なんと!アンディ(Andy Timmons)のペダルボードを組み立てている貴重映像がYOUTUBEにアップされました!
こちらの記事で紹介した ⇒ https://andytimmons.jp/?p=52
アンディが愛用しているスイッチングボードの「GigRig G2」の代表でもある Daniel Steinhardt 氏によるアンディのペダルボードを組み立てる一部始終を公開している映像がYoutubeにて公開されました。3月のプロトコルツアーの時点では、フロアにエフェクターが並べられているだけでしたが、Daniel Steinhardt 氏によってボードに綺麗におさめられました。
本人のFacebook写真とともにお楽しみください!!
最近のアンディの活動としては、サイモンフィリップスの「プロトコルⅢ」のCDに参加が新しいですが、アンディは現在プロトコルⅡのヨーロッパツアー中です。自身のFacebookde最新機材の写真をアップしています。
それがこちら。
機材の写真が縦になっているので、横にしてみました。
わかる範囲で解説をしていきます。
TheGigRig G2(effects pedal board switching system)
Strymon:TIMELINE (Delay Machine)
多くのプロミュージシャンが愛用している高機能&高価格なディレイです。5万円くらいですが、たくさんのセッティングや、様々なディレイサウンドを作り出せます。ディレイ音だけ歪ませたり、高音カットしたりと本当に多機能です。
アンディは、これにエクスプレッションペダルをつないでディレイタイムをコントロールしています。今回の映像では、Dulop製のエクスプレッションペダルを使用しています。
CarlMartin Complessor Limiter
アンディはクリーントーン時~軽いクランチ時は、だいたいコンプをかけています。このカールマーチンのコンプはずっと愛用しているアンディの定番アイテムです。最近なのか?とても小さいボディの物を使っています。さらに、プロトコルツアーでは、次に紹介するXoticのコンプも多数見られます。
Xotic SP Complessor
今回の映像では組み込まれていないようですね。
Xotic EP Booster
SP Complessorではなく、このEP Boosterが組み込まれています。これも最近ギタリストのボードではよく見るブースターです。歪ませることなくブーストでき、ソロの時などに使用されます。中にスイッチがあり、ブースト時にゲインをアップできる設定もあります。
Xotic SL Drive
歪みエフェクターは今回のボードでも多数あり、合計で5種類にもなります。Xoticは元々、アンディのBB preampモデルから愛用しています。最近、BB preampは出番はありませんが、自身のアルバムツアーではないので、それが理由かもしれません。
Xotic SL DriveはMarshallの1959をイメージして作られた歪みエフェクターです。
Boss Blues Driver(BD-2) Keely Mod
このエフェクターもよくアンディのボードの中には入っています。キーリーというメーカーによって改造されており、Phatスイッチを使うことによって通常のBOSS製品よりも音が太くなります。
Dean Markley Overlord Classic Tube Overdrive
これも歪みエフェクターですね。最近ボードに登場するようになりました。詳細はあまりわかりません。
JHS Pedals “Angry Charlie” Pedal
こちらも歪みエフェクターですが、ディストーション系のペダルです。モダンマーシャル系のハイゲインまでだせるようです。
今回のボードの中では一番、歪みが多いペダルかもしれません。BB preampの代わりとなるような存在ではないでしょうか。
GNI Octa Fuzz
このファズもアンディのボードではよく見かけます。GNIはコーラスとともによく使っていますね。
MXR / PHASE90
これはヴァンヘイレンの使用でもおなじみのフェイザーです。これもよくアンディのボードでは見かけます。
Electro Harmonix Micro POG
これはオクターヴァーです。和音にも使用でき、反応が早く、ピッチも正確ということで愛用しているギタリストが多いです。
SONIC RESEARCH / ST-200 Strobe Tuner Stomp Box
高性能チューナーです。以前、アンディはPetersonのストロボチューナーや、KORGのDT-10を使っていましたが、最近はこのチューナーをよく見かけます。ストロボチューナーはかなり精度が高く金額も高いですがこのチューナーは2万円程度と半額くらいです。トゥルーバイパス仕様です。
XOTiC Wah XW-1
XOTIC製の使用率が最近高まっていますが、アンディはWAHも様々な種類を使っています。BUDDA、FULLTONE、CAE、VOXといったWAHを使用しているのを過去の動画で見ました。このXOTIC製のWAHは最近のサイズが小さくなっているWAHのように、ボディが小さい上に、ノイズが少なく、ワウの中でもとても好まれている初期のイタリア製クライドマッコイ・ワウを再現しています。ボディ横のツマミによって様々な音色が作れるようです。
Gigrig Generator
動画でちらっと写っていますが、電源供給量の電源です。最大5 Ampsで分岐用のコネクターもあります。
Gigrig Isorator
これは上の「Gigrig Generator」からの電源を分岐させるためのハブです。
Gigrig GrumpyBot Buffer
これも動画でちらっと写っていますが、音痩せを改善するためのバッファーです。
Gigrig Bank Manager
ボードの左上にあるスイッチで、Gigrigのスイッチャーのバンクを変更するためのスイッチだと思われます。
最後にDaniel Steinhardt 氏がシールを貼っていましたが、このラベルメーカーで作っているようです。細かいとこまで配慮ができますね笑 さずが!
ちなみに写真にはこの二つのエフェクターも写っています。
tc electronic Hall Of Fame Reverb
MESA BOOGIE LONESTAR
もちろんアンプはメサのローンスターです。今回はいつものコンボタイプで、スピーカー1発ですね。
DV MARK MULTIAMP
Simon PhillipのFacebookの写真では、LONESTARの上に、アンプシミュレーター「DV MARK MULTIAMP」が見える。
アンディの新しい機材なのか?バンドメンバーのベーシストERNEST TibbsもMARK BASSのアンプを使用しているが、このmark Bass から出されたアンプシミュレーターが「DV MARK MULTIAMP」。アンプシミュレーターなのに、POWER AMPも組み込まれている。
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