
It might be the yes I yell at a lot of people Paul Gilbert wrote an amazing song that I can’t say it on our interview for for I don’t want to use the profanity But it has to do with using your blank a blank turn signal The greatest song ever Anyway, so all that to say is, you know I know that you know by whatever I play in the context of whatever it’s not just about what I’m doing You know in my music I might be the quote-unquote singer and and but therefore that that I will play a certain way But if there’s another vocalist or another player Sometimes the right thing is volume knob off, you know, and not everybody thinks about that or less or register It’s all these things that you know It’s good to be aware of but again can You know it take you take on some other energy sometimes that you’d rather not have so but but it’s but it is true It’s just reflective of how I would would function in the world
Rob
And I think it’s a great learning experience because, you know, I played in trios for many years and then, and then when you start playing with keyboard players, it’s a different mindset as well. Oh, for sure. For sure. It’s like you suddenly, you need to listening, you know, just like in life, right? Listening is important in those situations.
Andy
Very important awareness. Yes, dear, these are good things.
Rob
What you said about music though, and wrapping yourselves in the Beatles collection. One thing I worry about a little bit, so my daughter’s 12 and I’ve always, my one thing has always been no Disney music in the car.
I’m gonna play, it could be anything. It could be Frank Zappa, it could be Credit House, whatever it is, it’s gonna be in the car. She’s always been exposed to it. But I see her and her friends and what they listen to on Spotify and things. I have a slight, this sounds like an old man moaning, just to put it out there, but I have a slight concern that they’re not experiencing music in the same way that we did, you know? And so it’s very difficult to get that point across and you can’t just be like, you need to listen to an album or you’re not having dinner. You can’t do that. But it is a concern because the way people consume music now is very different.
Andy
It is and so but I think that’s a bit out of our old man control though because yeah, you’re right We can’t we can’t force them to grow up the way we did.
We were fortunate But you know, what was interesting when you know the uh, the fires for la Benefit went on and it was this cavalcade of incredible music um, you know everything from no doubt, you know reuniting and of course, you know, stevie wonder was there of sting and some people
Rob
I was very impressed with Pink’s performance on that show.
Andy
That’s the thing. Pink and Gaga and another female singer, each of these female singers, younger women and a majority of the audience seem to be younger girls and the way those artists connected with that crowd was really heartening to me because every person knew every lyric and so it’s not the same as what we grew up in but it’s clear that they’re listening and these artists, Billie Eilish, and I wish I could remember the other young woman’s name.
She had that song called Vampire.
Rob
Oh, yeah. Yeah. Yeah. Um, uh, see where I need it. No, I’m
Andy
Everybody else has got that, hey, old guys with no memory. It’s a very obvious name. But I think she’s, I actually love her a lot. She’s amazing.
But yeah, so they’re writing, you know, some very connective lyrical content and they’re connecting in that way that I would hope. So yes, music has become a bit more, a lot more disposable and kind of this background thing where we used to immerse album cover, you know. But we had to accept that they are gonna get it differently but they’re still listening. And there is music that means something that’s helping their lives, making them feel okay. You know, making sense. You’re actually right, actually.
Rob
No, it’s a really good point because we were watching the Grammys and my daughter knew every single song and not only knew them but knew the lyrics to most of them as well. There you go. Which in a couple of cases wasn’t ideal. Fair enough. But you’re absolutely right though, so it is getting through.
I think it’s just more song based now. I’ve just got to change my thinking. They like a song as opposed to a collection of songs.
Andy
It can be that it can be that yeah, and I I was heartened also that all the uh, all the other artists that were up for Best new artists each performed. I liked all of them.
I thought wow, this is new. I’d see, you know I mean, you’re not gonna like everything that’s gonna be on the grammys You’re gonna have your taste but I was I was a little encouraged like yeah, there’s I mean, of course It’s not all about an award show. There’s so much great music being produced in all genres and all walks of life and and it’s all out there to be discovered and um, it’s just uh Yeah, it’s finding it.
Yeah It’s called love it’s supposed to be love is greater than yeah love is greater than hey, yes. Yeah. Well, that’s our hope anyway
Rob
So, so kicks off with like a really welcoming warm tone, which I think of as the love part probably, right?
And then when that really cool, aggressive riff, kind of a proggy riff comes in, I guess that’s a bit more like the hate part, maybe, I don’t know.
Andy
I didn’t necessarily consider like that, but there is that there’s this dichotomy There’s a new shift so that there’s I think there’s plenty of each sides of that coin in the track And as I had written it and I had it fully fleshed out the way that I wanted it Except the lengthy section in the middle where it was just gonna be open for whatever is gonna happen for the solo But Josh immediately picked up on my you know kind of live and let die McCartney but bondage So that’s what he came up with those lovely And that was um Darren Johnson the key we’re playing player you’re playing those on the like a melotron string Keyboard, right?
Rob
Yeah, that’s true.
Andy
So totally, totally intentional and so I’m just calling myself out on it now but yeah Josh picked up on the vibe and his production ideas were spot on and really, really, really great. So that was a fun one to do but I’m really proud of how it has that kind of heavy and dark thing to it.
But the way it all comes back to that original melody from the front with a whole different groove and harmony and it’s like I’m proud of that composition if anything, you know.
Rob
Yeah, I think a lot of these songs on it, well, probably all of them, but have that for one of a better word, it’s like a pop sensibility, even though it’s not a pop song in the sense that you have a theme, you know, you go off, you do it. And you can tell again, like we talked about earlier, there’s so much thought in it, the way these things, you know, reprise near the end of the song.
Andy
Yeah, I was just saying yes, I love songs and that’s it all starts with that whatever happens on the guitar involved whatever you know, that’s that’s it is secondary it’s got to be a good tune or else why are we doing this, you know, no, absolutely plenty of guitar solos already out there.
Rob
We’re good. There was that freak occurrence of instrumental guitar being like very popular mainstream and you’d see a video on MTV and you go, what’s happening? What’s happening here?
Andy
songs he wrote memorable it could have been riff bass because heavy rock but there was great melodies always with Joe
Rob
Play the melody low, repeat it high, just so you’re hearing a lot of your stuff too.
Andy
Yeah, well, that’s that’s just it. He he had the right idea that you know, people want to hear a good tune And so obviously when was surfing came out.
I was like, oh my gosh, this is this is it This is the way forward, you know, and so they definitely a huge influence on me, you know Playing wise and and and that idea of yeah, it’s to have a good song man, you know
Rob
Yeah, for sure. Now in the middle part of the song, there’s these really cool like angular chordal stabs and then you play slide over the top of that part.
And then when you launch into your solo, my goodness, you’ve got some serious, really cool fast pick lines in there, right? My question about that kind of thing is, and this is to help me, if you’re not on tour, right, and you’re not particularly doing a lot of live stuff or streams or anything, do you have to work to maintain that or is it always there?
Andy
Gosh, no. No, that’s all.
Yeah, and I it’s interesting because I am always playing I practice every day no matter what Not touring a lot, but I have obviously done during the pandemic did a lot of live streams Yes, but it’s it’s my it’s my goal to play first thing every day with my coffee I get up and just play for an hour But I’m generally not playing that like there’s a couple of arpeggio like almost in they ask Well, yeah, no, but but that just felt like what it needed. Yeah But I you know certainly would have had to you know Work on my chop so to speak because when I’m practicing in the mornings It’s usually about songwriting or I’m playing standards, you know, just putting on I I real book and playing with a clean tone It’s kind of getting my melodic ear going and navigating harmony But it’s the kind of thing where I wish I had, you know, but system it’s just really time in life, you know It’s just but if I had a regular regimen, okay, I’m gonna work on my shred for 30 minutes I mean, I know you’re being completely different.
I I would love to always you know have That gear it’s it’s there when I when I would like to have it, you know And I guess I guess it is in some ways But I yeah, there’s a lick that happens at the very end of that song. There’s one Yeah, there’s one of yeah, there’s one that although that little chromatic thing. Yeah. Yeah. Yeah. Yeah. I just needed some kind of Aggressively wrap it up kind of thing. That’s a fun look to play. That’s it for me.
That’s an easy lick There’s a lick at the end of the ones you’re talking about the ingvias thing where I kind of try to Play these groupings of doubts that really aren’t line and it’s just Totally it’s a totally three-nope or string. Yeah that I don’t do particularly well, but I got you know I got it on the recording but some nights I pull it off and sometimes it’s it’s ish But the other two licks I got you know, it’s like yeah Well, it’s not nothing wrong with having a little bit of challenge in your in your own composition, man
Rob
But you generally feel like that right hand picking, if you need it, it’s there. I mean.
Andy
I mean, to a degree, but yeah, I would be better served if it was more, you know, kept up on a regular basis, you know, but it’s, I do all right. But again, 61, it’s like, you know, your muscles aren’t, your tendons aren’t what they were when you were 25, when you might have been recording some of these things.
But it’s okay, you know, it’s like, keep, you know, what really helps me for those of a certain age, I’ve been taking glucosamine supplements, because I was having the onset of what felt like a bit of arthritis, which is, is terrifying for a guitarist. And somebody recommended this particular supplement, it’s just, it’s a commonly, you know, accessible to the drugstore glucosamine, but it really has helped my joint health, and feeling great. So that helps me.
Rob
That’s not a paid sponsorship, is it Andy Timmer?
Andy
brands. But the one that really works, Andy Timmons recovery
Rob
It really has a ring to it.
Andy
Doesn’t he may have vitamins out now? I think
Rob
You need a vitamin to get your leg kicked that high.
Andy
I’m in. Yeah. I mean, my.
Rob
I can’t go anywhere near that, so.
Andy
Fair enough man. I’ll uh, I’ll get some of those please. Yes
Rob
playing that you know getting those every night are you playing some of these solos note for note live are you improvising or a bit of both
Andy
It’ll be a bit of both, yeah. I was having a conversation earlier about the resolution record was kind of a turning point for me where I was so dissatisfied with what I had improvised on the basic tracks with the band. Sometimes you get lucky and you capture something live with the band, great. If not, you go back and try again. But with that record, I gave myself permission to learn what I improvised that I liked, but then compose around it to try to make a better statement of what I wanted to hear. It was really torturous and difficult to do because it took a long time. It was hard. Sometimes I don’t do well with things that are hard.
I do things that are natural. You know what I’m saying? But it was a great exercise to go through by the time we did the record. By the time I recorded each track, which if anybody remembers the record, there was no overdubs. It was just one guitar performance, bass, and drums. So the tone had to be great and hopefully the note choice. But it was the first record I’d made where I was like, yes. By the time I recorded each track, I knew exactly the note I wanted to play, the articulation, the placement in the beat. Everything about it was very specific. So I don’t do everything that way now, but I have no qualms or trepidations about approaching it like that because earlier on it was like the idea of a session player or a jazz musician. Well, it must be improvised every time and in the moment, which is great. And I still played that way on the stage, but there are some solos that I’ve composed that I think are as strong and integral a part of the song as the song. So kind of a mini composition within the composition that I feel compelled to do because I want to hear it. And I may get a while here at certain moments and deviate from that, but it’s a balance of the two and I need both. I wouldn’t want to do a gig where I’m playing the same thing every night. Songs like Electric Gypsy and Cry for You and many other songs are different every night. But there will be a composition like Gone that the end solo just has to be that. There’s no other way around it. It has an arc and it tells a very specific story. So I stick to that. So it’s a balance. But yeah, it took me a while to get over what I had felt was a stigma about doing something like that, composing the solo and playing that same solo live. No problem with it now because it’s what I think is appropriate.
Rob
you know, you know, George Harrison’s solos. For me, I was a massive queen fan growing up.
So Brian Mays, Brian Mays, solos. I mean, talk about song within a song, right? Oh, absolutely. And I think, and I feel like, you know, this, that Invey, as we’re calling it, part, that, that is very, very identifiable. So I like, you know, when I come and see you, I’m expecting it.
Andy
No, and you will get that because I do I love that section and there’s not anything else I’m gonna throw it off the cup. It’s gonna be better. So yes, just try to play that
Rob
Yeah, I think it’s fun sometimes as well to have an entry point, a motif, a little melody, and then whatever happens in between. But I’m with you, though, like, I think like, you know, see, it’s funny, because I track a lot of stuff here and using logic.
And the danger with that is, is no one’s going to stop you doing 512 takes, right?
Andy
The problem of working alone, yeah. It really is, right?
Rob
Well, what I found is, this is funny, talk about neurosis, I’ve discovered that if I record two or three solo takes and don’t listen to it for two days, yeah, probably like it or at least comp it or do what you did. I’ve actually done that a couple of times while I’ve transcribed my own solo, which can be very, very tricky.
Andy
It’s like, because you did something in the moment.
Rob
Well, you’re in that moment, you’re not really thinking about it, are you? And then, you know, whereas like, if I listen back, I’ll just delete, delete. And it’s terrible.
It’s madness, you know, but I’ve found if I walk away, it’s almost like coming back and listening to somebody else.
Andy
It’s a very good lesson for me to hear and to know and yeah, because yeah Usually your first instincts are gonna be the strongest before you overthink, you know But then if you get into a dissective compositional mode, and that’s another thing too. Oh, yeah those those first few
Rob
too, right? Like if there’s a lot of changes and they’re kind of dense, then I know I have to think about it a lot.
Andy
Well, for sure, for sure. Each situation will dictate a certain path, but it’s always great when you can get it on those first couple of takes because it’s irreplaceable as far as the beauty of the initial response.
Rob
Yeah, and I think as far as when it’s improvising at gigs, I try to tell myself this is a one-time thing. It’s a moment. It’s between me and the people in the room, the band, and that’s it.
However, one thing that when you play at the baked potato and Mike Landau walks in, that can be difficult. I was thinking about if Jeff Beck had come to your gig with the way you played. You try to not think of those things. But part of the anxiety thing, I don’t know if you’ve ever had this. But I think it’s because I’m from a funny little seaside town in the southeast of England. I have sort of dealt with this imposter syndrome thing a bit over the years. I don’t think you should be playing at the baked potato. You should be serving chips. So I’m doing better with that now. But it is often a thing that it goes to the point of to really record or perform or do the best you can, you have to get out of your own head. That’s it in a nutshell.
Andy
Oh, for sure. And that’s and that’s what we’re all shooting for, how to be in the most passive of states to let things flow a certain way without the interference of our very pesky brain, you know, always getting in the way. So that’s that’s when that for me, that’s the best moments on stage, people say, Well, what are you thinking about? Well, it’s like, hopefully nothing.
I just want to be responding in the moment to what’s happening without the interference. Well, you know, man, you missed that note three notes ago. And that dialogue happens, you know, that there’s, there’s bits of that dialogue, but it’s the more you can try to extract yourself and get into more of a meditative state, which is, you know, I’m not a good med, I couldn’t sit here, you know, be by myself, my brain is very active. But musically, I can do it. And not always, it’s not a perfect, I get my batting average, it’s not a perfect science, or whatever it is, physiology, mentology to go with your, we’re coining you for your mentality. Yeah, whatever state you’re in, but just trying to keep it as uninhibited by the the pesti brain of ours, you know,
Rob
I think that goes to what you said earlier, mirroring life as well. Like if you are walking down the street and you’re doing this with your phone, I mean, if you’re doing this and you don’t have a phone, that’s even worse.
But, you know, if you’re doing this with your phone, I do that all the time.
Andy
Yeah, toilet paper. But I mean.
Rob
But I mean, if you’re in your own head when you’re walking down the street and you’re thinking about something else, you’re more likely to miss a gorgeous sky or something too, right? You’re not…
Andy
There are these things. Yeah, no for sure for sure for sure.
Yeah Yeah, we I recognize that occasionally if I was looking at my phone in the van in Italy and we’re passing by or there’s the Alps No, but you know, yeah. Yeah, you gotta catch yourself, you know, absolutely
Rob
Yeah. So let’s talk about Where Did You Go?
As this one starts off with a little bit of a jazzier kind of vibe, slightly tangent, and we’ll come back to this song. I have to say, I was a big fan of your playing with Simon out of the blue, that live record I have, which is another lifetime, which is great as well. And I think Ray Russell’s on that as well.
Andy
Yeah, Ray and I played live together on that, yeah. Oh, that’s cool. I like Ray. I like Ray’s play. And then Anthony Jackson on bass, man. I mean, come on. That was not a bad day.
Rob
And then, of course, you did a couple of records with protocol. And you very kindly got me a nice table at your show here in LA.
Andy
It’ll be nice to see you. Yeah. Yeah.
Rob
very nice. So what I wanted to ask was could maybe if you talk a little bit about one how you started playing with Simon Phillips and two a mindset between working in a band like protocol and your own solo.
Andy
Oh yeah, well meeting Simon, the first time was 1993 and Ibanez and Tom, well it was mainly an Ibanez event at a NAMM show. In 1993 they called it the Axe Attack. They were featuring all their heavy hitter electric guitar players, notably Satriani and Vi, and Red Beach was there, Paul Gilbert, Alex Golnick, Sean Lane, and they needed basically a house band to back up everybody doing their tunes. And so they got a hold of Simon Phillips and Gerald Wiesely on bass, who was playing with Weather Report at the time, and me. Even though at that time I was only known for Danger Danger, but the people in Ibanez had been hearing, they knew my first solo record wasn’t out yet, but all the ear ecstasy, all my instrumental shreddy guitar stuff, they knew I was capable of being that guy.
And Simon’s deal with them was like, well I’ll do this, but we have to play some of my fusion stuff sprinkled within the set. So not only did I have all this material to learn for the other players, but I got this music from Simon. He’d done a record called what was called Protocol, and his very first solo record. I don’t think he did.
Rob
just himself right on that first one yeah
Andy
It was all him programming everything and playing and so, you know did the homework I was having to read charts on the stage But it was a good night for me because I was only known for the danger danger stuff But here I am on stage with all the the other heavy hitters of Ibanez and then playing this fusion stuff with Simon And it just it went great And so about four years later, he was he was going to he’d made a record called Symbiosis with Ray Russell on guitar Ray couldn’t do the tour. And so we thought oh, yeah that guy Andy, you know, he Had his stuff together and plays the music well And so that’s how it started we started did that tour for symbiosis in 97 and That led to a lot of tours like you, you know, you heard the out of the blue live thing The record with Anthony Jackson and Ray called another lifetime and then the later protocol records we did protocol two and three which was with Ernest Tibbs and Steve Weingart really really nice band and did a couple of tours and Records, so I learned a lot with Simon just his work ethic Clearly a huge amount of experience in the studio.
So working with him, you know, we worked very much live as a band You know, we might have to go back and do a solo or add some other parts, but you record like it was 1976, you know Yeah, let’s get in there. Let’s play the tunes down and it’s all very
Rob
And did Simon have a clear idea of what your parts would be or were you free?
Andy
Oh, well, no, no, no. So he he would make a very um Very defined demos and have would have charts and he would he would you know He’s good with the guitar patch on the keyboard and you know He’d have the lines that if he’s if he’s the primary writer, he would have had the lines Obviously any improvisation was all up to each each guy But no, he had a very clear vision of the song and what he thought it should be He wants you to put your thing to it.
Of course But uh, but I enjoy that it’s and it’s so It is so different and contrapuntal to my own thing that that’s what made it enjoyable You know the music the the the rhythms can be challenging because it’s not all normal time signatures a lot There’d be you know 11 16 13 15, whatever uh And then the harmony he writes in a way to a lot of times the harmony has no a third It’s a lot of stacked boards. My whole world Revolves around the third right? So he’s he’s he’s taking away my superpower What seriously it’s like there’s still there’s still some harmonies of songs where I don’t know what to play. I just have to I have to just try and respond and It’s a very bizarre thing So in that that discomfort and that that that uncertainty But there’s a there’s a rock ethos to all of it.
And that’s why I think I was such a good fit with him In that style because because he comes from that and uh, but he writes with the adult chords as he goes Yeah, yeah, yeah, so It was it was it was a good combination of players and he still goes on it as with the protocol band But it’s a very different group great guitar player alex. So yeah, I was playing with him earn this plays with them It’s just a different band. It’s you know, yeah Home blowers and they got a great sax player. Um He’s a wonderful band. I love simon so much and we we we’re still in touch and do little projects here and there But we i’m sure we’d like to do another record or two together in some Some format. I have some ideas. We we did talk at nam about Doing something. So we’ll see we’ll see
Rob
Yeah, I really like what you brought to that as well, because it’s not a traditional jazz player thing, but I definitely heard you, especially at the gig, do more of that outside kind of stuff that maybe you do normally.
Andy
do probably grasping for no no no for sure you can tap into more of a yeah fusionistic type of mindset
Rob
Cool. Okay, so let’s go back to where did you go?
So again, really, really the tasteful note choice is the space really jumps out again. And I made a little note here that the ability reminds me of Joseph Trioni, which we already mentioned, but building on a melody in different octaves subtly enhancing. Would you say, like my quote, I have a question, where do you think you get this sense of melody from? I’m guessing you’re going to say that Beatles collection that you were wrapped in, but is that, you know, where would you say that comes up?
Andy
There’s that’s a huge that’s a huge part of it, but it’s it’s just all music. Yeah, you know I can’t say I’ve gotten anything melodic from Joe What I got from him was the the respect and the awe of the technique but also the respect for the songwriting Yeah, you know what I mean?
It’s like There’s definitely like like my first record with Busta soda and Carpe Diem were quite overtly Satriani-esque, you know, yeah, but it was more of it wasn’t necessarily about the The melody was about just the energy and the right the director of the music but no the melodies that I’m coming up with are much more in line with all the because the Beatles are are are a Foundation but I’ve literally listened to everything sixties pop Ever produced and and onward from there and we just always attracted to you know post Beatles It would have been bad finger and the raspberries. Yeah, you know and all things all things along the way it does as my love of of Jazz, you know grew and then eventually show pan and that and that type of romantic era it’s but jazz is a big part of all of my melodic choices because You’re you’re the necessity of navigating the chord changes which which then Spills back into the rock playing because if I’m playing a minor to G to F Of course, you’re gonna shred a minor pentatonic and think of Aeolian works all day But but having played so much jazz at a certain point I was I was way more into addressing each chord as it’s going by So that’s that’s what’s having any solo that I play or any composition.
Oh, I can hear that for sure It’s much it’s but it’s really reflecting the the tension and release of Chord tone versus not core tone. No, I’m not I’m not necessarily doing it overtly consciously But it’s just what my ear wants to go.
I can stop and analyze it any moment Well, of course, that’s why I played that C going to be over that Because I want to hear that. I want to hear that the resolution of that and it’s that sweet that sweet note So that that’s more the overall influence that’s more of and of course all the guitar heroes and all the Eric Johnson’s another big guy Yeah
Rob
And all of these guys like Eric Johnson, and, you know, they’re all very melodic play, even though people get hung up on the technique and the speed, when you listen to even, you know, Steve Vyge, Satryani, there’s so many great melodies in their music, you know, for sure. And I hear that in your playing.
And I think it’s the thing where you know, you know, you’re not consciously maybe thinking, oh, you know, it’s an F chord, I’m going to hit an A, but because you know you want to hear the sound of that major third, I think a lot of times you’ll find a way to play it that’s really interesting as well, like a bend in a slur up a bend down, you know, and that’s really, again, that’s kind of a Jeff Beck thing, but it’s a beautiful way to highlight that note. Sure. You know, and find it. I mean, that’s something you do probably just without thinking a lot.
Andy
Well, no for sure, but that’s the hope for every note. It’s like, how can I make this the most interesting that it can be? And Larry Carlton’s another guy that I learned a lot from his way of approaching the same note so many different ways, pre-bends or slices. But after a while, it just becomes an instinctual thing that you do.
So like, oh, I better try to make this as interesting. But it’s just, it’s part of that, for one of my true fire courses, the melodic muse, I had to come up with a term that described this and I call it the auralect. And it’s this collection of the library of tone and music and melodic and harmony, all these things that we’ve loved that turn into an instinct. It’s not our intellect, because that’s the brain, but the ear, the intellect of the ear, if that makes any sense, of what it wants to hear and how it wants to hear it. And that’s what’s all imbued in all the composition, all the, you know, all the inflection, all the articulation. But this is just true for all of us. I just had to think of a way of describing what that is and how, you know, why were Lennon McCartney such great songwriters? How did Jeff Beck get to do what he did and what had he listened to? And what was he trying to emulate from bird sounds to Bulgarian choirs or whatever his muse was at the time. And that’s what all feeds that auralect and what we’re trying to then put back into what we’re doing.
Rob
Yeah, and I take your point about the jazz influence as well, because I’m not somebody that necessarily wants to play autumn leaves every day. But at the same time, at the same time, spending time studying those rulebook songs, for me, was a real eye opener.
And you really see the link to that, to the McCartney stuff and everything else that comes after it, don’t you? Because it’s like, oh, I see the way they’re thinking about getting to this chord, but they’re doing it from two chords away, you know, and they’re working their way to that chord. And major minor on the four chord and these kind of things, you know, it’s really, it doesn’t.
Andy
You bring up a good point about the not wanting to play autumn leaves every day and you don’t have to but it’s it’s and and that specific song came up was Having played a bunch with paul gilbert in a different event over the years and I knew at one point he was kind of recognizing That I was navigating these changes and I just wasn’t playing shreddy scales And he was starting to kind of work on that. He goes. Yeah, you know, but I just I don’t I don’t I don’t like I don’t like I don’t want to play autumn leaves every day, you know It’s the exact same kind of thing.
Yeah, and so but I heard his trajectory and how he started to really More address these things and he’s playing evolved in a way. That’s just incredible. It is really interesting He’s always he’s always been one of the great you know, um You know virtuosos of the rock world and will always be i’ll never forget a moment one of those moments where you’re i’m standing next to joe saturnia on stage and it’s Uh would have been mike keneally and there’s there’s paul gilbert. He’s having his solo moment, whatever we’re playing Yeah, and he’s just doing what paul gilbert does I’m standing next to joe joe looks at me looks at paul says i’ll never be able to do that You know and none of us none of us. Well, it’s like yeah You know, but that that’s the beauty But the thing about paul that I think everybody recognizes and loves that he’s just the eternal fan And but he’s also He’s one of the hardest working guys too. He’s continually to push push his own envelope and do he’s producing so much And capable of so much and especially in lieu of of his uh, the obstacles of his hearing issues. Yes
Rob
he’s really focused in on slide playing and emulating vocalists and find very much that’s true you know it’s like that seems to be the direction he’s gone which is really interesting you know
Andy
It’s beautiful, man. It’s so great to see that that intent and that evolution, you know, and that’s again, Jeff Beck did the same thing He’s just trying all these different pathways and I think it’s a lot of it’s just I’m sure it I can say it for me It’s selfish.
It’s like I just I don’t want to hear me do what I was doing. I’m bored with that I want I want to I want to deal with some new juice some new stuff
Rob
I think, looking back on when I started playing and stuff, I think the way it’s taught isn’t great in the sense that we get locked in these scale patterns, especially if you learn growing up playing rock, because it wasn’t until I really discovered Cage and Triads, and thinking about how Triads move, that that informed lead playing so much. It became, it wasn’t a rhythm and lead, it just became the same thing, right?
Great, great, great. It wasn’t until I started to see that, that I was, you know, you know what I mean? It’s like, I feel we get so locked in these scales that we, for my ear, it takes me a long time to be able to internalize, you know, oh, there’s a third, that’s a ninth, you know, and working on it that way is so much more beneficial long term, I think.
Andy
think that I was when I went through the period where I was learning yeah of course I knew the basic pentatonic stuff it was until I was studying in University of Miami down in Florida my third and fourth year college where you know we were learning all the jazz guitar theory so the modes and these things but really you know I’ve been playing some pentatonic things horizontally but that that really scoped in the modes and learning the guitar neck to see it in a horizontal fashion was really really benefited me I I do I do things visually more than I realized where I do maybe it’s that’s the cage thing that you reference I yeah I every note that I play I’m kind of seeing the chord that that might be involved absolutely yeah I didn’t realize I was I was doing it but through teaching it man I’m always seeing these shapes and that’s how I kind of know that’s a great
Rob
about teaching it’s like you learn a lot about yourself you do it’s like how do I find the best way to explain it exactly yeah it’s really good
Andy
There’s so much that, you know, the horizontal complaint, that’s why I do a lot of exercises for a student where I’ll say, okay, play over this chord progression, great. Now do the same thing, but now with one finger on one string, and let’s see where your instincts take you, instantly changes their playing and they instantly start playing a melody.
It can be miraculous. And so it’s like, sometimes we have these shapes and these muscle memory things that we do and it’s all valid stuff and we need that for accessibility, but it’s not the connection with the eventual connection with the ear, you know, that a Jeff Beck would have, you know, or the greatest of jazz players where, okay, yeah, this is, yeah, it’s coming from a different place at that point.
Rob
you have to, you know, you can either go a half step or a whole step when the chord changes as an exercise. Oh, yeah, because it’s, it’s something that’s just pure instinct about it, right. And it’s just you have to hear it as it happens before it happens.
Yeah, love that middle section with the funky organ back in. Oh, yeah, that’s a great little brainer. And your solo there. So I’m going to describe that solo as blues. Because it’s, it’s blues inflected, but there’s a fusion element to it as well. It’s got some real bite. Brilliant. Yeah.
Andy
That’s the thing that was it was it was a corporate it was it was a groove that I came up with I remember vividly I was working on a Tascam four track in my in the basement where I was living in Flushing, Queens when I was in danger danger about 1990 and I had a drum machine and I wanted to I wanted to come up With some backing tracks so I could work on modes. So reach mode I came up with here’s C major You know, so for the Locrian, what do you got?
You got that? Yeah And I’d found that tape a few years ago and transferred it and I thought that’s a cool group And then maybe it was at the time where I was had the songs and that’s a good solo section But it’s challenging to to really phrase and play cool melodies on the on Locrian. It’s it was there was a fun challenge So it’s all this the minor seven flat five kind of arpeggiated
Rob
students once, where I found popular or, you know, whatever, but songs that were built on each mode. Right. Oh, yeah. As a reference point to them.
And there was only one Locrian song I could find. And it was a folk song about a grave digger. I’ll have to send it to you because it’s amazing.
Andy
the air. It’s not your common home tonality, but it’s effective and suboxitive. And like you say, it turns into illusion.
Rob
Yeah, it did turn into bludgeon. Yeah, Twin Brothers, even though it’s a rocking track, there’s a melancholy to the opening melody.
Yeah. And again, when you have that, I love how you do that. It reminds me of Weather Report with Wayne Shorter and Peter Asker, where you do that breakdown with just the drums and guitar. Yeah, it’s really cool.
Andy
That one gets a bit shreddy there too. Yeah, I think that was a little yeah harkening back to the ear ecstasy days That was a track that I you know, it’s funny You never you never know sometimes about how a song will be perceived But that one I struggled how much of this belongs on this record But then as soon as I put the record out people kept coming back to that song so now that’s my favorite You never know but this I was I thought it was just a little too on the nose rock But I think it has its place.
It really does
Rob
It does. And the album reminds me of an album that you listened to years ago in the sense that it’s not like too long and that songs have all those moods, but they’re very contained.
You know, it’s one of those ones where you want to keep looping it, which is
Andy
I appreciate that because I do I still like the idea of making a record like we talked about that you know making singles is kind of the way of a lot of artists but you know all those all those artists that we mentioned you know with Gaga and Eilish and and the one that we can’t remember the name yeah the vampire I’m so embarrassed by it still is not coming I mean that they’re making they’re making records and I listen to those records and there’s some good records being made but yeah I do consider this a body of work and I still want to operate in that way you know yeah
Rob
A lot of your fan base probably will consume it that way too, I think.
Andy
I hope so, I hope so man. So lost in this world…
Rob
a little bit darker, really cool theme, the slurs and the bends. The production really shines on this one for me because the guitar is really exposed over the lush, but it’s very visual, this one.
You really are out there, no GPS, you’re just looking around in the jungle. Then about three and a half minutes in, there’s a mood shift and it’s like, suddenly you’re going to be found. You’re going to be rescued or something. There you go.
Andy
Again, it’s meant to be imbued with a bit of optimism and hope. There was a particular person in my life that I had kind of written it for than what they were doing on doing some missionary work in Romania. But it’s also about me. It’s like, man, you know, sometimes you just feel like such an outlier with everything happening in the world, you know, so it’s I think a lot of us can have that feeling of isolation.
But there’s there is there is that light there, you know, that’s why I wanted it. I wanted to take it there at the end of the piece and not just have it be all, you know, doom and gloom.
Rob
like, like I’ve mentioned here, there’s a lot of that shifting mood and, and, you know, there’s a lot of hope in the record, I think. And also, this is all through your playing, but particularly on this record, I definitely feel the joy in it too.
Andy
Uh, thank you, man.
Rob
you know there’s a lot of joy and it doesn’t mean anything the next track. Mike, first question is what doesn’t mean anything?
Andy
Well, okay, so that’s one of the tunes that it was kind of a Zeppelin-esque idea of just a low, cool riff. And I played all the instruments on the demo, and my feel for the shuffly thing is good, and it’s very swingy. So the title is kind of, it don’t mean a thing if it ain’t got that swing.
But I couldn’t call it, it don’t mean a thing, but it does not mean anything. It’s the BBC version. It does not mean anything. It does not mean at all. Yeah, as much Bobby Graham as it is John Bonham. But that one is just overtly a fun piece of music for the sake of being a fun piece of music. And I have to mention,
Rob
which just sounds so good on that track.
Andy
Oh, thank you. That’s that’s my GNI. That’s the awesome. Thank you, man.
Yeah So I the way I use that for those that don’t know it’s like an Octavia type circuit the Hendrix would have used on purple Hays, but it’s a fuzz if it’s a mild fuzz, but so it likes to see a distorted tone So I put that in front of my the JHS AT Drive that my signature drive. That’s my main lead tone So I just leave that setting the same and put a bit of the octafuzz before it and it just has got that neck pickup be You know cool tone to it
Rob
it is the notes are really clear even though yeah because I found with some I have to go very clean to get the notes to be but like sometimes they don’t react as well to distortion and that exactly yeah really good well thank you I’m glad I love that ride cymbal part in that song that yeah um that your drummer does like on the course he’s kind of playing the off time of yes really
Andy
That is great. Yeah, Lamar man. He’s such a beautiful beautiful player
Rob
And then this gets into what you mentioned earlier. So when you have that melodic breakdown, I sort of, I don’t know what I would call it, but like bending on a bend, right? Where you kind of slow from a bend into a bend. For me, Barry Kalman was the first person I heard do that, I think. Yeah, to be, to be super nerdy.
I think it was in the Valley Arts 80s strap period where I really heard him doing a lot of that. Probably not.
Andy
He was doing a lot of that but that’s still not even the first the first solo record if we’re calling Room 335. There’s so many great, it’s the textbook about how to bend and how to get a nice vibe on each note. It’s just so great.
But yeah, the next record he had the valley arts kind of Yeah, yeah, I heard him.
Rob
doing that, Luca through Jeff. Oh Luca. And now those guys like you you you do a lot of that I find I do quite a lot in my playing because it’s just such a fun way to get into Ben’s and
Andy
Yeah, but I mean all these guys we mentioned Luke at there is is probably my biggest You know guy that I’ve taken more from you know And he knows that I tell him yeah, but no but and I know that Larry influenced him too So there there is a bit of a lineage there I think but but Luke just did it in such a way It’s like what Stevie Ray did he took these things and and played him with such conviction Time wise and just by boys and the way he locked with pakaro is just priceless You know the solo at the end of white sister. Oh my favorite Lock it locking of a guitarist and a drummer ever recorded.
Just so great
Rob
There was this late-night TV show in England called Night Network, and they showed the Paris concert, and it was Jeff Picaro’s last, one of the last. Oh, wow, wow. And Luke was doing the Georgia Porgy solo, but he didn’t play the one on the record with the slide. He played this jazz, you know, like he was doing this four-note chromatic thing. And honestly, it was a life-changing moment for me.
Wow, wow, wow, wow. That’s it, that’s the sound. I want that sound, you know. It was like, it was the harmony of jazz, and it was so cool, but it was like rock, energy, and tone, you know, so.
Andy
It was around the same time for me that for sure I was recognizing there’s those things going on, the chromaticisms that most rock guys weren’t doing, but around that same time seeing Mike Stern for the first time with Miles Davis on Saturday Night Live. It was that same epiphany that he had that Hendrix-y bluesy thing.
There’s that vocabulary. So to me, he’s not the first fusion guitar player, but to me the first kind of really authentic one. And because he’s coming from Hendrix and it’s coming from all the blues rock and the fusion guys tended to be more from the jazzy side with the bit of the rock. He came from the opposite direction.
Okay. That’s for me. And that’s what Luke certainly still does. That’s what he was presenting.
Just enough of that. All right. What the hell was that? How do I do that? Exactly. So good.
Rob
So why must it be so sad? Obviously, a very Beatles-inspired, beautiful track.
I have some questions about chord tones, but you’ve already answered that. Also, it’s very nice that you’ve got Paul McCartney on bass there because that bass line at the start is very bold. That is insane.
Andy
Travis, and that’s just him on the floor working up the song. That’s his instincts. Yeah, yeah, yeah.
Rob
But it was the perfect, it’s the perfect line for what he had.
Andy
Insanely right on the money man. He just read that whole band. They read the room. They hear the track They you know, it’s just it’s instinct. It’s there.
It’s there. That’s their gift, you know, it’s just amazing
Rob
um something good’s gonna come as you know right that is me it’s a really really good vocal thank you man i appreciate it you love hearing that don’t you well you know
Andy
No, it’s nice, but and I have I’ve done a bit of vocals. I know I’ve heard yeah on past records And I do write a lot of stuff and there’s there’s another vocal record or two that I really want to do and Mostly I read that song is the song I’ve had for for for many years actually and just never really Properly fit.
I hadn’t finished the lyric and I recorded a version with my band We never finished it out. So I was actually doing a record with Stan Lynch from Tom Petty and the Heartbreakers original Heartbreakers Stan Lynch and for our artist named John Christopher Davis They have a record that just came out called the speaker wars and I’d co-written some things and did some tracks with them We were possibly gonna do a band together just it didn’t work out But working with Stan who does a lot of co-write lyrically, you know, he does so much stuff with Don Henley and Toto and all these other people But just a really really cool guy.
We’d recorded a version for that record We decided not to use it, but he helped me finish the lyrics without mounting It’s time for me to do this track and really do it, right? So I offered it up to Josh and he loved it and so that we cut that.
Yeah, so I’m proud It’s so it’s so on the money for all the all the right parts and Yeah I’m proud of the way that I got the vocal done and the guitar track on there was actually I just done a Video shoot and photo shoot for Larry DeMarzio Which is actually all the cover of photos that you see for recovery came from that session so this goes back to maybe October or November of last year and Something that’s gonna come was the last track that I needed to finish. I had had the vocals had the rhythm tracks done Well while I was up there, there’s a great music shop a guitar shop called music Villa in Boseman, Montana really one of the great shops in the whole country and I’ve done a couple of clinics there in the past and I had to thought well while I’m up there, you know My wife wanted to come up and do some sightseeing us.
I might as well do a gig You know while I’m up there and so contact me I was the do a do a clinic and but I was in town for a week For the for the time with my wife and then also for Larry’s video and photo shoot a couple of days So I would I did it was walking distance the the guitar shop from the hotel So I I would do this walk every day. I’d stop in first day. I stop in there. Hey, we just got this 59 jazz And I’m like look luckily I didn’t dig it because it was Perfect condition. No nowhere. So I didn’t I think I’m gonna get a vintage guitar. I wanted to feel like somebody Literally three days later I walk in it’s like oh, hey, there’s this reef in 63 Strat check it out. Oh and So you see what’s coming here Luckily, it was a reef in but the neck was was beautiful The price was kind of reasonable considering and so we worked out a deal So I’ll do the I’ll do the clinic you shave off a bit from the price And so I went home with that guitar and that’s the guitar you hear on that track
Rob
a lovely sound.
Andy
I got the got the neck pickup II thing to it really goes ready thing so I was you know There therefore it was worth it, honey. I Got that track
Rob
It’s a really, really nice track. Thank you, man. Your vocal, you know, do you know Donny V? Oh, gosh, of course. I got that kind of vibe a little bit from…
Andy
It’s all linen, you know, yeah, so but no, I loved it enough enough when they came out because he was such a yeah You know, he was clearly a linen guy and an Elvis Costello guy and those are my two of my biggest influences lyrically and and vocally certainly, you know for whatever reason Thank you
Rob
kind of jellyfish as well.
Andy
Oh, gosh, anything, anything ish of the Beatle world, it’s on the radar and some of those guys did it to such a great degree. You know, when I got out the other day and just, just thought this, this may be just one of the greatest records ever was the first Knack record.
Oh, yeah. I lived with that so much when you’re my sharon and all that.
Rob
with that whole record killer guitar playing as well it’s one of my favorites so
Andy
The one on my show is one. Yeah, I think it’s one of the greatest guitar solos ever It’s also so long for a pop solo And that record was done for like 13 grand and they probably did it in a week But if you hear a live recording of the knack and there’s something on iTunes now of that era They would they already sounded like that.
There’s barely any overgubs on the record. They just went and played that that down live It’s the Les Paul and the strat and it’s just the perfect guitar sounds the band sounds amazing and the songs are great Yeah, so if you’re a power a power pop fan, man I just in fact, I just saw I just saw a clip of Kurt Cobain speaking about how we love the Beatles And so I click on it. Yeah, Kurt Cobain talks about the Beatles Oh, I love the Beatles, but I didn’t dig the Hollies or Herman sermons They were kind of like, you know, one of these blah blah blah, but that that knack record and he just lit up
Rob
I have a soft spot for the holidays, though, because my mum and dad used to do that. No, I love the holidays.
Andy
Um, oh my gosh. Yeah.
I went to a period a couple of months ago where I listened to Tom Petty’s buried treasure on every every I’ll take a four mile walk every day And so I put on the headphones and and listen to music and I can stream the xm serious app And uh pay you back with interest Oh from from the holly’s just the the shrillness of his voice and the way it blended with With uh, you know gram and the other singers. It’s so uniquely them It is you know, carry in and bus stop. There’s so many great songs
Rob
So, all right, almost there. Oh, almost home. There you go. So nice classical influence, a little bit Steve Morcey in the field.
Andy
This is beautiful because I did an interview yesterday and somebody said the same thing So the thing about that is that you guys would have gotten the digital folder of the record You haven’t seen the cover right that cover you flip it over. It says almost home dedicated to Steve more.
Yeah, you’re right on the money So I had that riff, you know, cuz I’d gone to see Steve when he did one of the early a few years ago He did it, you know some drags reunion. Yes. Oh my god, and so just a wonderful night, you know of just Witnessing the beauty of of that music and you know, not just Steve as a player, but Steve was a writer Yes, his voice his voice Compositionally is so uniquely him from all the Baroque and the southern and so I went home in that that riff that That at least the chords kind of came. I thought oh, this is a cool more zian, you know And I just couldn’t I couldn’t think of anything else to do with it I finally came up with melody over it, but I just could never have figured out how to finish it But with the impending I had any tracks for this record thought I need to put that together. So I did Steve and I did a the Andy would Woodshed camp to get a list and I and I’d already by then I’d already finished it, but I said man I had this track I wish I would have reached out to you to finish it, you know Yeah But it is very much dedicated to him from the from the aspect not as the guitarist but as as the writer Yeah, you know what? So I’m so glad you you picked up on that because that was very much the intention so it’s right
Rob
uplifting feel that his stuff with the client and all that. All right, last one. And I’ll let you go. And let me just say thank you so much for spending the time with me today.
Andy
Again, it’s you, and we have a certain report to start with.
Rob
I’m a sucker for any of that kind of 6-8 feel, I’m like, you had me at the first. Beautiful.
And my favorite little part in that is, in the second half of the verse is around, if anyone wants to listen, it’s around a minute. There’s this little, this little,
Andy
push yeah because of this the space before it exactly yeah it’s just got a good a good emphasis to it
Rob
that’s a then that song was a great kind of encapsulation of the whole album in the sense of the taste of it and there’s a playfulness to that chord as well the way it comes in yeah anyway um man i i was going to ask you about gear but you’ll be talking about that with other people so that’s all you
Andy
Yeah, for sure. I mean it was a lot of what you see here a lot of the record is either The two lone stars or this or the sir and the and the marshal 68 super lead which this is a very much a marshal 68 super lead So both clean and pedal platform mainly and the the Keely halo is always on That’s my my dual echo signature pedal the main heavy lead tones would be the JHS AT signature Neck pickup stuff would be my mark three Driver which is a heavily modded blues driver that Keely and I collaborated on I use that on the germanium setting In front of the JHS to clean up the neck pickup Me to click to clarify the low low end because if I get a bridge pickup on, you know sound lead tone You know if I go to my neck it’s it’s going to be muddy right so but if I add that mark three with the germanium Uh, it just and that’s so every one of those stratty neck pickup tones on the record There’s a lot of them. That’s the signal chain.
So it’s my main at 100, which is not in the room right now Um on most of it this guitar with the mahogany by the new signature atz 300 Is on between brothers and love is greater than hate the more overtly forward rock kind of resolution tone Uh, then there’s a variety of vintage strats the uh, the 1963 refinish I mentioned. Yeah, um, Alone in this world. Is that what it’s called? Lost in this world. Sorry The name changed lost in this world with that was a 1960 hardtail Uh strat and then there’s a 65 reef in on a couple of things But uh, there you go.
I did that. I did the lightning round of gear. You certainly did that was great
Rob
And I totally took your point about that neck pickup as well, because on the record, you can really hear each note in the chords when you’re on that as well. It’s very clear.
Andy
Right on. Thank you, man. Thank you. Thank you.
Rob
Anyway, Andy, I’ll let you go. Thank you, Rob. Please let me know when you’re playing in L.A. because I’m going to come see.
Andy
Yes, I would love I’d love to see you again and do some more hanging man. That would be great. Yeah. Thanks. Thanks for having me buddy
Rob
Congratulations on the album. Take care.
Andy
Let’s be in touch
ロブ・ガーランド (Rob Garland) ギタリスト プロフィール概要
ロブ・ガーランドはイギリス出身の多才なギタリストで、ジャズ、ロック、フュージョンなど幅広いジャンルで活躍しています。
音楽キャリア
イギリスで育ち、さまざまなバンドで経験を積む
自身のバンド「The Blue Monks」でアメリカ全土のフェスティバルやクラブで数百回の公演
B.B.キング、ブッカーT.、チャック・ベリーなどの著名アーティストの前座を務める
現在はロサンゼルスを拠点に活動
ジャズファンク・フュージョンバンド「Catatonic」と、ブルースロック・フュージョンパワートリオ「Pagliari/Garland/Garcia」のメンバー
2018年にはレジェンダリーギタリストのスティーヴ・ヴァイと共演
主な共演者
スティーヴ・ヴァイ
ジミー・ハスリップ(イエロージャケッツ)
マルコ・ミネマン(ジョー・サトリアーニ)
ガス・ソーントン(アルバート・キング)
ジョエル・テイラー(アラン・ホールズワース)
その他、トニー・ニュートン、ミック・スティーヴンス、マルク・ラパライネンなど
レコーディング経験
バッド・ロボット(J.J.エイブラムス)
レモンツリー
リボルバー・スタジオ
ザ・ヴィレッジ・レコーダー
教育者としての活動
30年以上にわたりギター教育に携わる
ミュージシャンズ・インスティテュート(G.I.T.)の講師
TrueFire、JamPlay、ファンダメンタル・チェンジス、チェリー・レーン/ハル・レナードなどの教材制作
ソノラ・ギター・インテンシブでの講師
「CAGED Rhythm Guitar Method」などの教則本を出版
2024年に「Real World Guitar」を立ち上げ
音楽性
ジャズのハーモニーとロックのエネルギー/音色を融合したフュージョンに強い関心
ジャズロックフュージョンのインストゥルメンタルから、アコースティックのボーカル曲まで幅広いジャンルで作曲・録音
機材サポート
James Tylerギター
Bognerアンプ
Curt Manganストリングス
ChickenPicks
Moody Leatherギターストラップ
ロブ・ガーランドは14歳の頃と同じく、今でも音楽とギターへの情熱を持ち続け、むしろより一層深めています。様々なジャンルを探求し、特にジャズとロックの融合であるフュージョンに魅了されています。
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